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STU48復帰、甲斐心愛「海外のマインドになった」マレーシアで覚醒した2年間

2026.05.05 18:03
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2年間のマレーシア暮らしを終えて、瀬戸内7県を拠点とするSTU48に帰還を果たした甲斐心愛。

渡航前の取材で「ルフィになる」と宣言した彼女の夢は実現したのだろうか?

――お帰りなさい! 2年間、マレーシアのクアラルンプールでKLP48の初期メンバーとして活動していたわけですが、渡航前と何が変わりましたか?

甲斐 英語がしゃべれるようになりました。あと、海外の人のマインドになってしまいました。すれ違う人に「ハロー!」みたいな。

――瀬戸内でそんな挨拶をしてるんですか?

甲斐 してます。この間、広島でロケがあったんですけど、インバウンドの方に英語で突撃しました。日常会話は話せるようになったので。

――マレーシアのルームメイトと英語で話していたんですよね。

甲斐 そうです。(ルームメイトの)デヴィは日本語をちょっと話せるんですけど、「私は英語上達したいけぇ、英語で話そう」って言って。日常で遊びながら覚えました。タロット占いとかしながら(笑)。

――日本で慶応義塾大学に入るために学んでいたことは役立ちましたか?

甲斐 使える言葉もあったので、楽に覚えられました。現地のマネージャーさんが「もともと英語しゃべれるの?」と驚いていたくらいです。英語の勉強が好きでよかったです。

――マレー語を話すことはないんですか?

甲斐 マレーシア人にマレー語を話すと喜ばれるんですけど、KLP48は日本、インドネシア、香港、マレーシアからメンバーが集まっているので活動中は英語で統一していました。マレー語は現地の方が喜んでくれるくらいには覚えられました。2年前からマレー語のオンライン授業を受けていたこともあって。

マレーシアでタクシーに乗ると英語で話しかけられるんですけど、私がマレー語を話すと、運転手さんがマレー語でばーって話してきて。初めはわからなかったのに、だんだん聞き取れるようになってきました。

――どんな生活ぶりでしたか?

甲斐 オフの日は近くの大きいショッピングモールに行っていました。まあ、ジャランジャランですね。

――何ですか、それは?

甲斐 散歩っていう意味です。ジャランジャランをして、現地の雰囲気を感じるのが好きでした。日本人メンバー(行天優莉奈、黒須遥香、山根涼羽=AKB48)とお茶をしたり。自分でブックして。

――予約ですね。食事はどうでした?

甲斐 ママックっていうレストランに行くのが好きでした。チャーハンが200円くらいでてんこ盛りなんです! しかも、日本は絶対に出てこない味の濃さで。ミロも粉を日本の倍くらい入れるんです。全然溶けてないけど、そのギルティーさがいいんです。そんなわけで私は太りました(笑)。

――自炊はしなかったんですか?

甲斐 するようになりました。ジャーマンポテトやシチューを作りました。スーパーでは日本、中国、韓国といった国ごとのコーナーがあって、多様性に富んでいて、海外初心者でも住みやすかったです。現地のメンバーが教えてくれるローカルなごはんも美味しかったな。食には全然困らなかったです。

――4人の日本人メンバーは先輩として現地に赴きました。アイドル初心者のメンバーに何を教えましたか?

甲斐 最初のダンスレッスンをするとき、まずバミリがなかったんです。ダンスをするときってセンターが0で、左右に1、2、3……って番号を打つんですけど、その考えがそもそもマレーシアにはなくて。普通は90㎝間隔なんですけど、その場にメジャーもなかったから、仕方なく自分の足のサイズを目安にしました。

――現地のメンバーは日本のアイドル文化を理解していたんですか?

甲斐 ほとんど知らなかったです。マレーシアではK-POPが大人気で、アイドルといえばK-POPをイメージしちゃうんです。ダンス経験者は一人しかいませんでしたし、現地の先生も日本のアイドル文化をわかっていなくて、困惑していました。

現地の人に「私たち、アキバのアイドルです」って説明しても、「何それ?」という反応でした。「ステージでパフォーマンスするんです」と言っても、それでもわかってもらえなくて。そういう仕事がマレーシアにないから、アイドル文化をイチから伝えるところから始めました。

ひとまずメンバーにはアイドルとはこういうものだと教えました。私たちも英語を話せなかったから、もっとこうしてほしいというのを英語で伝えないといけないのに、簡単な伝え方しかできなくて、「more practice!」と言うしかありませんでした。「こんなんじゃステージに立てないんだよ!」と言いたいのに、熱量で伝えるしかなかったです。

それでも、現地のメンバーはその熱量を受け取ってくれて、「日本のアイドルのダンスを上手になりたいんだけど、どうしたらいい?」と聞いてくれるようになりました。アイドルとして大事なものを受け取ってくれたんだなと思いました。

――初ステージは覚えていますか?

