京都プリント産地の23年度加工生産数量 前年割れ続く
2024.05.23 06:25
提供:繊研plus
京都プリント染色協同組合は、産地の整理加工場の協力を得て23年度の加工生産数量を調査、発表した。プリント(服地)は34万5873反、前年度比8.1%減となり昨年度に続き前年を下回った。無地、資材なども合わせた全体では57万1306反、1.8%減となった。
流通・小売業段階で消費の回復傾向が見られるが、染色整理加工業への波及は立ち遅れ、生産コストの高騰も相まって厳しい状況が続いている。特に同産地では、海外シフトや受注の小ロット化、無地・ジャカード志向の強まりなどの影響も受けた。
服地プリントは過去10年間で半分以下となっており、資材用途を含めた全体でも5年連続で前年割れが続いている。
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