伊集院光、AIのラジオ番組に感じた“不気味の谷”現象 「すげえムカつく」
Googleの最新AIが作ったポッドキャスト番組に伊集院光が複雑な反応。「俺がラジオパーソナリティだから」と、気がかりな理由を自己分析した。

26日深夜放送のラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に、タレントの伊集院光がメインパーソナリティとして出演。生成AIが作った“ポッドキャスト番組”について、複雑な感情を抱いたと語った。
AIのポッドキャスト
Googleが提供するAIリサーチツール『Google NotebookLM』についてのメールを読み上げた伊集院は「いま生成AIいっぱいありますけど、Googleの提供しているこのNotebookLMは俺の周りでも相当評判になってて、自分でも触ってるんですけど」と切り出す。
「これが例えばウィキペディアのこのURLを参考してくださいって、例えば和食についてのポッドキャストを作ってくれって言うと、ポッドキャストも1人喋り、2人喋りとか色々できんだけど、それこそラジオ的な『これなんか食べたことありませんか』『僕はそれ食べたことあるよ』みたいなやつをずっと喋ってんの。これがね、多分俺がラジオパーソナリティだからなんだろうね、すげえムカつく」と笑いながら、その時の感情を説明した。
“普通のトーク”に違和感
「逆に言うと、ビジネスに関する知りたいことをポッドキャストにしてもらって、普通に聞いてるのはめちゃめちゃ便利だよね。パソコンとかスマホにつきっきりにならない、なれない時に調べておきたいことをポッドキャストで喋ってもらうのはもう完璧で」と、調べものに使う際は重宝していると語る伊集院。
「あいつ(AI)はさ、なまじトークは流暢でいて、いいリズムで喋るのよ。だけど心が全く入ってないっていうところが“不気味の谷”の怖さ。昔、CGがどんどん映像に近づいてきた時に、それまでカクカクとかドット絵は全然怖くなかったのに、『そっくりなんだけど人ではない』になった途端に『うわ、気持ち悪い!』ってなるのと一緒で、特に普通のトークをこいつに喋らせた時のイラつく感じっていうか」と、原因を分析。
「今はいろんな人のマネっこを集めて、このリズムだって思って喋ってるだけで、何にも心は入ってないからみたいなことを言いたくなっちゃう」と、ラジオパーソナリティゆえに、どうしてもAIの喋りに一言物申したくなってしまうと語った。
使い方次第?
続けて伊集院は「よく僕が言うのは、生成AIにどんなに反対したところでもう受け止めるしかないところに来てる、誰にも止められないよっていう。だから、もはや仕事が取られるみたいなことを言って、恐怖ばかりではいられないみたいなことを言うけど、いざ自分の近いとこに入ってくるとこんな感じになるんだと思って」と、AIに仕事を奪われる恐怖を実感したと告白。
「でも多分、一生懸命そのNotebookLMを使いこなしていくと、ラジオ番組も面白いもんできるかもしんないけどね。使い方にセンスは出るけど、なんか俺、どっかでアイドル番組やろっかな」と話し、笑いを誘っていた。
■執筆者プロフィール
びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・びやじま)
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