アニメ「わたしの幸せな結婚」第二十話が放送

<わたしの幸せな結婚>「照れてる清霞さんも可愛い」「初詣イチャイチャよすぎる…」美世と清霞が初めて一緒に迎える新年に視聴者ほっこり

2025.02.24 10:00
アニメ「わたしの幸せな結婚」第二十話が放送

TVアニメ「わたしの幸せな結婚」(毎週月曜夜10:30-11:00ほか、TOKYO MXほかで放送/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第二十話が2月17日に放送された。美世と清霞が一緒に迎える初めての新年。初詣でイチャイチャを繰り広げる2人の姿がお茶の間に幸せをもたらすと同時に、裏切りが匂わされている新の無実を願う声が視聴者から上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「わたしの幸せな結婚」とは

原作は、2019年より「富士見L文庫」(KADOKAWA)にて刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる同名小説。シリーズ累計900万部(2023年9月時点/コミック・電子を含む)を突破する人気作で、TVアニメ第一期は2023年7月から9月にかけて放送され、色彩豊かな美しい映像とドラマチックな音楽、実力派声優陣の真に迫る演技が熱狂を呼んだ。

舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・斎森美世(CV:上田麗奈)が、孤高のエリート軍人・久堂清霞(CV:石川界人)と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていくという、政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーが紡がれる。

美世と清霞が“初詣イチャイチャ”もすぐに壊される平穏…

「今年はいい年だった。お前に出会えたからな」と清霞が告げ、美世と静かに口づけを交わす場面から始まった第二十話。新年が明け、美世は清霞とともに母・澄美(CV:日高のりこ)が亡くなって以来、初めての初詣に出かける。雪で滑りそうになった美世を優しく抱き留める清霞。美世を見つめる目が優しい。

その後、神社にお参りした2人。清霞は「毎年、帝都が平穏無事であるように神様へ祈っている。それと今年はもう一つ願い事を追加した。お前とずっと一緒にいられるように…」と美世に告げる。それは、美世と同じ願いだった。清霞は照れているようで美世に背中を向ける。新年から甘々モードの2人に、視聴者は「このラブラブ夫婦め!」「照れてる清霞さんも可愛いぞ」「初詣イチャイチャよすぎる…」という声が上がった。

そんな穏やかで幸せな時間も束の間、2人は異能心教の信徒が布教活動を行っているところに遭遇する。信徒たちが一般の人々の前に晒したのは、檻に入れられた異形のカラス。なぜか見鬼の才がないはずの美世にも異形が見え、清霞は「見鬼の才がない者にも異形を見せる技術、あるいは誰にでも目視可能な異形そのものを彼らが生み出したのかもしれない」と予測する。そして信徒たちは「政府は異形の存在をひた隠し、脅威を放置しています!」と宣言し、観客の前で異形を成敗するのだった。

その後、信徒たちは清霞の通報を受け、駆けつけた五道(CV:下野紘)たち対異特殊部隊に連行されていくが、異能心教を取り上げ、政府を批判する新聞まで出てくる。本来、異形については政府が情報統制しているはず。つまり、「すでに奴らの手は政府にまで伸びている可能性がある」と清霞。今後もし異能心教が活発化すれば、内乱も起こりうるとみて、対異特殊部隊は堯人(CV:石田彰)が考えた作戦を実行する。

新の裏切りフラグが濃厚に…視聴者からは無実を願う声も

美世は再び、夢で若き頃の澄美と甘水(CV:内田夕夜)の姿を見る。薄刃の未来を案じる澄美に「僕は君を守る刀だ」「障壁は僕が全て取り払う」と優しく語りかける甘水。夢の中で2人を遠くから見ていた美世だが、突然甘水が振り返り、鋭い視線を向けてくる。夢で誰かと目が合ったのは、これが初めてのことだった。

まだ夢見の力について全てを把握しきれていない美世。ただ明らかなのは、甘水がなそうとしていることに夢見の力は必要不可欠であるということだ。必ずまた美世を攫いにやってくる。清霞は美世を堯人と共に守るべく、宮城へ移すことに。それが堯人の考えた計画だった。

馬車で移動するほど広い敷地を抜け、堯人がいる宮へ。「どこかの宿にでも泊まると思えばいい」と清霞は言うが、美世は気後れする。なにせ少し前まで、美世は家族から下女のように扱われていたのだから。まさにシンデレラ・ストーリーだ。宮にはすでに久堂家の使用人・ゆり江(CV:桑島法子)と、清霞の姉・葉月(CV:日笠陽子)が到着していた。見知っている顔にほっと胸を撫で下ろす美世。清霞は堯人の警護に就くため、宮にいる間は新(CV:木村良平)が美世を守ることになった。

対異特殊部隊の屯所に甘水が襲撃して以来、しばらく美世たちに姿を見せていなかった新。美世は久しぶりにあった新の元気がないように見え、心配する。その頃、清霞は五道や薫子(CV:戸松遥)と話し合っていた。陣之内が見たものが幻覚だったとしても、隊の記録が噛み合っていないと清霞に告げる五道。薫子が父親が拷問される光景を見せられている時間、父親本人は部隊の要請で帝都にいたと話しており、実際に彼と言葉を交わしている隊員もいた。

しかしながら、帝都側にも旧都側にも薫子の父親に要請書が出された記憶が残っておらず、清霞は誰かが故意に隠した、つまりは甘水に加担している何者かが国の中枢に入り込んでいると結論づける。その瞬間、意味深に映し出される新の表情。「大義のために犠牲が出る。そのことに胸を痛めていらっしゃるのですね」と内大臣の鷹倉(CV:櫻井トオル)が堯人に語りかける場面でも、新の姿が一瞬映し出されるなど、新が裏切り者である可能性がかなり濃厚に匂わされている。そのことに、視聴者からは「犠牲とか裏切りとかのワードで新を見せるのやめて!」「大義のための犠牲って何だろう…心配」「本当にお願いだから新の心が苦しくないようにあってほしい」「甘水に加担すると見せかけて実は…という展開に期待」と新の無実や無事を願う声が上がっている。

※日高のり子の高は、正しくは「はしごだか」

◆文/苫とり子

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