《めてみみ》ASEANとの信頼
2025.11.13 06:24
提供:繊研plus

東ティモール民主共和国が東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟した。99年のカンボジア以来久々に加盟国が増えた。東ティモールは、インドネシアと接し、海を挟んだ南にはオーストラリアがある。
75年にポルトガルから独立したがすぐにインドネシアに併合され、長く実効支配を受けていた。住民投票を経て02年に再独立を果たした若い国だ。コーヒー豆の産地であり、石油やガス資源なども豊富とされる。
経済発展や投資の呼び込みなどを狙い、加盟を11年に申請したが、法制度やインフラ整備の不備などで見送られてきた。今回やっと念願がかなった。
67年に設立したASEANは、11カ国が参加する大きな枠組みに成長した。多くの人口を抱える市場性に加え、米国、中国とのはざまでどのような位置付け、役割を果たすかが注目されている。
日本とASEANは長年、連携を深めてきた。繊維のサプライチェーンでは、中国に次ぐ重要拠点として存在感が高まっている。両者の関係を示すキーワードとしてよく挙がるのが〝信頼〟だ。ASEANの識者アンケートによると、日本は「信頼できる国」として7年連続で1位に選ばれている。理由として多いのは「国際法の順守」だという。日々刻々と変化する複雑な国際情勢。ゆるぎない信頼関係を醸成してこそ、互いの発展につながるはずだ。
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