天海祐希「見られるのが恥ずかしい」 市川染五郎と過去を振り返る(C)2015 松竹 ヴィレッヂ/左より:天海祐希、市川染五郎【モデルプレス】

天海祐希「見られるのが恥ずかしい」 市川染五郎と過去を振り返る

2015.04.05 11:43

女優の天海祐希が、歌舞伎役者で俳優の市川染五郎とともに「恥ずかしい」過去を振り返った。

4日、都内にて行われた映画『阿修羅城の瞳2003』(4月11日公開)の公開直前舞台挨拶に出席。本作は2003年に、劇団☆新感線が市川とタッグを組み、天海、伊原剛志らとともに観客を興奮の渦に巻き込んだ舞台。その後、映画館で初めてテスト上映され「ゲキ×シネ」が始動するきっかけとなった作品。そして、劇団☆新感線35周年を記念し『阿修羅城の瞳2003』と、最新作『蒼の乱』を、2015年4月・5月に全国映画館にて連続上映することが決定した。

本作の舞台は文化文政、巨大都市江戸。一見平和そうに見えるその裏で、人と鬼との激しい戦いが繰り広げられていた。江戸の闇から魔を救うために組織された特務機関“鬼御門(おにみかど)”病葉出門(市川)は、そこで“鬼殺し”と恐れられる腕利きの魔事師だったが、5年前のある事件を境にそれまでの一切を捨て、今では鶴屋南北一座に弟子入り。しかし、謎の女・つばき(天海)との出会いが、彼の運命を狂わせていくというストーリー。

上映終了後の市川と天海の舞台挨拶を待ち望んでいたファンたちは、2人が登場するや否や大熱狂。映画を観た感想を聞かれると、市川は「僕たちってすごいな」と自画自賛し、「生の舞台を見ているかのような感動がゲキ×シネの魅力だと思います」と述べた。天海は「若かったねぇ」と感嘆したあと「若い時を見られるのが恥ずかしいような、でもこうやって映画館でかかることがすごく幸せ」とコメント。また、本作が新感線初出演だった天海は「初演のビデオは悔しくて見られなかった。出演が決まってようやく見ることができた」と当時を振り返り、市川も「いのうえさん(※演出家・いのうえひでのり)が『まっすぐな道があれば走りたいだろう?』と花道を走らせてくれた」と当時の出来事を語り、笑いを誘った。

最後に市川は「ゲキ×シネは新しいジャンル。この輪が広がりますように。そして、やれと言われれば生でいくらでもやります」と宣言し、天海は「こんなにたくさんの方に来ていただけて嬉しいです。ご近所の方、お友達ともぜひ見に来てください」と呼びかけ、惜しまれながらも舞台挨拶は終了した。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 天海祐希、「マッサン」で初の朝ドラ出演 サプライズに玉山鉄二フリーズ
    天海祐希、「マッサン」で初の朝ドラ出演 サプライズに玉山鉄二フリーズ
    モデルプレス
  2. “理想の女上司”天海祐希「仕事が生きがい」
    “理想の女上司”天海祐希「仕事が生きがい」
    モデルプレス
  3. 天海祐希、“最強最悪の女ボス”に抜擢「負けませんよ!」
    天海祐希、“最強最悪の女ボス”に抜擢「負けませんよ!」
    モデルプレス
  4. 天海祐希、豪快な飲みっぷりでアピール
    天海祐希、豪快な飲みっぷりでアピール
    モデルプレス
  5. 天海祐希、小栗旬を絶賛
    天海祐希、小栗旬を絶賛
    モデルプレス
  6. 心筋梗塞から復帰の天海祐希、現在の体調に言及
    心筋梗塞から復帰の天海祐希、現在の体調に言及
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 八木勇征、新たな夢は“アイコン”的存在になること「日本の70%ぐらいが僕のまねをするような」
    八木勇征、新たな夢は“アイコン”的存在になること「日本の70%ぐらいが僕のまねをするような」
    WEBザテレビジョン
  2. 「劇映画 孤独のグルメ」公開記念で「孤独のグルメ」シリーズや「サ道」など松重豊、オダギリジョー、磯村勇斗の出演作品がTVerで配信
    「劇映画 孤独のグルメ」公開記念で「孤独のグルメ」シリーズや「サ道」など松重豊、オダギリジョー、磯村勇斗の出演作品がTVerで配信
    WEBザテレビジョン
  3. 「踊る大捜査線」シリーズが上位を席捲 U-NEXT2024年10月「映画」再生数ランキング発表
    「踊る大捜査線」シリーズが上位を席捲 U-NEXT2024年10月「映画」再生数ランキング発表
    WEBザテレビジョン
  4. 尾上右近&松田元太が演じるムファサとタカの出会い…波乱を予感させる本予告が解禁<ライオン・キング:ムファサ>
    尾上右近&松田元太が演じるムファサとタカの出会い…波乱を予感させる本予告が解禁<ライオン・キング:ムファサ>
    WEBザテレビジョン
  5. <トイ・ストーリー2>米公開25周年 ウッディ&バズの成長をテーマにおもちゃたちの感情を通して大切なことを再認識させてくれる感動作
    <トイ・ストーリー2>米公開25周年 ウッディ&バズの成長をテーマにおもちゃたちの感情を通して大切なことを再認識させてくれる感動作
    WEBザテレビジョン
  6. 上田慎一郎監督の最新作公開、内野聖陽「良い映画を作りたいという情熱から生まれた作品」<アングリースクワッド>
    上田慎一郎監督の最新作公開、内野聖陽「良い映画を作りたいという情熱から生まれた作品」<アングリースクワッド>
    WEBザテレビジョン
  7. <没後10年 反骨のスター 菅原文太特集>「現代やくざ 与太者の掟」など6作品を一挙放送 あらすじと見どころに迫る
    <没後10年 反骨のスター 菅原文太特集>「現代やくざ 与太者の掟」など6作品を一挙放送 あらすじと見どころに迫る
    WEBザテレビジョン
  8. 重岡大毅のコメントでファン爆笑「“土台”と書いて“ホネ”と読みます」
    重岡大毅のコメントでファン爆笑「“土台”と書いて“ホネ”と読みます」
    WEBザテレビジョン
  9. 森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】
    森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事