

ピッグスキン(豚革)のファッションショー 多彩にドレスやデイリーウェアを発表

JFWジャパン・クリエーション(JFW-JC)に参加した東京製革産地振興協議会は11月1日、東京国際フォーラムの特設会場で、ピッグスキン(豚革)のファッションショー「ピギーズスペシャル」を開いた。前半は専門学校生のショー。後半は若手3ブランドがショーを行い、ドレスやデイリーウェアを発表した。
(須田渉美)
「ケイコニシヤマ」(西山景子)は、持って生まれた能力と、結婚式の持参金の意味を併せ持つ言葉「ダウアリィ」に着目し、白をベースにしたセレモニースタイルを見せた。曲線でカットしたラペルやショルダーパーツの付いたベルテッドドレスは、チュールのレイヤードとサイドの切り替えによって、ふんわり透明感のあるボリュームを出す。落ち感のある生地を使ったブラウスに、ピッグスキンの花柄プリントのタイトドレスを重ね、裾は柔らかな生地のフレアライン。ハリがあって、プリント柄をのせやすい革の特性を生かし、シルエットにメリハリを出し、芯の強さを感じさせる女性像を描いた。

「ニーツ」(新津祥太)は、和服の要素を織り交ぜたストリートムードのレイヤードスタイル。オレンジのフーディーにスエードを使った火消し半纏(はんてん)のようなアウター。袖をキルティング素材で切り替える。スエードを使ったカーディガン風のアウターにオレンジのシャツ、ニッカボッカと地下足袋を。革の重厚感をバランス良く差し込みラフな着こなしを見せた。

「リヴノブヒコ」(小浜伸彦、リバー・ガラム・ジャン)は、立体感のある装飾のテクニックで多彩に見せた。プリーツ加工のピッグスキンで襟やフラップを切り替えたジャケットにサイド切り替えのパンツ。プリーツ加工のビュスティエキャミソールは、ウエストの切り替えにドット型パーツのアクセント。柔らかなピッグスキンを、グラフィカルな見え方に発展させるテクニックが目を引いた。

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