木村文乃×杉咲花、野村萬斎&宮迫博之を翻弄「感服致します」
2015.08.15 05:00
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野村萬斎と宮迫博之が初共演する映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(2016年GW公開予定)に、木村と杉咲が出演することが決定。木村はピアノのコンクールに向け、才能溢れる教え子のために全力でぶつかり、共に練習の日々を送っていたが、突然その行方が判らなくなるピアノ教師・沢村雪絵役。一方、杉咲は雪絵のピアノの教え子で、仙石和彦(野村)と丸山竜司(宮迫)が昔組んでいたコンビ・マイティーズを雪絵が好きだったことから、2人に雪絵の捜索を依頼する女子高生ピアニスト・秋山亜美を演じる。
また「萬斎さんと宮迫の間に誰が立てるのかっていうことを考えた時に、みんな満場一致で杉咲さんだったんです」と告白。「本当に芝居がうまい。彼女がセリフを言うとズバッと切られる感じがあるんです。それって純粋さ、純真さからくることなのかもしれません。特に彼女の場合は若いが故のストレートさがあって。それが、普通の台詞にも通っていくんですね。普段はぽわんとしてて大人しい感じなのに…。あの強さはなんなんだろうと思いながら見てます」と杉咲の印象を明かし、称賛した。(modelpress編集部)
「笑うの本当に我慢しています(笑)」
「今回、演じる雪絵は狼狽したりとか、女性らしさがあるというよりかは、どこか凛としていていいのかなと思って演じています」と自身の役どころについてコメントした木村。杉咲は「亜美は一途な子です。ピアノは本当に弾いたことがなかったんですが、弾く位置が判っていたり、弾いてる感覚が判らないと、演技が出来ないものだったので、ドレミを弾く練習から初めて、本当に弾けるようにと練習しました」と役作りの努力を明かし、「今回、萬斎さん演じる仙石さんがすごく面白くて、笑うの本当に我慢しています(笑)。猫背で、喋り方もすごくツボなんです(笑)」と撮影の苦労もを語った。2人を絶賛
金子修介監督は木村について「美しさはもちろん演技もしっかりした女優さんです。一緒にお仕事が出来て嬉しいです」と喜びをあらわにし、杉咲に対しては「お芝居が本当にうまいです。自分で考えた動きも出してくるし。まだ17歳ですが、すごいキャリアがある女優のように見える。大物ですよ(笑)」と絶賛。さらに「一見小さくて可愛らしい感じなので、『大丈夫かな?』という不安感もあったんですが、現場に立つと一瞬にしてパッ!とパワーを発する」と褒めちぎった。「感服致します」
川田プロデューサーは「雪絵役は失踪してしまった所やその先のことなど、複雑なシチュエーションで演技してもらわなければならない。そこまでの役を引き受けてくれて、役としてあてはまる人は誰だろうって思っていました。その時に、清楚さと芯の強さを兼ね備えててしかも、野村萬斎さんと向き合えるのは、木村さんがしかいないだろうと思い、オファーしました」と木村の起用理由を説明。加えて「凄いなと思ったのは、彼女の見る視線の演技だけで多くを語ることができるところです。本当に目線一つでお芝居されていて、しかも、それが絶妙に効いてくるんです。目線一つでここまでの芝居されると、『感服致します』という感じです」と感激した。また「萬斎さんと宮迫の間に誰が立てるのかっていうことを考えた時に、みんな満場一致で杉咲さんだったんです」と告白。「本当に芝居がうまい。彼女がセリフを言うとズバッと切られる感じがあるんです。それって純粋さ、純真さからくることなのかもしれません。特に彼女の場合は若いが故のストレートさがあって。それが、普通の台詞にも通っていくんですね。普段はぽわんとしてて大人しい感じなのに…。あの強さはなんなんだろうと思いながら見てます」と杉咲の印象を明かし、称賛した。(modelpress編集部)
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