ドラマ『タクミくんシリーズ -Drama-』完成発表会に登壇した(左から)塩崎太智、加藤大悟(C)2025 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会

塩崎太智(MiLK)&加藤大悟、お互いの胸キュンシーンを告白「照れる瞬間は全部カワイイ!」 BL小説の金字塔・ドラマ『タクミくんシリーズ―Drama―』完成発表会

2025.09.02 20:26
提供:Deview

 5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」の塩崎太智(崎=たつさき)と俳優の加藤大悟が1日、都内で行われたドラマ『タクミくんシリーズ―Drama-』完成発表会に登壇した。

 1992年の刊行開始以来、累計500万部を超える人気小説『タクミくんシリーズ』は、全寮制男子校を舞台に少年たちの繊細で切ない恋模様を描いた学園ラブストーリー。全28巻にわたる原作小説の完結後も、時系列順に再編集した『タクミくんシリーズ完全版』や、大人になった登場人物たちのその後を描くスピンオフ『埼義一の優雅なる生活』などが刊行され、今もなお根強い支持を集めている。

 シリーズ初となる連続ドラマで主人公・葉山託生(通称:タクミ)を演じるのは、M!LKのメンバーとして活躍する一方、俳優としてもTBS『イグナイト-法の無法者-』、MBSドラマイズム『その着せ替え人形は恋をする』などの話題作に立て続けに出演している塩崎。タクミの恋人・埼義一(通称:ギイ)を、ミュージカル『刀剣乱舞』の山姥切国広役や『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の四十物十四役で注目を集める加藤が演じる。

 この日の完成発表会では、劇中の衣装である水色のブレザー姿で登場した塩埼と加藤。最初に本作のオファーを受けた際の心境について、塩崎は「いきなり主演というのはびっくりしましたし、長く歴史があり、ファンがたくさんいらっしゃる作品ですので、すごく嬉しい気持ちと同時にプレッシャーや責任も感じながら『ちゃんと頑張らなきゃ』という思いでした」と振り返る。特に今回、ドラマ化されるエピソードは「シリーズの中で重要な話がたくさん入っているので、そこをどう表現するのかが肝だなと思いました」と明かした。

 一方の加藤は、過去に映画版でもギイを演じているが、今回のドラマ出演について「心の底から嬉しかったです。映画に出た時は(自身にとって)映像作品初主演で、それに続く形でお話をいただいて『大丈夫かな?』という気持ちもあったけど、またギイという素晴らしい役をできるのが嬉しかったです」と語り、演じるにあたっては「(映画と)内容もキャストも違うので、全然違うのかな…?と思っていたんですけど、ギイとしての太い幹はずっと一緒なので、ブレずに全うしようと思いました」と強い思いを語った。

 本作が初共演となる2人は、撮影が行われた滋賀県内の駅の待ち合わせの車の中で初めて顔を合わせたという。塩崎は「集合して車に乗り込んだら(加藤が)乗ってきて、『本当に元気いっぱいなコだな』と思いました(笑)。車中で、『滋賀にもドンキあるんや?』、『丸亀あるやん!』とかそんな感じで、撮影よりもごはんを楽しむタイプだなと思いました(笑)」と第一印象を明かす。

 一方、加藤は車内での初対面というシチュエーションに驚きつつ、「しゃべりやすかったし、同い年というのを(事前に)見ていて、それが嬉しかったです」と語った。その後、撮影が進んでも互いの良い印象は変わらなかったようで、加藤は「同い年って大事だなと改めて思いました」とニッコリ。

 撮影する中で、お互いの姿に思わず胸がキュンとした瞬間やお気に入りのシーンについて聞かれると、塩崎は「1話で、2人が食堂に向かうために廊下を走っていたら『走っちゃダメ!』と言われて(早歩きに切り替えて)スーッとなるあのシーンは結構好きです。かわいかった!」と告白。加藤は「僕はずっとタクミにキュンキュンしてるから決められない!」と悩みつつ、「(タクミが)照れる瞬間は全部カワイイ! 目がちょっと動揺して『うぅぅ…』ってなる瞬間はカワイイし、『愛してる』とか『好きだよ』と伝えた時の表情ったらもうカワイイ!」とあふれんばかりのタクミへの愛情を爆発させていた。

 また、作品にちなんで2人の高校時代についてのトークも展開。塩崎は自身の高校時代について「僕は、仕事が忙しくてあんまり行けなくて…。でも、大学に行きたかったので、勉強だけは頑張ろうと思って、人生の中で高校の時だけはメチャクチャ点数が良くて、クラスで1〜2位を争うくらいでした」とコメント。また、劇中のタクミと似ているところについては「タクミくんは、感情がたくさんあるキャラクターで、自分の中で整理しないといけない時間があると思います。僕もひとりの時間が大好きで、考えることも好きで、グループの会議の後で、お風呂に入ってひとりで考えたりするので、一人の時間を大切にするところは似てるかも…」と分析。

