

《注目のEC》トリニティ「ヨウカ」 シニア世代の新しい価値観を反映

シニア向けのアパレルを企画・製造・販売するトリニティ(兵庫県西宮市、添田優作代表)の「ヨウカ」は、60~70代のおしゃれを楽しみたい女性に向けたDtoC(消費者直販)ブランドだ。21年5月のブランド立ち上げとともに自社ECサイトをオープン。「本人に選んでもらえるブランド」を目指している。会員数は前年比で「10%ほど伸長中」だ。
新しい価値観を反映
同ブランドは、新しいシニア世代のファッションに対する価値観を反映したいと、これまでのいわゆる「くすんだパステルカラーのゆったりとした服」とは異なるデザインが特徴。鮮やかなピンクや緑などの色使いで、はやりのデザインを取り入れた「カジュアルなのに品がある」服を企画する。中心価格は、トップが7000~1万円、パンツが1万円前後、ワンピースが1万5000前後。
ECサイトは、文字の大きさや色使いなど視認性を重視し、なおかつシンプルに構成している。利用してもらうハードルを下げるために、初回購入での返品・交換は無料。ターゲット層と同世代のモデルを起用し、着用イメージがわきやすいようにコーディネート画像を多くするなどの工夫もしている。
サイト内にあるブログでは、「初夏の清涼おさんぽ」「『ミャクミャク』カラー」などテーマに沿ったコーディネートを提案している。
電話注文も重要
カタログ通販に慣れた客層が多いため、電話注文も受けている。電話注文の利用者は、全体の約1割。添田代表は「ECサイトに電話番号を載せず、チャットでやり取りするという潮流がある。だが、世代的にもすぐに聞きたいという人が一定数いる。顧客理解をより深めるためにも、電話で直接聞く方が良かったりする」と話す。詳細に伝えることができ、ファンになってもらいやすいというメリットもある。
利用者の声を反映しながら、サイトの使いやすさを追求するとともに、今後はリピート率の向上にも力を入れていく。
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
民意を反映しない自民党…そして野党にも!【山本浩之アナコラム】デイリースポーツ芸能
-
パ・リーグは面白い セにはない?首位攻防戦に目が釘づけ 「今後も直接対決に注目」と野田浩司氏デイリースポーツ
-
豊昇龍に向けられるシビアな見方 武蔵川親方「スピードで負けていた」 横綱昇進3場所で2場所途中休場デイリースポーツ
-
「マウジー」がリブランディング デニムアイテム軸にMD改革 30代まで客層広げる繊研plus
-
「だんだん石破総理に見えてくる」続投表明の伊東市長、辞めない総理と重ねる声もデイリースポーツ芸能
-
衝撃の伊東市長の続投表明 梅沢富美男、嫌みたっぷり「本当にたいしたもんだね」デイリースポーツ芸能
-
日本勢が初日に上位独占 岡山絵里と竹田麗央が5アンダーで首位発進、3位は山下美夢有、4位に西郷真央ら3人 渋野日向子と笹生優花は105位と出遅れデイリースポーツ
-
30時間崩れにくい! メイベリン人気のファンデーションに待望の新色&ハイカバーなのに素肌感のあるコンシーラーが新登場マイナビウーマン
-
【大阪・岸和田】3日間限定!だんじり祭「観覧席」チケット直売会を開催anna