「鋼の錬金術師」Hey! Say! JUMP山田涼介の“弟”アルの声優キャスト発表 異例の抜擢(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX(C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

「鋼の錬金術師」Hey! Say! JUMP山田涼介の“弟”アルの声優キャスト発表 異例の抜擢へ

2017.10.03 13:00

Hey! Say! JUMP山田涼介が主演を務める映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)で、山田の弟役を演じる声優キャストが発表された。

壮大なスケ―ルと世界観、想像を超越した物語で、海を越えて世界中を魅了し驚異の“ハガレン”現象を巻き起こす傑作コミックを実写化した同作。原作はシリーズ全世界累計7,000万部超のベストセラーで、月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された荒川弘氏による国民的人気コミック。幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドと弟・アルの波乱に満ちた旅と成長のストーリーは、今もなお世界中のファンを魅了し続けている。

新人俳優が弟役に大抜擢

今回、山田演じるエドの弟であるアルの声に抜擢されたのは、新人俳優・水石亜飛夢(みずいしあとむ)。ミュージカル「テニスの王子様2nd season」(12~15)、主演を務めた「星の王子様」(15)などで活躍し、テレビドラマ「牙狼<GARO> ~魔戒ノ花~」(14/TX)に準主役、「ロンリのちから」(15/NHK)にメインキャストで出演。映画では『武曲MUKOKU』(17)で注目される今、期待の新人俳優だ。

弟アルは幼少期、亡くなった母を生き返らせようと兄エドと共に“人体錬成”を試み失敗。アルは身体全部を代価として“持っていかれて”しまい、とっさの判断でエドは右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成。近くにあった鎧に魂を定着することで一命を取り止めたため、アルは魂のみの存在となり肉体を持たない。

今回全編に渡ってエドとアル兄弟の絆の物語を描くため、フルCGで制作されたアルはとても重要な役どころだった。撮影現場でモーションキャプチャーを演じる役者に選ばれたのは、100名を超えるオーディションでダントツの存在感を示した水石。芽生え始めた不信感を兄にぶつける激しい兄弟喧嘩のシーンは、もはや吹き替えなど不要なほどの見事な出来栄えで、このシーンのあまりの完成度の高さに、水石にそのままアルの声を担当してもらうことが決まった。屈強な鎧姿の見た目のゴツさとは裏腹に、兄のエドと違い素直かつ温和で心優しい性格を持ち、水石が声を吹き込むことで、無機質なCGのキャラクターではなく、人間のような息遣いを感じることの出来るキャラクターに仕上がった。

監督が“異例の抜擢”理由を明かす

異例の新人俳優大抜擢の理由について、曽利文彦監督は「水石くんは、山田くん演じるエドと演技を交わすCGアルのスタンドインとしてオーディションで選ばれました。撮影前はCGアルの声優は水石くんではなく、別の方をイメージしていました。ただ撮影が進むにつれ、彼のスタンドインとしての演技があまりに素晴らしく、特に兄弟喧嘩のシーンを撮影したとき、山田くんと水石くんの絶妙なコンビネーションを見て、アルの声優は水石くんで行こうと決めました。ですから、今回の大抜擢は、水石くんが実力で勝ち取ったものです。アニメ版アルの声優の釘宮さんが実写映画をご覧になり、映画はもちろん、水石アルを大絶賛してくださったので、水石くんと一緒に飛び上がるほど喜び、私たちの判断が間違っていなかったことを確信しました」とコメント。まるで本当の兄弟や幼なじみのように関係をはぐくんだ山田と本田翼も、この大抜擢を知らされた際、まるで我が事のように、本人以上に跳び上がって喜んだ。

また原作者・荒川弘氏も「エドとアルの2人の兄弟がそこにいました。胸を打つ素晴らしい演技でした。撮影中はアルの代役という立場でありながら、山田さんとの掛け合いがとても素晴らしいかったことから起用に繋がった。まさにアメリカンドリームのようなストーリーです。青年に成長したアルは、きっとこんな声になるんだろうなって思います」と水石演じるアルを大絶賛した。(modelpress編集部)
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