

大河『べらぼう』収録後、繰り返した「ある言葉」が考えさせられる… 源内演じた安田顕に反響
大河ドラマ『べらぼう』の主要キャラ・平賀源内がついに退場。乱心していく源内を見事に演じた安田顕がその心中を語った。

20日放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)で安田顕が熱演した平賀源内が退場。「源内ロス」の視聴者が目立つなか、公式SNSで「収録後の音声インタビュー」が公開され大きな反響を呼んでいる。
【ポスト】安田の語る「源内像」
16話のあらすじ ※ネタバレあり
吉原を舞台に、「江戸のメディア王」として知られる浮世絵版元(出版人)の「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜流星)の生涯を描く本作。16話では、類まれな発想力と豊富な知識、魅力的な人柄で蔦重や老中・田沼意次(渡辺謙)を支えてきた源内の非業の最期が描かれていった。
「万病に効く」との触れ込みで注目を集めた発明品・エレキテルの偽物が出回り、その効果にまで疑いの目を向けられるようになった源内。徐々に心が壊れ疑心暗鬼に陥り、「市中で竹光(竹を削って作った刀)を振り回す」「周囲に罵声を浴びせる」などの奇行が目立ちはじめる。
田沼とも決裂し荒んだ源内に、蔦重は戯作(小説)の執筆を依頼。蔦重はそのときの源内の言動・様子に違和感を覚えながらもその場をあとにした。
罠にかかり投獄
源内は、甘い独特な香りがするタバコ(大麻らしきモノ)を、そうとは知らずに吸ううちにますます乱心していく。幻聴が聞こえて泣きながら大暴れしたところを、罠にかけられ、源内にタバコを渡していた大工・久五郎殺害の罪を着せられてしまう。
牢獄に入れられた源内のもとに駆けつけた田沼に、源内は「俺にもわかんねぇんですよ」「覚えがないのに人を殺してて...俺はもうなにが夢で、なにが現(うつつ)だか(わからない)」と号泣。田沼は牢越しに「夢ではない。俺はここにいる、意次はここにおる」と源内を強く抱きしめた。
しかしその後、源内は謎の獄中死を遂げる。源内の遺体なき墓前で、蔦重は書物問屋の店主・須原屋市兵衛(里見浩太朗)と「平賀源内を生き延びさせる」「源内の本を出し続ける」と誓うのだった。
安田「わがままを通すっていうのが...」
明るく笑顔に溢れていた姿から一転、終盤は狂気に満ちた表情・言動で恐怖さえ感じさせるようになった源内を見事に演じわけた安田。視聴者もその「怪演」を高く評価する声が目立っていた。
公式SNSでは「僕、この作品大好きです。そういう方が1人でも10人でも100人でも1000人でもいてくれたらいいなと思います」との安田の締めコメントとともに、収録後に決行した「安田へのインタビュー」を公開。
源内について「わがままを通すっていうのが自由に生きるってことなんだ、わがままに生きてるんだから多少のキツイことはしょうがねぇやって笑い飛ばすんですね」と語り、“わがまま”と表現。
その上で、「当時の江戸中期のあの時代の日本であの感覚が持っていたというのはまずもって考えられないというか...」と、生まれた時代が早すぎた、安田が描いてきた源内像やその魅力・撮影裏話を切々と語っていた。
「今現在も同じ」考えさせられる人も
源内の物語からの退場、安田のインタビューを確認した視聴者からはさまざまな意見が。
「見事な怪演っぷりに引き込まれましたね! 一癖強くも繊細な源内先生ありがとうございます!! ヤスケン最ッッ高」「ナイスキャラが退場されてしまいましたね。寂しい」「安田さんが平賀源内を演じられたことに感謝です 来週からとてつもなく寂しいです」とロスになるファンが殺到。
また「自由に生きるとは...」「今現在も同じ。変わったようで根底は同じなんだなぁ」「時代がついてこない苛立ち、イカサマ扱い歯がゆかっただろうな。生き様を全部見せてもらった今、、。めちゃくちゃ寂しい!」と考えさせられた人もいたようだ。
音声インタビューを公開
https://twitter.com/berabou_nhk/status/1913922658259136888
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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