アニメ「わたしの幸せな結婚」第十六話が放送

<わたしの幸せな結婚>共にピンチを乗り越えた美世と清霞のキスシーンに「美しい」と反響

2025.01.24 17:00
アニメ「わたしの幸せな結婚」第十六話が放送

TVアニメ「わたしの幸せな結婚」(毎週月曜夜10:30-11:00ほか、TOKYO MXほかで放送/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第十六話が1月20日に放送された。共にピンチを乗り越え、より一層絆が深まった美世と清霞。月明かりの下で二人が初めてのキスを交わし、視聴者から「美しい」という声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「わたしの幸せな結婚」とは

原作は、2019年より「富士見L文庫」(KADOKAWA)にて刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる同名小説。シリーズ累計900万部(2023年9月時点/コミック・電子を含む)を突破する人気作で、TVアニメ第一期は2023年7月から9月にかけて放送され、色彩豊かな美しい映像とドラマチックな音楽、実力派声優陣の真に迫る演技が熱狂を呼んだ。

舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・斎森美世(CV:上田麗奈)が、孤高のエリート軍人・久堂清霞(CV:石川界人)と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていくという、政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーが紡がれる。

清霞&正清 親子の共闘に視聴者大興奮

久堂家の別邸付近で起きた鬼騒ぎの元凶は、新興宗教団体「異能心教」だった。村人から鬼に襲われたという報告を受け、現場となった村はずれの廃墟に急行した清霞。その前に異能心教のマントを羽織った信徒・宝上が立ちはだかる。

宝上は限られた者たちだけで異能や異形の存在を秘匿している現状を“歪”とし、「この国はすべての人々が誠に等しくあるべき」と主張。そのために始祖である甘水直(CV:内田夕夜)は異能を持たない者たちに力を授けているというのだ。

そんな甘水が想像する新たな世界の片鱗を見せるという宝上。すると、けたたましい咆哮とともに鬼が現れ、清霞に襲いかかる。そこに清霞の父・正清(CV:置鮎龍太郎)が登場。清霞に加勢し、おそらくは水を操る能力で信徒たちを凍らせる。

対して、発火能力で鬼を燃やす清霞。見た目もそっくりだが、冷静で堂々とした戦いぶりもよく似ている親子の共闘に「お父様も強い」「まだまだ現役でいけそう」「親子でカッコいい!」と視聴者も大興奮だった。一瞬にして鬼も信徒も倒してしまった二人。鬼の正体は人間であり、異能心教は鬼の血を使って人間を鬼化していることが分かった。

一方、久堂家の屋敷では美世が新(CV:木村良平)の付き添いの下、「夢見の力」を発揮。鬼に襲われた村人の夢の中に入り込む。まだ不安定な力だが、新の支えもあり、無事に村人を救い出すことができた。

月明かりの下の感動的で美しいキスシーン

それぞれの場所で奮起し、一つのピンチを乗り越えた美世と清霞。だが、異能心教の始祖が甘水直であることを知った新から二人に衝撃の事実が明かされる。甘水は薄刃家の分家であり、直は美世の母・澄美の婚約者候補だったというのだ。しかし、澄美が斎森家に嫁いだと同時に薄刃を離反し、行方をくらませたという。

「こたびのあらゆる罪の大元は薄刃家にあると言えるのかもしれません」と新から告げられ、複雑な心境になる美世。そんな彼女に、清霞は優しく寄り添う。美世は清霞の母・芙由(CV:井上喜久子)のことでも、今回の一件でも、自分に何ができるのかを模索していた。斎森家で長年、無能扱いされてきたゆえに彼女は自分も役に立たねばという気持ちが強い。

清霞に頼りきりではなく、自立しようとするのはいいこと。けれど、そのせいで美世が一人で問題を抱え込み、苦しい思いをすることを清霞は望んでいない。「何事も助け合い、補い合えば、夫婦で肩を並べてやっていけるのではないか?」という清霞の言葉にハッとさせられる美世。

不安そうに「私、旦那様をちゃんと支えられているでしょうか」と問いかける彼女に、「お前はとうになくてはならない存在だ」と清霞は微笑みかける。そして月明かりの下、二人は初めてのキスを交わすのだった。

ツンデレ義母が可愛すぎる! 幸せなムード溢れるも不穏なラスト展開

そして帝都に戻る日。帰り支度をしていた美世は、荷物に入れたままだったワンピースの存在に気づく。それは清霞の姉・葉月がここへ来るにあたって選んでくれたものだったが、結局一度も着る機会がなかった。そこに、芙由が現れる。

お騒がせしたことを謝罪する美世に、またもや辛辣な言葉を投げる芙由。しかし、「清霞さんのために動こうとした心意気だけはギリギリ認めてあげてもいいくらいには達しているように思わなくてもなくてよ」と回りくどい言い方で美世を褒める。元々は異能も使えない良家の娘など役に立たないと思っていたのだろう。けれど、嫌味で与えた使用人の仕事も一生懸命こなし、清霞不在のなかで自分にできることを全うしようとする美世の姿を見て、芙由は彼女を久堂家の嫁として認めたのだ。

芙由から不器用に渡されたおさがりのリボンはその証。美世はそのリボンを髪につけ、ワンピース姿で旅立つ。清霞と芙由の間に長年張っていた氷も少しは溶けたようだ。夫婦としての絆がより一層深まり、帰路に着いた美世と清霞。そんな二人の前に、甘水直が現れる。美世に「愛しの我が娘よ」と語りかけるその真意とは。幸せなムードから一転、新たな波乱の予感を漂わせるラストに視聴者からは「婉曲に婉曲を重ねて日本語がおかしくなるほどのツンデレを発揮するお義母様が味わい深すぎる」「清霞と美世のキスシーンの美しいことよ…浄化される。からの不穏なラスト…怖い」「またしばらく2人のイチャイチャはおあずけかなぁ」という声が上がった。

◆文/苫とり子

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