

19年ぶりに来日したマーク・ジェイコブス 「勇気づけることが自分の義務」
2025.02.14 06:29
提供:繊研plus

19年ぶりに来日しているデザイナーのマーク・ジェイコブスは2月12日、伊勢丹新宿本店を訪れた。午後、本館1階ザ・ステージで開催中の新作を揃えた期間限定店「ザ・ハウス・オブ・マーク・ジェイコブス」の周辺は、デザイナーの到着を待ちわびる顧客や関係者らでひしめき合っていた。
待つこと40分。主役が手を振りながら笑顔で登場すると、熱気はさらに高まり全員がスマホを向けた。ぎゅうぎゅうのなかプレゼントを渡す人までいて、まるで人気アイドルのよう。スターデザイナーの求心力を見せつけた。
店内を視察しながら顧客らに声をかけた後、その場で各社のインタビューに答えた。繊研新聞記者の質問は店頭に並ぶコレクションのテーマ「ジョイ」について。昨年7月のショーの後、「憎しみより愛を」とコメントしたジェイコブス。世界で進行中の紛争や激動する政治に対するメッセージを感じさせると問いかけたところ、「愛はいつだって大切なメッセージだと思っているし、クリエイティビティーも人間にとって重要だ」と答えた。

「自分らしく生きて、自分らしいクリエイションを追求する自由が奪われるのはさみしいこと。世界が政治的にどんな状況にあるとしても、自分らしく、心の赴くままに自分を表現することは何ら悪いことではない。人々が自ら選ぶ服装やメイクや髪型、あるいはアクセサリーを通して自分を表現したい気持ちを勇気づけることが、自分の義務」と語った。
期間限定店は18日まで。

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