A.B.C-Z塚田僚一、映画初主演 後輩・Snow Manと“オリンピック”を目指す

2017.06.13 05:00

A.B.C-Z塚田僚一が、映画『ラスト・ホールド!』(2018年公開)で初主演を務めることがわかった。


塚ちゃんがオリンピックを目指す!?笑いと涙と感動の青春群像劇

今作は、2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった、スポーツクライミング内の1種目、ボルダリングを題材に取ったオリジナルストーリー。

物語は、廃部寸前のボルダリング部の主将・岡島が、新入生を勧誘することから始まる。大学卒業を控えた岡島は、今や自分1人となった部を存続させるべく、6人の新入生を必死で集める。しかし、集まった6人はゲームおたく、ダンス好き、元ドラマーなど、1人を除いてクセの強い初心者ばかり。壁を超えるとまた新たな壁が出てくる、まるで人生のようなボルダリングを通して描かれる、笑いと涙と感動の青春群像劇となっている。

後輩・Snow Manとボルダリングに挑戦

主演を務める塚田は、今作が本格的な映画初出演(2014年に「劇場仮面ティーチャー」で金髪先生役として出演)にして、初主演となる。そして、一緒に夢に挑む仲間には「滝沢歌舞伎」など、アクロバティックでパワフルな舞台を見せることで絶大な人気を誇るジャニーズJr.のSnow Manが選ばれた。

Snow Manは今作への出演が決まって以来、随時ボルダリング合同練習を重ね、運動神経が良いだけではどうにもならないことを身をもって知った彼らは、以降、舞台、コンサートの合間を縫って、時間が許す限りインストラクターにつきジムで自主トレーニングに励んだ。

塚田もSnow Manメンバーも屈指の身体能力を持つ選りすぐりのキャストではあるが、プレッシャーを力にして練習を怠ることなく、6月中旬のクランクインに向けて今なお入念な準備を重ねている。特に塚田は「ボルダリングでオリンピックを目指したいくらい!」と手ごたえも、意欲も気力も充分。インストラクターからも「短期間でよくここまで」と驚かれたという。

監督は「ボクは坊さん。」の真壁幸紀監督

メガホンを取ったのは映画「ボクは坊さん。」の真壁幸紀監督。話題性だけにとどまらず、失敗を重ねても、諦めることなく仲間と一緒に挑戦を続ける姿をスクリーンに映し出す。(modelpress編集部)

映画『ラスト・ホールド!』ストーリー

取手坂大学4年生の岡島(塚田)は焦っていた。卒業を間近にひかえ、ボルダリング部員が自分一人となった今、もはや廃部は決定的。青春をボルダリングに捧げてきた彼にとってそれは我慢出来ないことだ。存続最低人数は7人。となると新入生を6人勧誘は必至。ようやく河口(岩本)、新井(深澤)、桃田(渡辺)、高井戸(宮舘)、桑本(佐久間)、中道(阿部)を入部させることに成功するが、河口以外は初心者で、元ドラマーやゲームおたく、性格も一癖のある者ばかり。

まずはルールの説明、そして基礎練習と、やることは山積みである。目指すは、インカレに出場し優勝すること!そのためには強豪の昇竜大学に勝たなくてはならない。個人選手権に出場し個人戦で腕試しをするメンバー。しかし決勝戦に残ったのは、岡島と河口だけ。河口は中学生の頃は将来有望なボルダリングの選手として知られていたのだが、ある事件をきっかけにボルダリングから遠ざかっており、このことには口を閉ざしたまま、未だに河口を苦しめていた。最後のホールドに手を伸ばすことが出来ない河口が倒れ、そして岡島も敗戦する。岡島は就職活動もしなければならず、これを最後に試合から引退をすることに決めていた。

団体戦登録人数は6人。これからはお前らが頑張ってくれ、と告げ、ボルダリング部から離れていく岡島。負けたことに口惜しさを覚えたメンバーは、自分の得意なことを生かして団体戦に向けて戦略を練っていくことに。練習を重ね、手ごたえをつかみ始めたある日、彼らは山の岩場で練習しようと出かける。しかし、そこで昇竜大学のボルダリング部員と鉢合わせとなり、河口の過去の事件がきっかけで乱闘。それにより桑本が怪我を負ってしまう。大学の団体選手権大会はすぐそこ。メンバーは岡島に出場してほしいと頼むが…。

