

大河『べらぼう』ついに退場した田沼意次 蔦重とのNGカットに反響…「なぜか泣けてきます」
『べらぼう』34回で舞台から降りた田沼意次(渡辺謙)。公式SNSでは蔦屋重三郎(横浜流星)との和やかなやりとりが公開されて…。

7日放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)34回「ありがた山とかたじけ茄子(なすび)」では、本作の物語を支えてきた田沼意次(渡辺謙)が失脚、新時代の幕開けが描かれた。主人公・蔦屋重三郎(横浜流星)とのNGカットが大きな反響を呼んでいる。
【今回の投稿】「かたじけ茄子じゃ」のはずが...NGカットを公開
34回のあらすじ ※ネタバレあり
のちに「江戸のメディア王」と呼ばれる、吉原・江戸の浮世絵版元(出版人)・蔦重こと蔦屋重三郎の奔走を中心に描く本作。
これまで老中にまでのぼりつめ、新しい江戸の世を築き上げてきた意次だが、反田沼派の一橋家当主・一橋治済(生田斗真)の暗躍もあり老中を辞職。その後も大名として手腕を振るうも、意次を恨む松平定信(井上祐貴)が老中首座となり、ついに失脚させられる。
質素倹約の世に抗う
田沼派が次々に排除されていくなか、定信は、意次の華やかな「重商主義」から厳しい「質素倹約」を掲げる改革を進めていく。
意次を慕い、意次の世で羽ばたいてきた蔦重は、「私は書をもってその流れにあらがいたく存じます。最後の田沼様の一派として、田沼様の世の風を守りたいと思います」と意次に進言。それは意次の名を貶める行為になると蔦重が伝えると、意次は「好きにするがいい、自らによしとして我がこころのままにじゃ」と笑顔で返す。
「ありがた山の寒がらすにございます」と頭を下げた蔦重に、意次は「こちらこそ、かたじけ茄子だ」と笑顔で答えるのだった。
NGカットを公開
蔦重と最後の会話を交わして別れた意次には、老中の本多忠籌(矢島健一)より沙汰が言い渡された。
ついに物語の中枢を担ってきた意次が退場することとなった今回。公式SNSでは蔦重と手を取り合った感動的なラストシーンのNGカットが、「和やかなやりとりをどうぞ」と綴られて公開されている。
「かたじけ茄子じゃ」と答える場面で、意次は「ありがた茄子じゃ」と返してしまったが、蔦重は流れを止めずに笑顔で「かたじけ茄子ですよ」と訂正。意次と「そうじゃ」と笑い合っていた。
視聴者は「お見事です」
本作を盛り上げてきた意次の退場、蔦重との本当の親子のようなやりとりは視聴者にも好評だ。
「このまま放送されても良かったのでは 笑えるNGシーンなのに、何故か泣けてきます」「蔦重のほっぺぺちぺちする田沼様 その気持ち分かる」「流星くんの咄嗟の台詞回しで普通に会話が成り立ってましたね〜お見事です」「こういうNGシーン出してくれるのありがた山」といった声が寄せられている。
新展開にも期待
史実に沿って物語が進んでいく大河ドラマだけあって、意次の失脚・退場は決定事項だった。それでも筆者は、意次がなんらかの形で物語に絡んでくる可能性があるのではと期待をしていたのが本音だ。
田沼時代は幕を下ろし、次回からは定信が作る新時代がスタートする。意次を超える、心惹かれる強力なキャラがあらわれるのを期待したい。
【今回の投稿】手を握り「ありがた茄子じゃ」
https://twitter.com/berabou_nhk/status/1964657277698453585
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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