

《視点》レンタルの時代か
2025.02.12 06:24
提供:繊研plus

ある服の月額課金制レンタルサービスを取材してから、思いのほか需要があるかもしれないとアパレルのレンタルサービスに興味を持った。調べてみると、10以上のサービスがあり、揃えているアイテムやブランド、ターゲット層、サービス内容が少しずつ異なっていた。「似合う服が分からない」「いろんな服を着たい」「買うには至らないが、ブランド品を身につけたい」など様々な利用目的や需要があるからだろう。
「月額1万円ほどでレンタルできるのが基準になりつつある」と取材で聞いた。実際、ほとんどのレンタルサービスに月額約1万円のプランがある。ちなみに、20~60代の男女を対象としたある調査の結果では、毎月の服代は「3000円以下」との回答が5割弱で最多だそう。一方、いろんな服を試せて、クリーニング代も必要ないなどを理由に、1万円が高くないと思う人は意外に多いのかもしれない。
22年7月にエアークローゼット、24年12月にブランドバッグのレンタルサービス「ラクサス」を運営するラクサス・テクノロジーズが株式上場した。今後も、レンタルサービスの動向に注目したい。
(祥)
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