

顔の形別!チーク・ハイライト・シェーディングの垢抜ける塗り方
美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。2024年から2025年にかけて、名品チークやハイライトのリニューアル、新作・新色の発売が相次ぎ、メイクの主役コスメとしておおいに盛り上がったのは皆さんご存知ですよね。もはや、チークやハイライトで立体感を操るのは当たり前であるともいえる2025年、シェーディングにも時代のニュアンスにぴったりの新作が多数誕生し、話題になっています。そこで今回は、チーク・ハイライトの入れ方、シェーディングの入れ方を、顔の形別にそれぞれおすすめのやり方をご提案します。
華やかハイライトと、今っぽチーク、なじみ影色シェーディング
今回は、鼻や口元の印象を変えるポイントメイクとしてのハイライトとシェーディングではなく、顔全体の印象を操るベースメイクとしてのやり方をご提案します。
華やかな印象になるハイライト、今っぽい雰囲気を彩るピンクチーク、ハイライト効果を期待できて美肌フィルター透けマットなプレストパウダー、なじみマットで自然な影をつくるシェーディングを使ったナチュラルでしかも華やかな盛りメイクが2025年の立体感メイクです。
輪郭に際立った特徴のない卵型さんのやり方が基本になります。そして、顔型にあわせて、チーク・ハイライト・シェーディングの入れる位置を少しずつ意識して変えていくと、垢抜けた印象が際立ちますのでぜひやってみてください。
卵型さんにおすすめの2025年版チーク・ハイライト・シェーディングの入れ方
卵のようななだらかな曲線のフェイスラインを持つ卵型さん。どんなメイクでも似合うので、今っぽいメイクの基本形を積極的に取り入れてみてはいかがでしょう。
下地→ベースメイクの後に、透けマットのプレストパウダーを、毛穴を目立たせたくない部分(イラストのブルーの位置)に大きめのフェイスブラシでぼかすようにつけます。
チークの色は、今っぽい肌質感の象徴でもあるトーンアップした顔色にあわせると可愛い、白みピンクがおすすめ。目の下より少し外側に斜めに入れる入れ方が2025年は復活しています(イラストのピンクの位置)。
そして、パール感やラメでツヤっぽく光るハイライトを、ほほの高い位置からCゾーンにかけてブラシでささっとなぞるようにつけていきます(イラストの黄色の位置)。
年齢とともに、こめかみのあたりがくぼんできたのが気になる方は、こめかみまでほんのりとハイライトをつけていきます。シェーディングは、フェイスラインをきれいに際立たせるために、顎から耳の下にかけてさっとブラシでなぞります(イラストのブラウンの位置)。
丸顔さんにおすすめの2025年版チーク・ハイライト・シェーディングの入れ方
顎のラインに丸みがあり顔の縦と横の長さがほぼ同じくらいに見える丸顔さん。可愛らしい印象に見えるのが特徴ですが、シェーディングやチークとハイライトの光のあたり方を操ることで、シャープな印象に見せることができます。
卵型さんのやり方を参考に、イラストの通り少しずつ色を入れる位置を変えていきます。下地→ベースメイクの後に、透けマットのプレストパウダーを、毛穴を目立たせたくない部分(イラストのブルーの位置)に大きめのフェイスブラシでぼかすようにつけたあと、チークをつけます。
丸顔を意識して可愛く見せたい時は白みピンクを目の下に丸くぼかし、シャープに見せたい時はくすみ血色ピンクを少し斜めに入れるといいのですが、やり方によってはどうしても古い印象に見えてしまうので、縦のラインを意識しながらも顔の内側に向けて自然にぼかしていくようにしていきます(イラストのピンクの位置)。
華やかな光沢ハイライトをレイヤリングするように、頬骨の高い位置からレイヤリングし(イラストの黄色の位置)、シェーディングはフェイスラインの削りたい部分になぞらせて(イラストのブラウンの位置)輪郭の見た目印象をシャープに整えます。
エラ張りさんにおすすめの2025年版チーク・ハイライト・シェーディングの入れ方
耳の下のエラの部分が張っていて、目立つのが気になっている方は、シェーディングで自然に目立たないようにすることができます。卵型さんのやり方を基本とし、下地→ベースメイクの後に、透けマットのプレストパウダーを、毛穴を目立たせたくない部分(イラストのブルーの位置)に大きめのフェイスブラシでぼかすようにつけます。
チークは、白みピンクより少し落ち着いた血色感のあるくすみピンクを斜めのラインを意識して顔の外側に向かってぼかしていくと(イラストのピンクの位置)、顔の横幅が目立たなくなります。
ハイライトは、頬骨あたりからCゾーンに入れるとエラの骨っぽさが目立ってしまうので、目の下に三角に、自然なツヤに見せるように光がより自然なハイライトを入れるときれいです(イラストの黄色の部分)。最後に、削りたいエラ部分にシェーディングを効果的に入れていけばOKです。
逆三角さんにおすすめの2025年版チーク・ハイライト・シェーディングの入れ方
顎がシュッと尖っていて、直線的な輪郭の逆三角さん。今っぽい小顔とうらやましがられることも多いのでは?少し柔らかな印象に見せたい時は、ハイライトとチークの効果的な使い方がポイントになります。
他の顔型さん同様、下地→ベースメイクの後に、透けマットのプレストパウダーを、毛穴を目立たせたくない部分(イラストのブルーの位置)に大きめのフェイスブラシでぼかすようにつけたあと、直線を目立たせないように顎の部分にもパウダーをはたきます。
より丸みを出したい時は、顎先を削るようにシェーディングを入れるのも効果的です(イラストのブラウンの部分)。ふわっと可愛く見せたい時は、白みピンクのチークを顔の真ん中に小さめの楕円を描くように入れます(図のピンクの部分)。
ハイライトは、広範囲に入れると顔の上部分が肥大して見えてしまうので、頬骨から少し内側に向けて、チークにレイヤリングしてツヤを仕込むイメージで入れていきます。
自然な陰影で垢抜け印象を彩る今回のメークにおすすめのアイテム
ハイライトは、例えば、バックステージ グロウ マキシマイザー パレットのようにツヤ感の調整がしやすいものがおすすめ。
そしてチークは、卵型さん、逆三角さん、丸顔さんが丸みをいかして可愛く見せたい時は、SUQQUのブラーリング カラー ブラッシュ06のような、白みピンクのチークがおすすめ。今っぽいトーンアップしたベースメイクを引き立てて可愛いです。
丸顔さんがシャープに見せたい時、エラ張りさんが特徴を効果的にカバーしたい時は、イブサンローランメイクミーブラッシュ パウダー44 ヌード ラヴァリエールのようなくすみ感のある血色ピンクを使うと効果的です。
そしてパウダーは、例えばNARSのライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト Nなど下地の印象が透ける美肌フィルターのようなパウダーを。
なかなか手が出しにくいシェーディングにおすすめなのは、JUDYDOLLのメリハリマスターパレット。SNSでも話題になり大人気ですが、このパレットのニュートラルトーン、ウォームトーン共に、シェーディングカラーが自然な影色になると、美容家や筆者の知るコスメ好きにも愛用者が多数おり、おすすめです。
どの顔型も、チーク、ハイライト、シェーディングとトータルで、自然なメリハリ感と華やかさを演出でき、透けマットな美肌フィルターパウダーで調整ができます。
まだまだ、シェーディングまでは手が出ない…という方も多いことと思います。最近人気のシェーディングコスメは、自然な影色でナチュラルに印象を変えることができるので、普段のメイクからまずはチャレンジしてみてはいかがでしょう。
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