『海ダイ』母思いの炭鉱夫・小鉄の本性と“結末”に衝撃 演じた若林時英に「演技がスゴい」
『海に眠るダイヤモンド』で若林時英が演じた端島の炭鉱夫・小鉄。5話で彼の「本性」が明らかになり、物語は衝撃の展開を迎えた。
24日放送の日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)では、物語を大きく動かした端島の炭鉱夫・小鉄こと門野鉄(若林時英)に注目が集まっている。
端島でストライキが発生 ※ネタバレあり
昭和の高度成長期・1955年ごろの長崎県・端島と現代・2018年の東京を舞台に、端島の活発な青年・鉄平と東京のさえないホスト・玲央(共に神木隆之介)を中心に、それぞれの時代での人々の愛・友情・家族の物語を綴っていく本作。
5話では、1958年12月の端島で炭鉱夫・鉱員らによる「(働きながら一部の操業を止める)部分ストライキ」が発生。そのストライキで活躍した炭鉱夫が小鉄で、人懐っこい性格もあり、鉱員や島民達から愛される存在となった。
リナの壮絶な過去
ストライキは終わったものの、熱気冷めやらぬ端島。そのなかで、お互いに「愛した人を失った」経験のある鉄平の兄・進平(斎藤工)と島で生活する謎多き歌手・リナ(池田エライザ)の仲が進展していく。
リナは、島に来たのは「博多の店を仕切っていた興行主(ヤクザ)に、一緒に逃げる約束をしていた男性が殺され、1人で逃げてきた」からだと告白。彼女が大金と護身用の拳銃を持っているのは、その興行主が関係していると匂わす。
母思いの炭鉱夫?
病気の母の治療代を稼ぎに来たという小鉄は、電話代を払って食堂の電話を使い母にまめに連絡している。その健気な様子に心打たれた食堂の娘・朝子(杉咲花)は、余ったパンを渡すなど、気にかけていた。
明るい性格で人当たりもよく、人心掌握に長けた小鉄だが、「ケンカっ早い」「裏で同僚を脅す」など陰のある、過激な一面もある。じつは博多の興行主の指示でリナを亡きものにするために、炭鉱夫を装い端島に潜入していたのだ。電話の相手も母ではなく、リナを探すハヤブサ会への報告だった。
夜道でリナと出会った小鉄は穏やかに「見つけたー」「博多では世話になりました」と声をかけ、追手だと気づいたリナは逃走。小鉄は「助けてーって言ってみい。聞いたやつ全員殺すけん」「お前のせいでこげん島で炭鉱夫させられて」と狂気に満ちた表情と暴力でリナを追い詰めていった。
衝撃の展開に
リナの拳銃でリナを撃とうとした小鉄を制した進平。脇を撃たれながらも銃を奪い取り小鉄を撃ち、小鉄はそのまま海に落ちる。この海で妻を失った進平は「海流が沖に流す、死体は上がらん。俺はよう知っとる」とリナに告げた。
進平は翌日、鉄平に「小鉄は病気の母親が危篤で島を出た」と伝える。その視線の先にはリヤカーがあり、なにかを考え込む進平に、鉄平は「どうした?」と声を掛けるのだった。
小鉄が大反響
物語を大きく動かした、裏表のあるキャラ・小鉄に視聴者も興味津々だ。
「まんっまと小鉄に騙された」「豹変ぶり怖かった」「小鉄、童顔だから余計にピュアな暴力性って感じで恐ろしい」と大きな反響が。演じた若林に関しても「小鉄くん、女性に暴力を振るうことに躊躇が全くなく、中の人の演技がスゴい」「小鉄役の子、どこでも悪役なのよね」といった声が寄せられている。
またラストの進平の表情から、「進平のリヤカー(なのか?)を見る目、リナが運ばれたやつだからなのか、奥さんが一緒に流されたやつだからなのか? じゃあ潮の流れで戻ってくる可能性があるってこと?」「小鉄の死体上がってきそう」「最後にチラッと映ったリヤカー? 怖いな...小鉄上がってきてないか...?」と推測する声も少なくなかった。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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