中野恵那「ドンキのジャージで夜行バス」から始まった『Popteen』時代の苦悩と感謝
現在の洗練された姿からは想像もつかないが、かつては「ドンキのジャージ」を愛用する生粋のギャルだったというモデル・中野恵那。芸能界入りのキッカケは、SNSを通じた突然のスカウトだった。右も左もわからぬまま飛び込んだ『Popteen』での熾烈なバトルや夜行バスでの往復生活。そしてモデルから演技の道への挑戦と、負けず嫌いな少女が駆け抜けた激動の10年と、その原点にある家族との絆に迫る。(前後編の後編)
――そもそも、芸能界にはいつから興味があったのでしょうか。
中野 それが、全然興味がなくて。関わりだしたのが中学3年生の時、『Popteen』の編集部の方からSNSを通して「雑誌に出ないか」という連絡が来たことなんです。最初は「絶対嘘だ」って思いました(笑)。でも、おもしろそうじゃないですか。ポージングもしたことない素人だったのに「まあ一回東京に行ってみるか」くらいの軽い気持ちで行ったらすぐにバトルが始まってですね……。
――バトル、ですか?
中野 『Popteen』って、モデル同士で人気を競うバトル企画をよくやっているんです。分かりやすく言うと、AKB48さんの総選挙みたいな感じかな。中学生だったのであまり理解もしないまま、バトル企画に参加することになりました。(笑)それで半年間、大阪から東京に通うことになりました。
――中学生で一人、大阪から東京へ通うのは大変だったでしょう。
中野 夜行バスで一人で東京と大阪を行き来する生活を月に1回やっていましたね。受験の時期でもあったので結構悩んだんですけど、「こんな機会ないか」と思ってがんばって続けていました。
――知らない場所で、心が折れそうにはなりませんでしたか?
中野 当時は人気が全然出なくて、「周りはみんな可愛いのに、なんでこんな素人の私がここにいるんだろう」って、帰りたいと思うこともありましたよ。でも、やっぱり一番の支えは家族でした。
家族の誰一人反対せずに、「こんな機会ないから行っといで」って前向きに応援してくれたんです。心配はもちろんあったと思うのですが、そのおかげで不安を感じずに楽しくできたかな。もし自分が親の立場だったら同じことができるかなって思うと、本当に感謝しかないです。
――負けず嫌いな性格も後押ししたとか。
中野 そうなんです。かなりの負けず嫌いなので、「決めたからにはやり遂げたい」っていう気持ちが強かったですね。
――子供の頃はどんなお子さんだったんですか?
中野 「やんちゃ」と言われてました。お姉ちゃんの誕生日のケーキのろうそくを、先に全部消しちゃったり、小学生の時は運動も大好きで、駆け回っていましたね。ドッジボール大会では男子相手に本気でボールをぶつけにいってちゃんと優勝を狙いに行くタイプでした。
――当時の『Popteen』では、どんなスタイルだったんですか?
中野 めっちゃギャルでした(笑)。つけまつげとカラコンは必須で、黒髪だと「えーないわ」って言われるような時代。派手な方が可愛いっていう価値観でしたね。だから、今の姿を見ても同一人物だって気づかれないことも多いです。
――地元にいた頃からギャルだったのでしょうか?
中野 実家が本当に田舎なので、周りはギャルかヤンキーが多いみたいな環境だったので(笑)。それにお姉ちゃんの影響もあって、メイクは早くからしていました。コンビニに行く時は、ドンキのジャージ、いわゆる「ドンジャ」にクロックス。特にピンクのラインが入ったジャージがお気に入りでしたね。さすがに恥ずかしい(笑)。
――演技の世界へ挑戦されていますよね。
中野 モデル時代、恋愛リアリティショーなどに出演させてもらったことで、ありがたいことにフォロワー数が一気に増えたんですよね。でも、当時の私は、数字で自分のことを見られているように感じていました。「仕事が来るのはありがたいけど、自分自身の力ってあるのかな?」って悩んだんです。それで、やったことのない分野に挑戦して、自分がどれくらいできるのか試してみたいと思って、お芝居の道に進みました。
――実際に挑戦してみて、いかがでしたか?
中野 全く世界が違いましたね。演技は楽しいんですけど、やっぱりモデル出身ということもあって、本当に難しい。改めて役者さんってすごいんだなと思いました。でも、『Popteen』時代にメンタルはめちゃくちゃ鍛えられていたみたいです。
――これから、どんなことに挑戦していきたいですか?
中野 やっぱりファッションのお仕事が大好きなんですよね。昔は身長が低いことがコンプレックスで、ポージングもすごく苦手だったんですけど、それでも評価してもらえた時に、すごくやりがいを感じて嬉しかったんです。だから、同じようにコンプレックスがある方にも「こんな着こなし方もあるよ」って、私の活動を通して少しでもファッションを楽しむキッカケになったらめちゃくちゃ嬉しいです
――ちなみに、10年後はどうなっていたいですか?
中野 「幸せで、健康でいたい」。もう、それが一番ですね。好きなことをして、友達と遊んで、美味しいものを食べていたい。もちろん、ラーメンもいい塩梅に(笑)。
――その幸せのために、今から心がけていることを教えて下さい。
中野 「自分が活力をもらえる人と一緒にいること」ですね。尊敬できる人や、一緒にいて明るくなれる人のそばにいると、自分も自然とポジティブになれるし、考え方も変わってくる。実際に、事務所にいるすごくポジティブな先輩と仲良くなってから、私自身も明るくなって、仕事もうまくいくようになったんです。だから余計に人との繋がりは、本当に大事にしていますね。
――最後に、この記事を読んでくれた読者の方へメッセージをお願いします。
中野 この記事を読んでくださって、ありがとうございます。私のSNSでは、美容やファッションのことなどを通して、見てくれた方が少しでもポジティブになれるような発信を心がけています。皆さんのコメントが私の力になっているので、これからもお互い、幸せに、人生楽しくいきましょう!
▽中野恵那(なかの・えな)大阪府出身。2000年10月7日生まれ。血液型O型。身長165cm。趣味:ゲーム、メイク、サウナ特技:ゲーム2015年より5年に渡り“ちゃんえな”の愛称で『popteen』専属モデルとして活動。真夏のオオカミくんには騙されないをはじめ、モデルやTV、広告など数多くのメディアに出演。また初の映画『メイヘムガールズ』で北条夏菜役を演じ、現在は女優業をメインとして活動中。
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