菜々緒「まるで夢のよう」大役抜てきに感謝
2016.01.30 17:28
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女優の菜々緒が30日、都内で行われた映画『さらば あぶない刑事』の公開初日舞台挨拶に、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、木の実ナナ、ベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、村川透監督らと出席。舘演じる鷹山敏樹(タカ)の恋人役を務めたことについて、「まるで夢のような気持ち」だったという撮影を振り返った。
菜々緒は、「30年間同じチームでやって来られているチームワークは完璧に整った状態で、その中に踏み込むのは緊張もあったし、大丈夫かな?(私で)いいのかな?という気持ちもあった」と大役へのプレッシャーを吐露しつつも、「舘さんのフィアンセ役という事で緊張と不安の中で臨ませていただきましたが、キャストの皆さんとファンの皆さんが温かく迎えてくれた。タカとユージの間に入って掛け合いをするシーンはまるで夢のような気持ちで、楽しくて、嬉しかった」と声を弾ませ感謝しきりだった。
舘ひろし&柴田恭兵、30年の“絆”を語る
1986年にスタートした、伝説的テレビドラマ「あぶない刑事」シリーズ11年ぶりの劇場版第7弾にして最終作。定年退職を目前にした横浜港署捜査課刑事の鷹山敏樹(舘)と大下勇次(柴田)が、横浜に進出してきた中南米の犯罪組織BOBと死闘を繰り広げる。舘は「“あぶデカ”は自分の代表作だし、柴田恭兵という俳優との出会いの作品でもあった。恭様に会って、影響を受けて、その後の作品が出来るようになった自分がいた」と30年の歴史を相棒との絆で振り返ると、柴田も「舘さんに出会えて良かった。懐の広い役者さんと出会えて良かった」としみじみ打ち明けた。
菜々緒「終わってほしくない」続編を希望
またテレビシリーズからのレギュラーキャストで、映画『GONIN』などで知られる鬼才・石井隆監督作品常連俳優の伊藤が「“あぶデカ”は、自分が最初に参加させてもらったテレビドラマ。楽しい事も嫌な事も色々と体験させてもらった。学校のような、凄くいい場所だった」と別れを惜しむと、柴田は「これで最後だけれど、でもアンコールの声が聞こえたら……夢で逢いましょう!」と今後に含みを持たせ、菜々緒も「私自身、撮影が進む中で“終わってほしくない”という気持ちが強くなった」と人気シリーズの継続を希望していた。(modelpress編集部)
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