蒼井優、「精神的にしんどかった」
2014.03.13 17:37
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女優の蒼井優が、過酷な撮影を振り返り本音を明かした。
過酷な撮影を振り返る
蒼井は13日、都内にて行われた映画「春を背負って」完成披露会見に出席。グレーのワンピースにブラックのハイヒールを合わせたシンプルなスタイルで登場した。同作の撮影は、標高3000mの山小屋で実施。過酷な撮影だったと出演者が次々口にする中、蒼井も「山に登るということは、体力的にもしんどいことでした。最初に登ったのが、雪道だったので、平坦な中、1時間2時間登るってことが精神的にしんどかったです」と告白。「何もないので、色んなことを考えて、自分で自分を追い詰めてしまうところがありました」と明かし、「気を抜くことができないってことがしんどかった」と撮影を振り返った。
その一方で、「山の素晴らしさも怖さも知ってるスタッフさんに囲まれての撮影だったので、山を最大限楽しむ方法を教えてもらった」と笑顔で語った蒼井。「そんなスタッフさんとご一緒したことは、私の人生の誇りです」と充実感に満ちた表情を見せた。
「居場所を探してる人間」
同作は「八甲田山」「鉄道員(ぽっぽや)」など日本映画史に残る名作で撮影を担当し、初監督作品「劔岳 点の記」(2009)で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した木村大作の最新作。笹本稜平の同名小説が原作で、東京での社会生活に疑問を感じていた長嶺亨(ながみねとおる)が、亡き父の残した立山連峰の山小屋“菫(すみれ)小屋”を継ぐことを決意し、山の自然に悪戦苦闘しながらも自分の居場所を見つけていく姿が描かれる。作品の内容にちなみ、「自分の居場所はどこですか?」と問われた蒼井は、「居場所を探してる人間なので…」と前置きし、「だからこそ、こういう作品に出会えたのかなって思います」とコメント。10代の頃より第一線で活躍している彼女だが、女優業が自分の居場所だという感覚はないといい「まだです。分かりませんね」と語った。
会見には、蒼井のほか主演の松山ケンイチ、豊川悦司、檀ふみ、新井浩文、木村大作監督が登壇。なお、映画「春を背負って」は2014年6月14日より全国東宝系にて公開。(モデルプレス)
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