R18で異例の反響「娼年」松坂桃李と交わる“男性”猪塚健太、8kg減の裸体…身を削って魅せた特殊な性的快感とは
2018.04.20 18:00
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石田衣良氏の恋愛小説を松坂桃李主演で映画化した『娼年』(R18+指定/公開中)より、猪塚健太演じる娼夫・アズマの写真が公開された。
女性たちの欲望に向き合うことで変化を遂げていく主人公・リョウの姿を繊細な表現で描き、多くの女性から共感を集めた恋愛小説を、2016年の舞台と同じ松坂×三浦大輔監督のコンビで映画化。公開後、SNSでは「爽快感がすごい」 「感動して笑って泣いた」 「いろいろと語りたい」「松坂桃李の演技力がすごくて圧倒される」「娼年ワールドの虜に」「満員の映画館で観るのは不思議な体験というかもはや事件」などの口コミが広がり、R18+指定作品としては異例のヒットを記録している。
舞台ではアズマがリョウにアイスピックで胸を切り裂いてもらうという演出だったが、それは遠くから観る観客には伝わらないかもしれないという理由で原作とは違うものだった。映画では原作通りのシーンとなり、猪塚は「念願が叶ってとても嬉しかったです」と語る。舞台版から同じ役を演じている猪塚は、原作を再読して思い描いたアズマ像に近づくようにと“線の細い少年のような体作り”のために8kgの減量をし、繊細に表情や声に変化をつけ、純真と狂気との狭間を漂うアズマを見事に表現した。
無気力な大学生の時点から徐々に娼夫として身体を絞った松坂と、まさに身を削った共演となったが、舞台での経験を経て、“あ・うんの呼吸”が既にあり、とにかく頼りになる、本当にやりやすい相手だったと振り返る。「桃李くんがリョウを演じてくれているからこそ僕も女優さんも安心してこの作品に挑むことができるんだと、映画版で再びご一緒させていただいて改めて実感しました」と猪塚。
ナイフで切られた傷跡が無数にあるアズマの身体と彼が快感を味わうシーンには思わず目を背けることがあるかもしれない。だが、猪塚はアズマという役に思い入れを持ち、舞台でのアズマとリョウという関係性を、より研ぎ澄ませて洗練させた手応えがあると映画への自信を覗かせる。普段は、好青年に見られがちだが、「本当はどちらかというと“アズマ側”なんです。アズマのような危うい部分を秘めた人間を僕は理解出来ますし、こういう役を演じてみたいとも思っていました」と意外な面も見せる猪塚。松坂との魅惑のシーンは、一つのスパイスというレベルを超えた印象的な彩りの物語となっている。(modelpress編集部)
猪塚健太、8kg減で“線の細い少年のような体作り”
松坂演じるリョウと客の女性たちの物語はもちろん、リョウと「Le Club Passion」でNo.1を競う娼夫・アズマとのシーンに注目。痛みでしか性的な快感を得られないという特殊な感覚を持ち、「僕の中で配線がこんがらがっているんだ」というアズマの告白に真剣に耳を傾けるリョウ。そこから繰り広げられるのは、男性同士の濡れ場とアズマが快感を得るためにリョウにあることを頼む場面だ。舞台ではアズマがリョウにアイスピックで胸を切り裂いてもらうという演出だったが、それは遠くから観る観客には伝わらないかもしれないという理由で原作とは違うものだった。映画では原作通りのシーンとなり、猪塚は「念願が叶ってとても嬉しかったです」と語る。舞台版から同じ役を演じている猪塚は、原作を再読して思い描いたアズマ像に近づくようにと“線の細い少年のような体作り”のために8kgの減量をし、繊細に表情や声に変化をつけ、純真と狂気との狭間を漂うアズマを見事に表現した。
無気力な大学生の時点から徐々に娼夫として身体を絞った松坂と、まさに身を削った共演となったが、舞台での経験を経て、“あ・うんの呼吸”が既にあり、とにかく頼りになる、本当にやりやすい相手だったと振り返る。「桃李くんがリョウを演じてくれているからこそ僕も女優さんも安心してこの作品に挑むことができるんだと、映画版で再びご一緒させていただいて改めて実感しました」と猪塚。
ナイフで切られた傷跡が無数にあるアズマの身体と彼が快感を味わうシーンには思わず目を背けることがあるかもしれない。だが、猪塚はアズマという役に思い入れを持ち、舞台でのアズマとリョウという関係性を、より研ぎ澄ませて洗練させた手応えがあると映画への自信を覗かせる。普段は、好青年に見られがちだが、「本当はどちらかというと“アズマ側”なんです。アズマのような危うい部分を秘めた人間を僕は理解出来ますし、こういう役を演じてみたいとも思っていました」と意外な面も見せる猪塚。松坂との魅惑のシーンは、一つのスパイスというレベルを超えた印象的な彩りの物語となっている。(modelpress編集部)
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