塚田僚一コメント

この作品で僕は「映画初主演」と「ボルダリング」という2つの挑戦をします。ボルダリングは今までTVの企画でやったことがある、という程度でした。今回大役を与えて頂き、後悔だけはしたくないという気持ちで、お仕事以外の時間は全てボルダリングの練習に費やしました。そのおかげで体も締まり、今ではベストマッチョです!!そして仲間役はA.B.C-Zのバックダンスを務めてくれているSnow Manですからチームワークもバッチリ。映画初主演にプレッシャーや重圧もありますが、気遅れしている時間はありません。心も体も燃えています。皆様に素敵な作品をお届けできるよう、全身全霊を捧げます。

Snow Manコメント

・岩本照
演技は普段やっているダンスとは違って、新たな発見をしたり勉強になることが多いので、映画出演が決まった時はとても嬉しかったです。Snow Manみんなで、というのも嬉しい。ボルダリングは全く知らない世界です。恥ずかしい姿は見せられないので撮影が始まるまで、まだまだ練習します。そのうえで、ボルダリングに興味がある方も僕らのファンの皆さんも、どちらの方たちが観ても「この映画、面白い!」と言って頂けるようSnow Manの良さと塚田君の良さを互いに引き出し合って、いい映画にしたいです。

・深澤辰哉
Snow Man6人で映画出演出来ることが素直に嬉しいです。また塚田僚一君とご一緒することで、先輩からいろいろ学びたいと思います。ボルダリングは仕事の合間を見てジムに行って練習してますが、正直キツいです。何事もそうだと思いますが、経験して初めて分かりました。この映画は仲間と一緒に夢に挑戦する話です。仲間がいてこそ目標を達成できたり、つながっていける。ボルダリングに興味を持って頂くと共に、観て下さった方が、仲間っていいなと思っていただける映画になったら、と思います。

・渡辺翔太
映画出演の話を聞いた時は、驚きました。今まで舞台やコンサートが多かったので、新鮮と言った方がいいかもしれません。その後に嬉しさがこみ上げて何度も「ホントに?」と聞き返しました。ボルダリングは初心者です。運動神経が良ければ出来るものなのかな、と思っていたのですが難しいです。手と足の位置がずれているだけで体の重心が変わる、頭も使う競技です。東京オリンピックの正式種目にもなりましたので、多くの方に興味を持って頂きたいですし、微力ながら僕らもオリンピックを盛り上げられたらと思っています。

・宮舘涼太
映画出演は純粋に嬉しいという気持ちと、ボルダリングをやったことがなかったのでプレッシャーの両方がありました。でも、やったことがないからこそ自分の知らない世界に行ける、と思って今はワクワクしてます。出させて頂くからには絶対に生半可な気持ちでいたくないので、ボルダリングの練習も人一倍やりました。他のメンバーに負けるわけにはいきません。一方で笑いもある映画です。でもただ笑えるだけではなく人の心を動かすことの出来る映画にしたい、特にこれから何かを始める人たちに向けてエールを送れたら、と思います。

・佐久間大介
まずは、このような機会を与えて頂いたことに感謝してます。ボルダリングの映画ということで、身体を動かすことが得意なSnow Manに合っているなと思いました。ボルダリングは趣味でちょっとやったことがあったのですが、いざ本格的にやるといろんな課題が出てきて本当に難しいです。目の前に新たな壁が立ちはだかっている感じ。この映画でボルダリング人口を増やしたいですし、競技の楽しさを伝えられたらと思っています。演技については、今までの舞台のお芝居と映画は違うと思うので、演じる面でも楽しみを見つけたいです。

・阿部亮平
元々趣味でボルダリングをやっており、この競技の楽しさを知っていました。この映画でそれを広める側にまわれることが出来て嬉しいです。楽しさをスクリーンで伝えたいと思う一方、ボルダリングを競技としてやられている方にも失礼のないように、真摯に向き合わなければならないと思っていますので、今は時間が空くとジムに行って練習をしています。映画をご覧になった方に「ボルダリングって面白いだけじゃなくてカッコいいんだぞ」と思って頂きたいですし、「このスポーツに対応できるSnow Manは凄い」ということもお見せしたいです。

真壁幸紀監督コメント

2020年東京オリンピックの正式種目に決まり、街にはクライミングジムが増え、今後更に注目されていくであろうボルダリング。このボルダリングという競技が置かれている状況は、塚田君とSnow Manにリンクする部分があると感じます。今、まさに飛躍しようとしている彼らを映像に収める事に喜びを感じますし、彼らの躍動感がお客さんに伝わる映画にしたいと思います。ご期待ください!
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