大人のシンプル・ナチュラルな部屋作り。一人暮らしの北欧インテリア実例
2024.09.10 17:05
ゆったりくつろげる雰囲気が人気のナチュラルインテリア。かわいらしい印象にするより、シックな空間を目指したい方にご紹介したいのが、umecoさんの部屋。温かみのある木製家具やグリーンに、スタイリッシュな照明やアイアンの素材なども加えてすっきりとまとめています。落ち着いて過ごせる部屋作りのポイントを探ってみました。
シンプルで温もりを感じる。一人暮らしのナチュラルインテリア
柔らかな日差しと木漏れ日も心地よいリビング。umecoさんが暮らす、築30年のリノベーションマンションの一室です。リモートワークの長期化を機に、家でより充実した時間を過ごせるようにと選んだのだそう。明るくて広い45平米・1LDKを、木材とアイアンが使われた家具をメインにした、白・黒・茶の3色でまとめたナチュラルインテリアに。さらにグリーンも取り入れて、自然の温もりも感じられる癒される空間作りを意識しています。家具を少なめに、ゆったりと余白をとったダイニング
窓から光がよく入る14畳ほどのLDKは、床の半分がフロアタイルで、もう半分は無垢材という作り。ここではキッチンに近いフロアタイル側をダイニングとし、無垢材の天板で経年変化が楽しめるLOWYA(ロウヤ)のダイニングテーブルに、IKEAのラタンチェア・ALVSTA(エルヴスタ)を合わせています。どちらも天然素材とアイアンの組み合わせで、脚がスリムな家具のため、圧迫感がありません。Eames(イームズ)のリプロダクトのシェルチェアにはかごを置き、よく使うハンドクリームや書類などを収納。テーブルの上に置きっぱなしにせず、ものの定位置を作り、すっきりと整った空間にしています。 余白を残したシンプルな空間に、IKEAのJAKOBSBYN(ヤーコブスビン)のグレーがかったペンダントライトや、カスタマイズで好きな言葉を組み込んだというアートポスターがぴったりです。
照明やグリーンにも癒される。ソファでくつろぐリビング
LDKの無垢材の床の部分はリビングです。日当たりのよい場所にあるソファはunicoのTRELL(トレル)。ほかの家具と同じく木材とアイアンが使われていることと、座り心地のよさもお気に入りだそう。その手前にスツールやローテーブルを置いて、お茶や読書をして一息つけるコーナーに。大きなエバーフレッシュの鉢も、リラックス感を増してくれます。 窓とソファの間には、Francfrancの掛け時計にもマッチした突っ張り式のDRAW A LINEを設置。温かな光のペンダントライトを吊るし、グリーンやキャンドル、オブジェなどを気分に合わせて飾っています。 ソファの脇には、IKEAの竹素材のデスク・LILLASEN(リルオーセン)を置いて、ワークスペースやドレッサー代わりに。仕事をするときはワークチェアに座りますが、写真のようにIKEAのオットマン・GAMLEHULT(ガムレフルト) を合わせることも。テーブルや小物収納としても使えるアイテムで、いろいろな場所で活躍中です。 デスクでよく使う文房具やガジェットは引き出しに、コスメ類は無印良品の木製小物収納の中にまとめているそう。パロサントやお香、グリーンも飾って、癒しのコーナーも作っています。一見ナチュラルな家具が多めですが、電球とブラックのアームがスタイリッシュなAstre(アストル)のシーリングライトやDRAW A LINE、ガラス張りのローテーブルなどがアクセントに。ほどよく空間が引き締まり、大人っぽい印象にまとまっています。
ホワイトのインテリアでまとめた清潔感ある寝室
約6畳の居室は、ホワイトを基調にした寝室。ベッドサイドにはIKEAのハンガーラック・MULIG(ムーリッグ)を置き、オンシーズンの服だけを掛けています。オフシーズンの服はリビングのクローゼットに収納し、今よく着るものだけを並べることができています。 無印良品のユニットシェルフには、花瓶や本などを飾りながら収納。お気に入りのアイテムのそばで眠りにつけるスペースになっています。作業台をすっきり空けたキッチン
カウンターキッチンでは、備え付けの棚以外に、換気扇の上やマグネットフックも収納に活用。作業台にはほとんどものを置かず、広く使えるようにしています。 背面には無印良品のユニットシェルフを置いて、器や調理家電などを配置。IKEAのワゴン・NISSAFORS(ニッサフォース)に水切りかごや、食品・洗剤のストックなども収納しています。必要なものが手に取りやすい、機能的なキッチンです。今の暮らしに合った、お気に入りだけを並べた空間
実は少し前に、多くの服や家具を断捨離したというumecoさん。一生懸命働いたお金で好きな家具を集めるのを楽しんできましたが、コロナ禍で来客が減り、ベンチなどあまり使わないものも増えてしまったのです。それらは今の暮らしに合わないと感じ、思い切って手放しました。不要なものを削ぎ落とした空間が、今は心地よく感じられているそうです。心から気に入っている家具やインテリアアイテムを、余白をもって配置した空間は、心が落ち着き癒されていきそう。みなさんもぜひ、部屋作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。
writer / Saiki photo / umeco
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