ゴールドラットジャパン、在庫自動配分アプリを提供 AIの分析で適正配分
2024.06.18 06:25
提供:繊研plus
ゴールドラットジャパン(東京)はAI(人工知能)を使った在庫の自動配分アプリ「ワンビート」の提供を開始した。倉庫、店舗、ECの在庫をSKU(在庫最小管理単位)でAIが分析し、売れる場所に売れる分を配分する在庫自動配分機能を持つ。欠品、過剰在庫を減らし、粗利益率を向上させる。アプリはイスラエルで開発され、すでに世界24カ国、5万5000拠点で導入。日本のレディスチェーン専門店の試験導入でも効果が出たという。
在庫消化にAIを利用するツールは多いが、値引きではなく、配分で消化を促進するのが特徴だ。できるだけ倉庫に在庫を置き、売れる店、ECで必要な在庫量を自動計算し、配分する。基幹システムなどから店舗のカテゴリーごとの売り上げ、売れ筋などを分析。SKUごとに店舗、ECに適した商品構成と在庫量を算出し、提示する。シーズン性や販促イベントを加味した自動計算も可能で、店間移動も提案し、増収・利益増に貢献する。
利益面での活用範囲も広い。正価販売比率を高め、粗利益の向上を図るほか、適正在庫で店舗面積を減らしたり、属人的になりがちなディストリビューターの仕事を標準化し、採用・育成のコストを削減する。
ツールは基幹システムへのアドイン、API(ソフトウェア同士の連携)、「エクセル」やCSVデータの取り込みなど、複数の方法で接続できる。導入は年商30億円以上、20店以上のチェーン店で効果が出やすいという。費用は月額約40万円から。「導入で増収増益に貢献し、賃上げや成長のための投資に役立ててほしい」(同社)という。
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