

《めてみみ》百貨店で広がるサステイナブル活動
2025.03.25 06:24
提供:繊研plus

大手百貨店で、廃棄衣料・生地の再製品化などを通じたサステイナビリティー活動が広がっている。ファッション分野はこれまで価格やデザインを優先する傾向にあったが、環境や社会への関心が高まってきた。エシカル(倫理的)なライフスタイルを意識する消費者の増加も後押しする。
三越伊勢丹は「ピースdeミライ」を4月9~22日に伊勢丹新宿本店で実施する。国内外のメーカー、ブランドから提供された残反などをアップサイクルするプロジェクト。今回はフランスのマリアケントのサンプル生地のほか、リサイクル糸やアップルレザーを使った商品も販売する。
高島屋は三備産地と協業した「デニムスクランブル」を3月26日~4月1日に新宿店で開く。文化服装学院アパレルデザイン科の学生がデザインして岡山・児島の工場が製品化したデニム衣料を販売するほか、顧客から回収したデニムをクラボウと組んでアップサイクル。その再生デニムを使い5ブランドが商品化する。
単に商品がエコなだけでなく、ビジネス自体の環境や社会への貢献が求められるようになった。廃棄衣料のアップサイクルは販売価格が割高になるが、流通量を増やして製造コストの低減につなげる。百貨店は取引先と一緒に課題に向き合う転換期にある。ファッションには未来につながる選択肢が多くあると確信する。
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