高橋海人＆中村倫也、初共演ながら息ぴったり「倫也さんは絶対何かを仕掛けてくる」「海人にどう揺さぶりをかけられるか」＜DOPE 麻薬取締部特捜課＞

高橋海人(King ＆ Prince)と中村倫也がW主演を務める金曜ドラマ「DOPE　麻薬取締部特捜課」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)が、7月4日(金)よりスタートする。このたび、ザテレビジョンでは、新人麻薬取締官の才木優人(さいき・ゆうと)を演じる高橋と、その教育係・陣内鉄平(じんない・てっぺい)を演じる中村にインタビューを実施。主演としての意気込みや撮影現場の様子などを聞いた。

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高橋海人と中村倫也が“正反対バディ”に！

――麻薬取締官の“正反対バディ”が、謎に包まれた新型ドラッグ“DOPE” に立ち向かう「DOPE　麻薬取締部特捜課」。同作で、高橋はTBSドラマ初主演を果たし、3年ぶりにTBSドラマ主演にカムバックする中村倫也と初共演でW主演を務める。

高橋：最初は結構不安でした。かっこいいドラマが多い金曜ドラマ枠の主演が自分に務まるのかと少し荷が重かったのですが、倫也さんも出ると聞いて、ずっと共演したいと思っていたので、出演を決めました。また、題材を見て、こういうCGをフル活用したかっこいいアクションシーンは、日本ではあまりない印象なので、アクションも全力で取り組みたいと思いました。

中村：昔からお世話になっているプロデューサーの長谷川晴彦さんが、だいぶやる気みなぎる感じだったので、乗っかろうかなと。海人が出演していた「だが、情熱はある」（2023年、日本テレビ系）なども見ていて、主役としていろいろなものを引き込める人だなと思っていたので、そんな海人に役としてどう揺さぶりをかけられるか、やりがいがあるなと思いました。

――高橋演じる新人麻薬取締官の才木優人は“未来予知”、中村演じる不真面目な教育係の陣内鉄平は“超視力”という異能力を持ち、他の異能力者たちが引き起こす事件の解決に挑んでいく。

高橋：自分も異能力が欲しいなと(笑)。でも、未来が見えることには怖さがあって、この作品では、見える未来に対して才木がどう動くかが重要なポイントにもなってきます。

中村：未来予知というと、多くの作品では屈指の能力じゃないですか。でも、本作においてはそれがまだ発展途上というか、本人も使いこなせず、その能力に対する向き合い方もまだ定まっていないというのが、新しさがあるなと思いました。一方で、ただ目がいいという異能力の陣内が割と強者になっているのが、枠組みとして面白いなと思いました。

「年齢層は幅広いけど、和気あいあい」

――考え方の異なる相性最悪なバディとして行動を共にする才木と陣内。過酷な撮影を共にし、撮影裏では2人の距離がぐっと縮まっている様子。

高橋：倫也さんは、裏表がない人です。ずっと面白いことを考えているというか、現場でもドライ(リハーサル)の時に絶対何かを仕掛けてくるところが面白くて、いつもニヤニヤしながら、楽しいなと思いながら見ています。

中村：海人はダンスをずっとやってきて、その界隈でコミュニケーションを取ってきた人だろうから、言葉遣いやノリが“マジ、パないっすよね！”みたいな感じかなと思っていたら、全然(笑)。「だが、情熱はある」の感じでした。あれはそんなに無理して演じていなかったんだね。

――才木や陣内と同じ「特捜課」のメンバーには、新木優子、三浦誠己、豊田裕大らが名を連ねる。

高橋：年齢層は幅広いけど、和気あいあいとみんなでニコニコしながらやっています。

中村：オセロ大会してるもんな。楽しくやっています。無駄話ばかりして、気楽でいいです。でも、やるときはやる組ですし、スタッフも含め“分かっている”人が多い感じがします。あと、“分かろうとしている”人が多い。だから、そういう意味ではスムーズですし、非常にやりやすいです。

◆撮影＝山田大輔／スタイリスト＝横田勝広(YKP)(高橋)、松本ユウスケ(anahoc)(中村)／ヘア&メーク＝浅津陽介(高橋)、松田陵(Y's C)(中村)／衣装協力＝SHOTAHIYAMA、JNBY(中村)

※「月刊ザテレビジョン8月号」より

※高橋海人の「高」は正しくは「はしご高」