

<東リベ>圧倒的な威圧感…妹弟に命を狙われても動じない最強の男・柴大寿に寒気立つ

TVアニメ「『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編」(毎週土曜深夜2:08-2:38ほか、MBSほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)の第30話「Whip up morale」が2月11日に放送・配信された。未来を変えるために、柴八戒が黒龍(ブラックドラゴン)の総長である兄・大寿を殺すことを阻止することが、タケミチに与えられた使命。タケミチと千冬の2人だけでは力不足と感じていた時に、稀咲から声をかけられ即席チームを組んだ。そしていよいよ迎えた“聖夜”。これまでも散々見せつけられてきた大寿の容赦ない暴力に、画面越しでも思わず寒気立つのを抑えられなかった。(以下、ネタバレを含みます)
「東京リベンジャーズとは」
同作は、2017年から2022年まで5年半にわたって「週刊少年マガジン」で連載された和久井健によるコミック「東京卍リベンジャーズ」が原作。「8・3抗争編」と「血のハロウィン編」が2021年4月から9月にかけて放送され、アニメのみならず実写映画・舞台などマルチにコンテンツ展開された。
雪の降る25日の夜、「今日で全てにカタをつける。待ってろ大寿(アニキ)!!」と気合を入れて、黒龍の特攻服を着た八戒は家を出た。25日の深夜、敬虔なクリスチャンである大寿が唯一独りになる時。教会にやってくる大寿を待ち伏せして、殺すことを決意している。
タケミチも「いよいよ今日は決戦だ!」と気合十分。目的は八戒の大寿殺しの計画を阻止し、黒龍を潰すこと。そうすれば未来は良くなると信じて。そこに、場地から託された白い襷を持った千冬が現れ、合流。タケミチも襷を巻いて教会へ。
マイキー、ドラケン、三ツ谷など、東京卍會(以下、東卍)のメンバーを頼ることはできない、4人だけのひそかな決戦。教会の中にいる八戒を説得することがタケミチの役割で、千冬と稀咲と半間の役割は、後からやってくる大寿を足止めすること。
予想通り、教会の中に八戒はいた。八戒は自分の計画を邪魔させまいと、タケミチを追い返そうとするが、タケミチは“守るため”にヒナタと別れたことを明かす。そして、どんなに相手を恨んでも、苦しくても、殺すことだけは絶対にダメだと説得を始める。自分がヒナタを守るのと同じように、八戒にも姉・柚葉のために“殺す”以外の方法で守ってもらいたい、という思いを込めて。
ナイフを持って殺そうとするも…
タケミチの説得で八戒の気持ちが動いたかと思われたが、次の瞬間、大寿が教会の中に入ってきた。“やはり”というべきか、稀咲と半間はあっさりタケミチを裏切り、千冬を拘束。大寿が教会に入ってくるのを止める者は誰もいなかった…。こうなることが分かっていて“手を組もう”と話を持ち掛けた稀咲に、またしてもやられた感じとなった。全ては稀咲の計画通り。
教会の中で八戒がナイフを持って大寿に向かっていくが、正面から渡り合える相手ではなく、簡単に締め上げられてしまう。タケミチは稀咲に裏切られたことに気付くが、結果的に八戒が大寿を殺すことを止められたことにも気付いた。これで未来が変わるのではないかと、微かな期待を抱いたことだろう。
しかし、稀咲はもう一つ仕掛けをしていた。それは柚葉を教会に来させること。柴家の問題に口を挟んできたタケミチをボコボコにする大寿。そんな時、柚葉が音もなく教会に現れ、背後から大寿を刺す。だが、タケミチが叫んだことで、深傷を負わせることはかなわなかった。
八戒はオマエの思ってるような奴じゃない
この最中に大寿から気になる発言があった。タケミチは、大寿の暴力から柚葉を守ろうとして、八戒が兄殺害を計画したと思っていたが、そうではなさそうだ。大寿は八戒に「テメェの秘密を話そうか?」と言い、タケミチには「八戒はオマエの思ってるような奴じゃない」と言い放った。
タケミチたちの最初の計画は稀咲の裏切りによってなくなってしまったが、八戒が大寿を刺し殺すということは阻止することができた。しかし、予想していなかった柚葉の登場と、柚葉が大寿を刺すということ。こちらもタケミチが叫んだことで結果的に柚葉が大寿を殺すのを阻止したことにはなったが、さらに状況は混沌としてきたようだ。
元の歴史でも八戒は大寿を殺してないのでは…そんなことがタケミチの頭をよぎる。そう、全てが稀咲の計画通りだと。大きな思い違いをしていたのではないかと気付くが、それよりも、目の前の出来事にどう対処できるのかが大きな問題。このままでは大寿が柚葉を殺してしまいそうだ。一気に決着をつけられると思っていた聖夜。まだまだ大きな波乱の序盤に過ぎないのかもしれない。
いずれにしても計画通りにすんなりいくとは思えなかったが、あらためてまざまざと見せつけられた大寿の圧倒的なパワー、威圧感、相手が誰だろうと容赦ない暴力に寒気立つ。終盤には不穏なセリフと涙もあったが、次回どうなってしまうのやら。最悪のシナリオを想像すると、今から震えが止まらない。
◆文=田中隆信
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