小栗旬、15キロ減量で脱水症状に 二階堂ふみ「役者魂を感じました」<人間失格>
2019.09.14 21:21
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14日、都内で行われた映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』公開記念舞台あいさつが行われ、主演の小栗旬をはじめ、女優の沢尻エリカ、二階堂ふみ、俳優の千葉雄大、蜷川実花監督が登壇した。
小栗旬、太宰治の役作りで15キロ減量
イベントでは、撮影現場での“ヤバい実話”をキャスト陣がトーク。天才作家・太宰治(小栗)の最後の愛人・富栄を演じた二階堂は、「小栗さんがガリガリに痩せていかれた。スタッフの方がバタバタして、どうしたんだろうと思っていたら、痩せすぎて足が動かなくて塩水に足をつけていて。それを見たときに、小栗さんの役者魂を感じました」と太宰を演じきった小栗へリスペクトを送った。太宰を演じるため「15~6キロ落としました」という小栗だが「最後の最後に減量ミスですね。塩分がなくなって、脱水症状になっちゃったんです」と反省。「もう少しちゃんと計算してたどり着けばよかったんですけど、最後の最後にガンッと落とそうとして無理な減量をしてみたら、やっぱり体に無理がきて。勉強不足の自分が無茶した結果でした」と続けると、蜷川監督は「日に日に体重も落ちていくし顔色も悪くなっていくし、どこまで保つのか心配だったんですけど、最後のシーンはギリギリのところでやっていて、それが画に映っていて壮絶でした」と小栗の体を張った役作りを称賛した。
映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」
天才作家・太宰治が死の直前に完成させた「人間失格」は、累計1200万部以上を売り上げ歴代ベストセラーのトップを争う“世界で最も売れている日本の小説”。その小説よりも遥かにドラマチックだった“誕生秘話”を、太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実をもとにしたフィクションとして初めて映画化された。小栗は「僕にとっては36年間培ってきたすべてをぶつけた太宰治になっていると思いますし、悔いのない作品作りができたと思いますので、もっともっとたくさんの人に観ていただけたら嬉しいです」と本作に込めた思いを語った。(modelpress編集部)
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