土屋太鳳(中央)

土屋太鳳、メガネ男子に囲まれる ファンから反響「混ざりたい」「圧巻」

2016.07.27 06:30

女優の土屋太鳳が主演をつとめる映画「トリガール!」(2017年公開)が7月16日にクランクイン。撮影が順調に進む中、撮影の様子が明かされた。人力飛行サークルのメガネ男子に囲まれたシーンのショットが公開され、反響を呼んでいる。

同作は作家の中村航の「トリガール!」を実写映画化。映画「ヒロイン失格」の英勉監督がメガホンを執る。

「トリガール!」ストーリー

一浪の末、理系大学に入学した鳥山ゆきな(土屋)は、入学早々、理系のノリにカルチャーショックを受け、一目惚れした憧れのイケメン・圭先輩に誘われるまま、「鳥人間コンテスト」を目指す人力飛行サークルに入会。圭先輩とコンビを組んで空を飛ぶはずが、圭先輩のパートナーだった大嫌いなヤンキー被れの坂場先輩と組むことになる。

「鳥人間コンテスト2016」の会場での撮影も

“優等生”イメージが強い土屋が、今回演じるのは「何でも言いたい放題!激しくツッコミする女子大生」というこれまでのイメージを覆す挑戦的な役どころ。16日、都内でクランクインし、暑さの中でも順調に撮影は進行中だ。さらに7月末に行われる「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」では、開催される会場での撮影を控えている。

また自転車の回転でプロペラを回す人力飛行機を操縦するため、ロードバイクにも初挑戦。ビンディングで足がペダルに固定されているうえに、かなりのスピードを出しての走行となる。

20日には、叫びながら長い下り坂を激走するシーンを撮影。下りながらどんどんギアを重くして加速をさせる姿に、撮影スタッフから感嘆の声が漏れていた。運動神経の良いことで有名な土屋だが、新たなスポーツに挑戦する雄姿にも注目だ。

土屋太鳳が語る撮影現場

メガネ男子に囲まれての撮影について、土屋は「最高です!まずビジュアル的に、みんながメガネだということが面白いです。不思議な光景ですが、もともと私はメガネ男子は好きなんです」とコメント。撮影現場は「とても明るいです!皆さん、すごく楽しんでる感じがします」と伝え、「色々な事を演技に取り入れていて、『やったもんがちだな!』って勢いのある素敵な現場だと思います」と語った。

「メガネ男子だから混ざりたい」の声も

ネット上では「楽しそう」「圧巻ww」「メガネ男子だから混ざりたい」など様々な反応。映画公開に期待の声が寄せられている。

土屋太鳳、メガネ男子に囲まれる
土屋太鳳、メガネ男子に囲まれる

土屋太鳳コメント

― メガネ男子だらけですが、<T.B.T>の印象はいかがですか? ※T.B.T=人力飛行サークルの名前

最高です!まずビジュアル的に、みんながメガネだということが面白いです。不思議な光景ですが、もともと私はメガネ男子は好きなんです。子どもの頃から名探偵コナンが大好きなんですけど、コナンくんもメガネ男子ですし、うちでは祖父と弟がメガネ男子なので、親しみがあります。メガネって男の人がかけると、かっこよくもなるし、それがズレたり曇ったりすると急に親しみやすくもなったり、表情が広がる気がするんです。たとえば、メガネをちょっと押し上げる時にどの指を使うかとか、どう押し上げるかでも、その人の性格が出るので、心の小道具って感じで素敵だなと思います。

― 撮影二日目ですが、英組はいかがですか?共演の方々とか、何かお話されましたか?

とても明るいです!皆さん、すごく楽しんでる感じがします。全員が笑顔で、そしてすごくクールジャパンな感じ。作品にもゲームっぽい空気が流れてたりしますし、フットワークが軽くて、スタイリッシュで、元気な現場だなと思います!共演者の方々とも、皆でその勢いの中にいて、会話の内容もペースもすごく面白いです。色々な事を演技に取り入れていて、「やったもんがちだな!」って勢いのある素敵な現場だと思います。

― 最近、激しめの女の子の役が印象的ですが、そんな役を演じるときに意識している事はありますか?

あまり自分では、激しいとは感じていないです。女の子って、いろんな女の子がいますけど、どの女の子にも少しずつ激しいところがあると思うんです。私にもあると思いますし、家族や友人にもあるので、そこを抽出したりトッピングする感覚で考えたら、一見「極端だな」と思うような女の子でも、解釈しにくいということは少ない気がします。あとは、自分のイメージで準備する部分もありますけど、結局は現場に来て、ヘアメイクや衣裳で用意をしていただいて、その空気の中で呼吸したときに出てくる「何か」が役の真実だったりするのかなと感じているので、まずは頭で考えつつも、最終的には役として生きるだけかなと思います。

― 激しめの女の子の役を演じられるときの心境を教えてください。

激しいと一言で言っても、いろんな激しさがあるような気がしていて、「その役なりの激しさの正体」をつかみたいなと思いながら演じてます。たとえばドラマ「お迎えデス。」の阿熊幸ちゃんは、一見ゆきなと似てますけど、ツンデレの中に理由というか原因というか、抱え込んでいる何かがあって、その何かが「人と繋がりたがってる感じ」でした。人狼ゲームの由佳も、あんなに猟奇的ですけど、それは人に対する愛情への飢えとか絶望感の裏返しで、根本的には幸に近いところがありました。でも、ゆきなはまた全然違うと感じてます。会話も反応も、ちょっと卓球のような感じというか、「内容的に何を言うか」とか「どう伝えたい」というよりも、カン!カン!カン!カン!バシッ!という感じのリズムとか勢いの中にこそある反応の面白さが魅力なのかなと思うので、今回はまず、それを大切に、スタートしてみたいと思ってます。

(modelpress編集部)
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