【東京女子プロレス】「リングで誰だかわからせてやる」遠藤有栖が“誰?”を覆した両国の夜
元SKE48の荒井優希が悲願の最高峰王座を獲得し、大団円で終わった東京女子プロレスの3.29両国国技館決戦。その大会で『隠れベストバウト』として高い評価を受けたのが、Sareee&彩羽匠のスパークラッシュを山下実優&遠藤有栖(えんどう・ありす)が迎え撃ったタッグマッチ。特に大会前は完全にノーマークで対戦相手から『名前も知らない』と切り捨てられ、SNSにも『誰?』の文字が躍りまくった遠藤が大健闘を見せ、一躍、ヒロインの座に! 多くの女子プロレスファンに『見つかった』彼女が、あの熱戦の舞台裏を熱く語ってくれた。
3月31日に両国国技館で開催された東京女子プロレスのビッグマッチ『GRAND PRINCESS’26』。第1試合からメインイベントまで注目のカードが並び、大会前から大きな話題を呼んだが、その中で違う意味で注目を集めてしまったのが遠藤だった。
もともとはSareeeとレイ・イン・リーの元WWEコンビと対戦する予定だった遠藤だったが、リーの来日が中止に。急きょ、変更された対戦相手はSareeeと彩羽匠(マーベラス)の『スパーク・ラッシュ』。当初のカードも華やかで魅力的だったが、日本最強コンビとも言えるふたりが相手になったことでプロレスファンの注目度はグーン!と高まった。
とはいえ、なのだ。注目されるのは遠藤のパートナーである山下実優とスパーク・ラッシュの絡みばかり。普段、東京女子プロレスを観ないファンは『遠藤って誰?』状態。対戦するSareeeも「名前も知らない存在」と切り捨て、彩羽匠に至っては「この小娘の情報を知っている人は教えてください」とSNSでファンに呼びかける始末。対戦相手もプロレスファンも「遠藤って誰?」状態のまま両国国技館決戦を迎えることになった。
しかし、あれだけ「誰?」と世界中でつぶやかれたら、普通の神経だったら参ってしまいそうなもの。しかし、遠藤は違った。
「そりゃ、悔しかったですよ。誰? 誰?って。小娘って言われるのも悔しかったけど、それで落ち込んだり、凹んだりはしなかったです。逆に燃えた! リングで誰だかわからせてやるよ!って」
実際のところ、こんなに「誰?」と言われるほど、遠藤は実績のないプロレスラーではない。東京女子プロレスのリングでは2年前にタッグ王座に君臨し、昨年秋にはインターナショナル・プリンセス王座も獲得。立派なチャンピオンとしてファンからは認識されている期待の成長株である。
では、なぜ、その名前が広くプロレスファンに認識されていないのか? それはおそらく、せっかくチャンピオンになっても、ほんの数カ月で陥落してしまうケースが多かったから。ベルトを巻いて、何度も防衛を重ねていくうちに、その知名度はどんどんアップしていくものだが、遠藤の場合、その「周知期間」をしっかりとキープできなかった。その結果が「誰?」という反応につながってしまったようだ。
ただ、東京女子プロレスのファンは実力をわかってくれているし、期待もしてくれていた。だから入場時からものすごい歓声が起こり、試合中も大きな『アリス』コールが何度もこだました。
「あの歓声はうれしかったですね。本当に背中を押してもらえたし、笑顔になれました。背中といえば、試合がはじまってすぐに一歩も引かない山下さんの背中をコーナーから見て、うわぁ、カッコいい!って。もうブワーッとくるものがあって、あれで私もやらなきゃ、とスイッチが入りました」
スパーク・ラッシュ相手に一歩も引かなった山下実優。しかし、体格的に劣る遠藤はどうしても攻めこまれてしまう。これは短期決着もあるかも……という空気が流れだしたところで、遠藤はその猛攻を真正面から受け止めた上で、鬼のような形相で立ち上がり、やり返す。この姿にファンも熱く燃えた。
彩羽匠は試合を振り返って「体が小さいし、かわいそうだなって思いながら連携技を出したら、カウント2で返された。返されちゃったら、もっと攻めるしかないんだけど、それも返してくる。根性ありますね」と遠藤の粘り腰を称えていたが、あのときの状況を遠藤は「完全にゾーンに入っていた」と語る。
