独占無料放送された特別番組「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇完成記念特番」

松岡禎丞、水瀬いのり、早見沙織、小柳良寛、島崎信長らキャスト陣が＜ダンまち＞第5期の裏話を語る「きれいにおわったな」

2025.03.13 11:00

特別番組「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇完成記念特番」が、ABEMA異世界・ファンタジーアニメチャンネルにて3月6日に独占無料放送され、ベル・クラネル役の松岡禎丞、ヘスティア役の水瀬いのり、リュー・リオン役の早見沙織、オッタル役の小柳良寛、ヘディン・セルランド役の島崎信長らキャスト陣が集結し、第5期がついに完結したということで、最終話を終えての心境やアフレコの裏話が語られた。

最終話を終えて

怒涛の展開を見せた第5期は、シルとのデートから始まり、シルの本当の姿、そしてフレイヤ・ファミリアとの派閥大戦(ウォーゲーム)オープニングからのオッタルVSベル、リューの覚醒など激闘の数々をふり返っていく。

また、激闘に加えて、ヘスティア・ファミリアにフレイヤ・ファミリア、それぞれのファミリアの絆のかたちが描かれたことも印象的だった今作。

第14話でのヘディンがオッタルへフレイヤが本当に望んでいたことを語るシーンでは、フレイヤを守るために戦い続けるオッタルと、フレイヤを本当の意味で“救済”するべくファミリアを裏切ったヘディンという、フレイヤへの愛は同じでも対峙することになってしまったふたりに、小柳が「信長さんのあのセリフを受けて、ちょっと泣きそうになりました」「フレイヤ様を守るのは自分しかいない。自分が倒れたら終わってしまうって、ふりしぼって戦う感じで演じていたので……」「いかんいかんって気持ちをグッと抑えましたが、持っていかれそうになりました」とアフレコをふり返り、「14話を見ると、フレイヤ・ファミリアって本当にいいファミリアだなって思います」としみじみ語った。

島崎も「このふたり(オッタルとヘディン)は、最後までぶれなかったですもんね。立ち位置は違うけど、同じ人を思って最後まで戦場に立ち続けたんです」と返し、フレイヤ・ファミリアへの愛を語る。

また、松岡も感情がたかぶったシーンとして、ヘスティア・ファミリアの絆が表れた、ヘスティアによるベルのステイタス更新のシーンをあげ「第1期の“怪物祭(モンスターフィリア)VSシルバーバック”で『さぁ行こう』っていうシーンを思い出して、泣きそうになりました」とこれまでの歴史の長さを実感し、感動したことを語る。

続けて、水瀬が「ひさびさに背中を押せたっていうのはうれしかったですね。ステイタス更新は背中を見ながらすることなので、背中を押す時が本当の神様になれる気がしていて。きっとヘスティアにはベルくんが今、どういう顔をしてるかわかってるんだろうなってエモさがありました」と返すと、松岡は「神様じゃないですか〜！」と茶化す。それに水瀬もドヤ顔で「はい、神です」と返し、キャストふたりの長い関係性も見せつけた。

“ダンまち”らしく終わった第5期

加えて一同は、「リューのベルへの告白」や「ベルがオッタルを撃破したシーン」「リューからのシルへのビンタ」など名シーンを続々とあげ、制作陣からのディレクションや役作りについて語る。

そんな中、島崎は“あこがれのセリフ”として、鬼の形相で睨むヘディンの圧に負け、シルへ恥ずかしいセリフを言わされたベルに対し「及第点だ。バカ弟子」と言い放ったシーンをピックアップ。

「話の最後に『バカ弟子が』っていう師匠って、これ、あこがれのセリフだなって……！　あこがれのセリフを言わせてもらった！　ついに僕も言う側になったんだなって思いました」と興奮気味にコメントした。

最後はアットホームな雰囲気で、“ダンまち”らしく終わった第5期の物語に、松岡は「いや本当に、きれいにおわったな……」とつぶやき、笑いを誘った。

最後に視聴者へメッセージ

そして、最後に視聴者へメッセージを送った松岡は「ダンまちV、最後までご覧いただきありがとうございました。収録もすごく熱量があって、スタッフのみなさんの力のおかげで、みなさんにおもしろいものが提供できたと思ってます」とスタッフや視聴者へ感謝を送りつつ、「たぶん“ダンまちVI”、その前にOVAあるでしょう？」「ダンまちはこれからも終わりませんので！　ゲームも含めて楽しんでもらえたらと思います」「先生、いつまでも待ってますよ〜！」と期待のコメントを寄せ、番組を締めくくった。

※島崎信長の“崎”は立つ「崎」が正式表記