三菱地所 天神・イムズ跡地の再開発、新しい文化の共創へ“交流循環”を重視
三菱地所は、福岡・天神のイムズ跡地で計画中の「天神1‐7計画」(仮称)の開発コンセプトを5月15日に発表した。〝福岡文化生態系〟を開発コンセプトに、「新しい街づくりの思想を体現した」(中島篤三菱地所執行役社長)施設として、交流の循環を生み出し、新しい文化の創造を目指す。同日に新築工事に着工し、完工は26年12月末、開業は27年を予定する。新施設は敷地面積約4640平方メートル、延べ床面積約7万3960平方メートル。地下4階、地上21階建ての複合ビルとなる。旧イムズと比べて高さが1.4倍の約91メートル、延べ床面積が1.7倍になる。
商業ゾーン(約3630平方メートル)は地下2階~地上2階、ホテルは1~3階にラウンジやレストラン、ファンクションルームなど、16~20階に客室(192室)と眺望のよいルーフトップバー、オフィス(総面積約2万6400平方メートル)は3~5階と7~15階。
ホテルは九州初でアジアでも2施設目となる米エースホテルが出店する。地域文化との調和やコミュニティー活性への取り組みが特徴。ラウンジなどが入る低層階のほか、19、20階のルーフトップバーを宿泊者以外にも開放する。地域との共生によるアートや音楽の作品展示やイベントなどにも取り組み、「交流の循環」創出の重要な役割を担う。
オフィスはレイアウト効率が高い無柱空間を採用し、最小区画30坪(1坪=3.3平方メートル)台からの利用が可能。3階角部にはカフェを併設した2層吹抜けのオフィスエントランスを設ける。
建物外周部にはパブリックアートやベンチなどの休憩施設を設置するほか、駐車場車路を西日本鉄道が開発中の隣接するワンビルと共有して車両混雑に配慮するなど、回遊性や安全性を確保する。また地下では、天神地下街、近隣の天神ビジネスセンターやワンビルに通じる因幡町通り地下通路と直結する。
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