ベーグルの人気再燃 背景にある若者ニーズ

ベーグル人気が再燃している。お店巡りや、朝昼晩の食事のいずれかをベーグルにする若者が増えており、「ベーグル活」というワードもある。なぜまたベーグルが人気なのか。ベーグルには、今どきの若者ニーズが映し出されている。
ヘルシーなイメージ
「ベーグル? 知らない」というオジサマ方は少なくないだろう。そんなことを書くとジェンダーうんぬんと言われそうだが、ほとんど群がっているのは女子だ。しかし、最近は専門店に行列している女性陣の中に、〝健康志向の男子〟や〝小麦が好きな男子〟〝小じゃれたオジサマ〟も見かけるようになってきた。
ベーグルは、16世紀に東欧のユダヤ人コミュニティーで誕生した。卵や牛乳、バタ―を使用しないことに加え、ゆでる製法により保存がきくため重宝された。1880年代にユダヤ系ポーランド人移民によってニューヨーク(NY)に広まる。そのためNYにはベーグル専門店が多くあり、硬めで迫力あるベーグルが食べられる。日本には専門店があまり無い時代、筆者はNYやカナダでひたすら食べ歩きをした記憶がある。
脂質が少ない上、ゆでる調理法にも日本人は「ヘルシー」なイメージを持つ。さらに、「モチモチ食感」が女子の好みにも合っている。満腹中枢を刺激されやすく食べ過ぎないというメリットもある。
韓国人気も後押し
また、若い女子はバターも塗らずベーグルだけをランチに食べることもある。おにぎりに似た感覚で、「ワンハンドで食べられるパン」と位置付けられるのがベーグルなのだ。
さらに、トーストやバゲットのように食べて飛び散らない点も「食べやすさ」を求める現代に合っている。様々な条件が重なり、今どきの女子には便利でおいしいアイテムなのだ。
形にも着目した。つるんとした表面は美しく、丸い。「日本人はマルが好き」、とは私の勝手な持論だが、丸い形がかわいらしく、映えにつながりやすいのだ。
最近の再ブームには、韓国ベーグルの人気も後押ししている。韓国のスイーツやパンがはやるのも最近の傾向だ。ベーグルは中央が空洞でドーナツ型が多いが、韓国ベーグルは中央も詰まっているため、具材を挟みやすい。厚さもあるので、生地の中心にクリームを注入しやすく手を汚さず片手で食べられる。
「全国民が周知しているトレンド食」は生まれにくい時代。ベーグル人気を知らない層も少なくないだろう。しかし何度もブームが来る食品には何かしらの理由がある。そこを探ると、これまで意識しなかったニーズが浮かび上がってくるのではないだろうか。
(日本食糧新聞社/トータルフード・小倉朋子)
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
藤波辰爾72歳で異例ベルト挑戦、奪取ならずもファン喝采「お前、平田だろ」因縁の“マシン2世”とタッグで41年前の遺恨清算「親に代わり水に流す」デイリースポーツ -
衝撃「さんま御殿」かとうれいこ、ソックリな23歳娘と現る まるで姉妹「めちゃくちゃ綺麗」「久々見た」「57歳!?」「若っ!」「娘さんも可愛い」 夫はプロゴルファーデイリースポーツ芸能 -
近藤健介はサポートメンバーに感謝「チームのようにやってきた。何とか恩返しできるように」団結力にも手応え「本当にいいチームなので」デイリースポーツ -
強化試合無安打の侍ジャパン・大谷翔平は「本番に入ったらガラリと変わると思う」 谷佳知の視点デイリースポーツ -
侍ジャパンの新お茶ポーズは大谷らが助言 考案者の北山が込められた思いを明かす「ダイヤモンドをかき回すような」デイリースポーツ -
侍ジャパン 大勢が完全復活1回無失点 菅野智之に「僕が言うのもなんですけど」→「人としてレベルアップして帰ってこられた」決起集会の支払いが「かっこいい」デイリースポーツ -
侍ジャパン 井端監督が森下翔太を切り札に指名「得点圏で使いたい」「イメージ湧いた」称賛惜しまず 本人も「勝つことがすべて」ベンチSでも役割デイリースポーツ -
井端弘和監督は「きっちりスイングしている」無安打の大谷翔平に信頼「本番になれば結果を出してくれる」投手陣は「収穫が多かった」デイリースポーツ -
「相手の連絡先教えてもらえないかな」友だちの旦那さんから...突然【ありえないメッセージ】が届いて!?Ray