佐藤健、映画「ドラクエ」に手応え「確信した」
2019.07.16 15:28
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俳優の佐藤健が16日、都内にて行われた映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(8月2日公開)の完成報告会見に出席した。
佐藤健、映画「ドラクエ」に手応え
国民的RPG「ドラゴンクエスト」の「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(1992年発売)のストーリーを原案に、ドラゴンクエストシリーズ初のフル3DCGアニメーション映画化した今作。“家族と共に魔王の復活を阻止するために旅をする”勇敢な主人公・リュカ役のボイスキャストを務める佐藤は「ドラゴンクエストのファンの皆様というのはその思いが強すぎるゆえに今回の映画化に対して、快く思っていない方々も少なくない数いるというのが事実で、その気持ちは痛いほど分かる」と様々な声が上がっていることに言及しつつ、「いち早くこの映画を観させていただいたものとして、この映画はドラゴンクエストとの大切な思い出を持っている方にこそ、観てほしい映画だと確信した」と自信。「とにかく8月2日の公開までに、世間を“ゲームが好きでゲームとともに育ってきた人たちは絶対にこの映画を観なきゃいけないんだ”って空気に変えたいんです」と意気込んだ。
また、「声での表現は初めてだった」ため、「最初は大変で苦労したと言いますか、難しかったです」とも。一方で、「監督の温かいアドバイス、指示のおかげで最後までできたなという思いです」と感謝を語る場面もあった。
佐藤健・有村架純・波瑠…キャスティング理由は?
会見にはこのほか、佐藤とともにボイスキャストを務めた有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシ、原作・監修の堀井雄二氏、音楽担当のすぎやまこういち氏、総監督・脚本の山崎貴氏、監督の八木竜一氏・花房真氏らが登壇。キャスティングについては山崎氏が「“このプロジェクトが実写になりました”って言ってもお芝居がもつ人に来ていただいて、声だけじゃなくて気配のようなものとか役者さんが持っている資質をもとにアニメーションを作っていくという方法をとった」と説明し、佐藤へは「ゲーム好きな方ですから、こういう企画はおっかなかったんじゃないかなと思いますけど、真摯に向き合ってくれてやりきってくれたなと」とコメント。
これに佐藤は「このチームじゃなかったら、多分受けられない仕事だなと思います。信頼があったから成立した企画だなと思います」と振り返っていた。(modelpress編集部)
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