岩佐真悠子、フルヌードで“性”の映画に挑む「毎日がパニックだった」

2013.09.27 09:00

女優の岩佐真悠子が映画「受難」(12月7日公開)の主演を務めることが27日、わかった。

本作は、直木賞候補作・姫野カオルコ著「受難」を映画化したもの。修道院育ちの汚れなき乙女・フランチェス子(岩佐)が、なぜ男女は付き合うのか?なぜセックスをするのか?という疑問にぶつかり悶々とする日々を送る。そんなある日、彼女の性器に人面瘡(※人の顔のような傷)があらわれ、突然喋り出す。「お前はダメな女だ」と日々罵倒してくる人面瘡に、フランチェス子は“古賀さん”と名付け、彼との奇妙な共同生活を送ることになる。

映画「受難」(12月7日公開)で体当たりの演技を見せる岩佐真悠子(c)2013姫野カオルコ・文藝春秋/「受難」製作委員会 
映画「受難」(12月7日公開)で体当たりの演技を見せる岩佐真悠子(c)2013姫野カオルコ・文藝春秋/「受難」製作委員会 
岩佐は劇中で、自らの性器を手鏡で覗き見るシーン、濡れ場シーン、フルヌードで疾走するシーンなどを大胆に熱演し、女優としての新たな一面を披露した。役柄については「いまだかつて、こんなにも自分との共通点を見つけられない役はありませんでした。脚本を読んで色んな意味で衝撃をうけました」と驚きをもって振り返り、「撮影は本当に手探りで毎日がパニックでした。一言二言では言い表せない作品です。この独特の世界観を見ていただきたいです」とコメントした。

本作でメガホンを取った吉田良子監督は「映画化の際、主人公を演じてくれる方がいるのだろうかと頭を抱えました」と苦悩を明かし、「しかしそれは岩佐真悠子さんの登場で杞憂に終わります。驚くほど軽やかにフランチェス子を演じきり、今までに見たこと無い姿でそこにイキイキと存在してくれた」と岩佐の演技を絶賛した。

また原作者の姫野氏は、「世の中には“付き合う”ということ自体が分からないアンラッキーな人だっているのです。『受難』はそんな人のための作品です。胆を据えて主演してくれた真悠子ちゃん、ありがとう!」とメッセージを送った。(モデルプレス)

■映画「受難」
12月7日ロードショー
原作:姫野カオルコ「受難」(文春文庫)
監督・脚本:吉田良子
出演:岩佐真悠子、淵上泰史、伊藤久美子、古舘寛治
音楽:大友良英
配給:ファントム・フィルム
(c)2013姫野カオルコ・文藝春秋/「受難」製作委員会 
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