甲斐 2024年の8月でした。現地に着いてから3か月後です。ステージに立てるレベルには達したと思っていたけど、今振り返ったら、まだまだだったと思います。それは、私がSTU48として初ステージを踏んだときと同じです。そのときは大丈夫だと思っていたけど、振り返るとそうじゃないんです。ただ、初ステージならではのがむしゃらさ、一生懸命さは伝わったんじゃないかな。

――KLP48の専用劇場は昨年末、プレオープンしたんですよね。

甲斐 はい。そこで定期公演やイベントをしています。マレーシアのららぽーとに入っていて、市内の中心地に近い場所にあります。

――日本人メンバーとも仲よくなったのでは?

甲斐 すぐに仲よくなりました。日本で交流がないままマレーシアに渡ったけど、海の向こうで一緒に活動できるなんて奇跡じゃないですか。なんだかんだ頼れるのはAKB48だった3人だし、悩みを理解してくれるのもその3人でした。本当に感謝しているし、日本に帰るということは、その3人とは離ればなれになるということなので寂しかったです。

――3人はAKB48に復帰しましたからね。日本人ではないメンバーと別れるのも寂しかったのでは?

甲斐 はい。一緒に住んでいたメンバーとはレッスンでも、部屋に帰っても、オフの日も一緒でした。そういう経験は初めてでした。そんな子たちと別れる日にはいっぱい泣きました。えーんって泣き始めたら、その子が動画を回し始めて。SNSを中心に考えている海外らしいなって思いました(笑)。

――KLP48にファンは増えましたか?

甲斐 はい! マレーシアはテレビ、ラジオ、雑誌じゃなくて、SNSを見る文化がすごいんです。私個人のTikTokのフォロワーは8倍になりました。今、マレーシアのお隣のJKT48 (インドネシアのジャカルタが拠点)が爆発的に人気なんです。そうなるまでにJKT48 も10年くらいかかっているので、KLP48も時間をかけてやっていくのが必要だなと思います。

――ところで、甲斐さんはルフィになったんですか?

甲斐 私、現地のメンバーに「心愛ってルフィみたいだね」と言われたんですよ。その後、「見た目でいうとチョッパーだけど」とも言われたので、どっちなんですかね(笑)。

――それにしても、いい経験をしましたね。

甲斐 本当にそうです。小さい頃からの夢が、一度でいいから海外に住むことだったので。アイドルになったから実現できた夢でした。

アイドルの1期生を2回もやれたし、海外にも行けたし、始球式も写真集もやれたし。もう十分だなとも思いました。

でも、まだ22歳だし、日本でKLP48で得た経験を活かせるんじゃないかと思うようになりました。メンバーからも「帰って来てください」とか「また一緒にやりたいです」と言われたことは大きかったです。

――将来的には、大ファンの広島東洋カープの通訳もできるんじゃないですか?

甲斐 それ、お父さんにも言われました(笑)。そうなれたら最高です。ヒーローインタビューとかやってみたいです。

――帰国後の日本食はどうですか?

甲斐 私、思うんです。「なんでみんなこんなに美味しい食べ物を淡々と食べてるの?」って。もっと感動したほうがいいです。調味料のバランスも最高だし、胃もたれせずに、最後までちゃんと食べきれるって最高だと思います。めっちゃ沁みますもん。

――4月5日のコンサート(STU48 9th Anniversary Concert THE STU SHOW~Horizon~@広島県・上野学園ホール)で復帰しました。

甲斐 はい。それまではレッスンの毎日でした。踊れるか、不安すぎて。スケジュールの関係でレッスン場が使えないときは、自分でスタジオをレンタルして踊って。今までの私ならこんなことはしていません。海外に行って、行動力が芽生えました。

――ところで、マレーシアにいた2年間、カープの情報は追っていたんですか?

甲斐 それが全然なんです。帰国してすぐWBCが始まったので観ていました。めっちゃ面白かったですね!今のカープは新しい選手が増えていて、2年でこんなに変わるのっていうくらいです。でも、それが新鮮で、面白いです。

――STU48にも新人が入ってきています。

甲斐 たしかに。カープみたいに大入れ替えです。(同期の石田)千穂が卒業するし。同期も少なくなってきて、寂しいです。でも、千穂の卒業に間に合ってよかったです。

――海外を経験すると、新しい視点が生まれると思います。今のSTU48を見て、どう思いますか?

甲斐 KLP48のメンバーといて感じたのは、アイドルはステージを楽しむことが一番大事ということです。STU48にもハッピーオーラがもっとあればいいなって思いました。「見るからに元気!」みたいな。KLP48はスタートしたばかりだからそうだったんでしょうけど、明るいことって素敵なことだと思いました。それをSTU48で私が実践していきたいと思います。

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