神戸の繊維問屋MILLE、産地を結び商品開発 共創プロジェクト開始
2024.06.20 10:59
提供:繊研plus
繊維問屋のMILLE(ミル、神戸市)は、産地と産地をつなぐ活動に力を注いでいる。産地企業と独自に生地を開発、商品化して産地の活性化を狙う。直近では、産地共創プロジェクト「ローカルファブリック」を本格的に開始した。
ミルは、繊維専門商社出身の太田圭佑代表取締役が21年秋に設立。「産地からただ製品を仕入れて売るのではなく、良さを伝え、仕事が継続する仕組みを整える必要がある」と考える。産地と協力した生地の開発・生産から始め、商品化にこぎつけた。今後は、卸販売を増やしたい意向だ。
和歌山県紀の川市のきよ農園と共同開発したタオル「ファームマフラー」(税込み1320円)は、三重県で紡績した糸を和歌山県で織り上げ、大阪府の「泉州タオル」産地企業で整理加工した。泉州タオルは後さらしによる吸水性の高さが特徴だ。炎天下でも首に巻いたまま農作業を続けられるような軽やかさや通気性を備える。消臭機能を持つ紀州備長炭を練り込んだレーヨン使いと、抗菌防臭機能のある柿渋で染めた綿100%タイプを作った。
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