

小塚毛織、スタイレム瀧定大阪と共同出資会社を設立 ションヘル織機の事業承継と輸出拡大を狙う
2025.05.20 06:29
提供:繊研plus

尾州産地のテキスタイルメーカー小塚毛織(愛知県一宮市)は、スタイレム瀧定大阪とテキスタイルの企画・製造の共同出資会社を設立し、7月1日に事業を開始する。
社名はCanale Japan(カナーレ・ジャパン)。社長は小塚毛織の小塚康弘社長が就任し、出資比率も多くを占める。人材は小塚毛織から2人と、工員として5人が出向。スタイレム瀧定大阪からも出向する。所在地は小塚毛織敷地内。尾州の匠(たくみ)として知られる足立聖氏の企画や技術全てをつぎ込む。
工場内にションヘル織機を4台増設し、ファンシーツイードなどのテキスタイルを企画・製造する。販売は両者が担う。
設立の狙いは、ションヘル織機の事業承継と海外販路拡大。スタイレム瀧定大阪の販売インフラを活用して輸出に力を入れていく。
小塚毛織はこの数年ションヘル織機の技術継承を進めてきたが、尾州産地の工場から4台譲り受ける話を決断できないでいた。工場の拡張には改修工事費をまかなう売り上げが必要なためだ。現状では「既存の織機5台を動かすのがやっと」(小塚社長)だった。ただ、台数を増やし生産を広げたい思いもある。織機の職人は80代が多く、承継するには「時間がない」とも感じていた。
そんな中、23年末にスタイレム瀧定大阪から海外販売向けのストック反としてファンシーツイードの発注の問い合わせを受けた。約1年半の話し合いで「当社の弱点などを可視化できたため」会社設立の合意に至ったという。単独では難しい海外販売を広げるとともに、技術継承を進めていく。
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