モラージュ菖蒲、15周年機の改装が進む 大型テナントを変えて新しさ
2024.05.15 10:59
提供:繊研plus
郊外立地の大型SC、モラージュ菖蒲(埼玉県久喜市、運営は双日商業開発)で開業15年を機とした改装が進んでいる。核となる大型テナントを刷新、変わる需要に対応するなどでコロナ禍からの回復を着実なものとする。
(田村光龍)
同施設は08年に久喜市の国道122号沿いに開業、店舗面積9万平方メートルに240店を揃える。開業当初の苦戦はあったが、規模に伴うテナントのバラエティー、車によるアクセスの利便性、積極的なイベントで集客、コロナ前の19年度には売り上げが290億円となっていた。その後、コロナ禍の影響はあったが、23年度(24年3月期)には275億円に回復しており、今回の改装でさらに押し上げることを見込んでいる。
これまでに改装を含め16店がオープンしている。国道122号に面した駐車場に「スターバックス」の2店目を導入したほか、消費動向の変化に対応して「ケユカ」を入れるなど生活雑貨を充実している。その中で2階に「ニトリ」が出店した。核となる大型テナントの一つで1、2階に入っていたホームセンターの「ナフコ」が、1層の「ナフコツーワンスタイル」に業態転換することも併せて行っている。
大型テナントはこれまでほぼ開業以来のラインナップとなっていたが、夏にスポーツ店が「スポーツデポ」に代わることも含めて、ここで切り替え「新しさを打ち出す」(池田達郎総支配人)。これにより来店頻度向上、新規顧客獲得による客数増につなげることを目指す。
このあとも来館目的になるイベントの開催、新たなテナント導入に力を注ぎ、「継続的に館のバリューアップを進める」ことにしている。
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
ロッテが連敗ストップ 佐藤が五回に先制3ラン、先発の西野は八回途中5安打1失点で9勝目デイリースポーツ
-
オリックス・吉田輝星が22年以来の50試合登板もアクシデントか 浅村に死球を与えたところで途中降板デイリースポーツ
-
【バスケ】富永啓生 約1日でペイサーズと契約解除 ファン驚きもエールの嵐「頑張ってくれー」東スポWeb
-
日本ハム 清宮の左すねに強烈送球直撃→悶絶 新庄監督が交代?告げようとすると苦笑いでベンチ出る タイムリー直後にデイリースポーツ
-
【シリウスS】5番人気ハギノアレグリアスが連覇達成 岩田望「59.5キロを吹き飛ばすくらい馬が出し切ってくれた」デイリースポーツ
-
【フィギュア】島田麻央 今季世界最高得点でジュニアGP2連勝「麻央さまやばい点出してる…」東スポWeb
-
フジモン 謹慎中は「原始人みたいな生活」 人目が気になりすぎて「下半身だけカーテンに入れてた」デイリースポーツ芸能
-
市川寿猿 脳梗塞で「ヤマトタケル」休演発表「大きな後遺症もありません」デイリースポーツ芸能
-
大相撲 元幕内東龍が涙の断髪式「泣く予定じゃなかった」と照れ笑い 35歳8カ月で幕内初勝ち越しの高齢記録更新デイリースポーツ