 加藤は高校時代について「ギイとは正反対で、クールビューティでも何でもなかったです」と発言。塩崎から「じゃあ、何だったの?」と突っ込まれると、「ただのエネルギーバカ?」と笑いつつ、「勉強もあんまりできなかったし、みんなが憧れるようなクールビューティでスーパーハイスペックとは真逆で、メッチャはしゃいでました」と自虐気味に語る。それでも「ギイと似ているところがひとつだけあるとしたら情熱! 秘めたる思い、内に持っている熱は似てると思います。ギイは熱い男で、僕も熱い男だと自分で言ってますので!」と力強く語った。

 さらに「好き」という気持ちを素直に相手に伝えられるか?という問いに対し、塩崎は「どうだろう…? 僕が好きになっている時点で、相手は俺のこと好きですね」とクールに決めつつ、「ごめんなさい。調子に乗りました」と照れくさそうに苦笑い。そして「『イイじゃん』(M!LK)でいろんなTV にも出演させていただくようになって、昔自分が見ててめっちゃ好きだった人が(共演者として)目の前にいても、『仕事だし、好きだと言っちゃいけない…』と思って全然言えないです」と苦悩を吐露。続けて、「FNS 歌謡祭に出た時も嵐の相葉さんが横にいらして…『イイじゃん教えてよ』と言われて、教えたんですけど、(心の中は)『うわぁ! 相葉ちゃんや!! ウソやろ〜!!』と思っていました。『相葉さん』だけど『相葉ちゃん』と言っちゃいそうで…」と明かし、会場は笑いに包まれた。

 加藤は最近「好き」という気持ちや感謝の思いを家族に対して素直に伝えられるようになったと明かし、「家族が仲良くて、お母さんもお酒が大好きで、飲みながら話が弾んで『お母さん、ありがとう。大好きだから』と酔っぱらいながら言っています」と素敵なエピソードを披露。一方で、塩崎と同じく、TV番組で憧れの人と共演した時のリアクションに関しては「(出演している)フジテレビ『ぽかぽか』に山P(山下智久)が来たんです。昔にドラマを見て『こんな男のなりてぇ!』と思っていたんですけど、いざ目の前にいると何も言えず、仕事で会うとテンパっちゃって…(苦笑)」と明かした。

 そしてこの日は、まもなく誕生日を迎える2人にサプライズでのケーキをプレゼント。会場にケーキが運び込まれると、ファンがバースデーソングを歌い、2人を祝福した。9月11日で25歳を迎える塩崎は「25歳って四捨五入したら30ですよね? まだ(30歳は)遠いけど、もうちょっと大人になりたいし、大人の余裕がほしいです。せっかちでケチだったりするんで(苦笑)、もっと余裕のある人間になりたい!」と抱負を口にする。

 加藤は9月19日に同じく25歳となるが、塩崎とは対照的に「僕は大人にはなりたくないので…。永遠に子ども心を忘れちゃいけないと思うんだよね」と永遠のピーターパン宣言。「心は子どものまま、いろんなことを考えて、選択をしていかないとなと思います。幅広い視野を持って、いろんな仕事や物事を選択して頑張っていきたいと思います!」と20代の後半戦に向けての意気込みを語った。

【作品概要】
『タクミくんシリーズ -Drama-』
BSフジ:9月21日(日)よる24:00〜(毎週各1話放送)
FOD: 9月21日(日)よる24:00〜(毎週各1話配信)
※TVer 配信あり
■話数形態:全6話(約25分/話)
■キャスト:塩崎太智 加藤大悟
山下永玖 相原一心 世古口凌 祐楽 柊太朗 宮本龍之介
桜木雅哉 松原康太郎 冨田侑暉 明石陸(SEVENIC) 原田旺慈(SEVENIC) 岩元雅希
■原作:ごとうしのぶ(『若きギイくんへの悩み』『June Pride-6月の自尊心-』『決心』『満月』/角川ルビー文庫刊)
■原作イラスト:おおや和美
■監督 編集:横井健司
■脚本:金杉弘子
■主題歌:ONE LOVE ONE HEART『春雷フライト』(avex trax)
制作プロダクション:ビデオプランニング
製作:「タクミくんシリーズ」製作委員会
(カルチュア・エンタテインメント ポニーキャニオン ビデオプランニング ビーエスフジ)

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