桃月なしこ「暇さえあればポケモンか麻雀(笑)」 “楽しく生きる”が30歳の綺麗の秘訣
モデル、コスプレイヤー、俳優と枠にとらわれない活躍を続けてきた桃月なしこが、4月22日に2nd写真集『むすび』(講談社)を発売した。30歳を迎えた桃月は今年、この6年ぶりの写真集に加えてドラマ『令和に官能小説作ってます』(テレ東系)でドラマ初主演も果たすなど、挑戦を続けている。30歳になるまでに気づいた人生観やスペイン・カタルーニャでの写真集撮影の裏側、そしてファンに支えられてきての本音を語った。(前後編の後編)
――今回、桃月さんにとって一番自然体な笑顔も捉えた写真集になったそうですが、そんな綺麗な自分を保つ秘訣はありますか。
桃月 一番は、ストレスを溜めないことです!ここ最近はお仕事もプライベートも充実していて、暇があったらポケモンか麻雀をしてます(笑)。一度きりの人生なので、まずは自分が楽しく生きようと思っています。
――メンタルから健康でいるのが一番なんですね。
桃月 ただこの発想は、ある意味甘えなのかもしれません(笑)。芸能界にはストイックにボディメイクを頑張っている方もたくさんいらして、尊敬しています。でも私はそこまで自分を律せないですね。ご飯を食べるのも好きだし、運動もできればしたくないです(笑)。その代わり、疲れているとやっぱり顔に出るし、画面越しでも伝わってしまいます。私にとっては楽しく生きるのが綺麗でいられる秘訣なので、あまり我慢しないで生きていこうと思います。
――そんな素顔に近い桃月さんが、YouTubeでも見られますね。ポケモンを楽しんだり、ファンからのどんな質問にも真面目に答えたり。
桃月 ふふふ(笑)、それもストレスを溜めないための一環なんです。世の中のいろんな評価を真に受けているとしんどいし、周りから期待されすぎるのもしんどいです。素顔の私について聞かれた時も「いやいや、ホントは性格悪いですよ」みたいに言っておけば、期待のハードルが下がるじゃないですか(笑)。自分が生きやすくするためにオープンにしている、という面はありますね。ファンの方も長年私を見てくれているので、お互い「ここまで言っても大丈夫」のような信頼感があります。
――今年の1月から3月まで『令和に官能小説作ってます』で、初めての主演も経験しました。
桃月 現場ではさすがに疲れました。一日のセリフ量がとにかく多かったですし、官能小説の編集者の役だったのでセリフも独特で(笑)。「主演って、こんなにすごいんだ」って身をもって知りました。スケジュールもタイトで、毎日「これ、本当に今日中に撮りきれるのかな?」って心配しながら現場に向かっていました。
――現場の雰囲気はいかがでしたか。
桃月 スタッフさんもキャストも皆優しくて、明るかったです。体力的にはハードでしたが、こんなに平和な現場は初めて、と思うくらい伸び伸びと、楽しくできました。初めての主演でしたが、そこはとても恵まれていたなと思います。
――このお芝居で、手応えを感じたりはありますか。
桃月 うーん…実のところは、どのお仕事でも自分で自分を評価するのが苦手なんです。もともとあまり自信が持てない性格ですし、あくまで「仕事」と割り切っている面があって。「私がやりたいからやっている」というような、天職のような感覚もあまりないです。一般的な仕事観と同じで「生きるためにやる」と思って、お仕事をいただいてきました。その分、求められたからには責任を果たそうと思って続けてきて…。人と比べないし、自分も過大評価しないようにしてます。
――インタビューの前半でも「責任感が強い」と話してくれましたし、芸能活動にも現実的なスタンスですね。
桃月 だから、SNSでドラマ感想を呟いてくれたり、別の現場で「ドラマ、すごく良かったです」って声をかけてもらえた時はうれしかったです。お芝居を始めたばかりの頃は、「棒読みだ」なんてネガティブな声もありました。でも今はポジティブにほめてもらえるようになったので「頑張ってきて良かったな」と思います。
――やっぱり、ほめられることが桃月さんの一番のモチベーションですね。
桃月 どんなお仕事も、皆さんが求めてくれる限りは続けたいです。逆に必要とされなかったら、明日には辞めているかもしれないですし(笑)、10年後もグラビアをやっているかもしれないです。この業界で9年間生きてきても、まだネガティブさは抜けなくて「もっと自分を好きにならなきゃ」と頑張っているところですが、スペインが似合う女性になれたのも成長かなと思います。これからもゲームもして楽しく生きていきたいですし、そのためにはお金が必要なので(笑)、頑張っていきます。
(プロフィール)桃月なしこ (ももつき・なしこ)1995年11月8日、愛知県生まれ。2017年に准看護師兼コスプレイヤーとして注目され、2019年には俳優デビュー。2020年に1st写真集『未完』を発売し、2022年にはスタイルブック『PEACHY』を発売した。近年はドラマ『令和に官能小説作ってます』で地上波連続ドラマ初主演を務めるなど、俳優としても活躍の幅を広げている。インスタグラムフォロワーは約60万人、Xフォロワーは約49万人。YouTubeで「桃月なしこのなんかやるちゃんねる」も運営中。
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