「技の一発一発が強くて重いので、ものすごくキツかったんですけど、技を喰らいながら『こんなに強いこの人たちに勝ったらカッケー!』って(笑)。とっくに体力の限界は超えていたはずなんですけど、なんか自分も知らない『遠藤有栖』がいた感じで。普段の私だったら負けてるよなって。あぁ、これがゾーンに入るってことなんだって思いましたね」
あわや時間切れ引き分けか、というところまで粘る大健闘を見せた遠藤だったが、最後はスパーク・ラッシュの大技連発に沈み敗退。だが世間の評価は「遠藤って誰?」から「遠藤ってすげぇ!」に一瞬にしてひっくり返った。この日は動画配信サイト『WRESTLE UNIVERS』にて生配信されたので、あまり東京女子プロレスに興味がない人たちも「スパーク・ラッシュの試合だけでも覗いておこうか」と結構な人数が“つまみ観戦”に訪れていた。そこでまったくノーマークの遠藤の奮戦ぶりを見せつけられ「すげぇ!」となった。ある意味、期待値が低かったことが功を奏した結果にはなったが、まさにこの日、両国国技館に誕生した『想定外ヒロイン』となった。
試合後、声をかけると遠藤は大号泣しながら「楽しかった!」と叫んだ。もう明らかに感情がぐちゃぐちゃにはなっているけれども、ポジティブな言葉を聴けて安堵した。
「試合が終わった瞬間にイッキに体力がマイナスになっちゃいました(苦笑)。もちろん悔しくて会見でも泣いちゃいましたけど、力を出し切ったな、とも思っていたので、それが楽しかった、という言葉になったのかも。ただ……」
笑みを浮かべながら話していた遠藤の表情が一瞬、曇り、あの日、両国国技館のリングで見せたような、キリッとした表情を浮かべて彼女はこう言った。
「すべての力を出し切ったのに負けてしまったのは、やっぱり悔しい!!」
結論から言えば、持てる力と技をすべて出し切ってもスパーク・ラッシュからは3カウントもギブアップも奪えなかった。つまりは決定力不足。これは前述したような「ベルトを巻いても長く防衛できない」という現象にもつながってくる。ここまでハッキリと課題が見えてきたことは、彼女にとって大きなプラスになるだろう。
両国国技館での勢いが衰えぬまま、遠藤はさらに突き進む。5月4日、後楽園ホールで荒井優希が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦が決定したのだ。多くのプロレスファンが「遠藤有栖、すげぇ!」と認知してくれたタイミングでの最高峰王座へのチャレンジ。チャンピオンになったばかりの荒井優希にとっても絶対に負けられない一戦ではあるが、ここでも「想定外ヒロイン」が発動すれば、ゴールデンウイークにとんでもない衝撃が走ることになる。
「いままで私のことを『誰?』と思っていて、両国国技館の試合で知ってくださった方には、とにかう一度、東京女子プロレスの会場に来てもらいたいです! 絶対に面白いって思ってもらえるし、また観たい!って思わせるような試合をお見せしますから!!」
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
庄司智春「#俺のオンナ」藤本美貴の部屋着ショット公開「飾らないのが本当に素敵」ENTAME next -
寿司ダービーに注目!チュートリアル徳井、お寿司を食べるこだわりの順番は…らいばーずワールド -
アレクサンダー、芝生でくつろぐ次女・グーちゃんの微笑みショット公開ENTAME next -
岡田紗佳、Bリーグ始球式で美脚際立つミニスカコーデ公開「可愛すぎて反則」「勝利の女神」と反響モデルプレス -
M!LK塩崎太智&JO1豆原一成「逃走中」での絡みが話題「呼び方可愛い」「2人とも優しいイケメンで最高」モデルプレス -
板野友美、ほっそり二の腕際立つキャミコーデ披露「肩のライン綺麗」「スタイル抜群」と反響モデルプレス -
平愛梨、唐揚げ・小鉢4品並んだ夕食公開「副菜も充実してて豪華」「栄養バランス満点」と反響モデルプレス -
おのののか、ピンクのワンピース着こなした娘公開「お人形さんみたい」「お父さん似かな?」と反響モデルプレス -
森香澄、スリットからほっそり美脚スラリ「セクシーすぎる」「スタイルに見惚れる」の声モデルプレス