

刑務所から出所した男性…外へ出て東京で食べた蕎麦の味に「リアルな描写」の声【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、「コミックバンチKai」で連載中の『月かけごはん』(新潮社刊)の1話『上京』を紹介する。くらげバンチの公式アカウントが、5月13日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、『戦争めし』(秋田書店刊)や『しあわせゴハン』(集英社刊)で知られる魚乃目三太さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
13年ぶりに刑務所から出た外の世界
旭川刑務所を出所した甲野は、東京へと向かう。13年もの間、刑務所のなかで過ごした彼は、人々が携帯で写真を撮る様子を見て時間の経過を実感し自身を“浦島太郎のようだ”と感じた。
その後保護司である楠木と落ち合った甲野。挨拶を済ませると「ごはん食べませんか?」と誘われ、瓶ビールと天ぷら蕎麦をいただくことに。しかし運ばれてきた天ぷら蕎麦を食べた甲野は…。
1話上京を読んだ人たちからは、「リアルな描写」「いつかその味に慣れるかな」「真っ黒な出汁も好き」「人物の解像度が高い」など、多くのコメントが寄せられている。
感情が伝わるリアルな本作
――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
まさに映画『素晴らしき世界』みたいな話を描きたいと相談したのが始まりです。担当の松村さんがすぐに原作の『身分帳』をお送りくださって、本を読んで話が膨らみました。
――本作は、13年ぶりに刑務所の外へ出た甲野が世の中の移り変わりに戸惑っていたシーンが印象的でした。このシーンを描くにあたり、こだわった点があればお教えください。
ガラケーがまだ普及していたのは2010年ごろまでだそうです。ですので甲野が刑務所に入るころはスマホで写真を撮るのは珍しい頃だと思いました。スカイツリーをバックにスマホで写真を撮るのはある意味カルチャーショックを受けるのではないでしょうか?
――甲野は、恐縮して言いたいことをあまり言えないように感じました。背景には、刑務所から出てきたことが関係しているのでしょうか。
恐縮してるのではなく優しさに慣れてないのでどう接していいかわからないのだと思います。そして、そういう優しさに触れてないのは過去に少年院や刑務所に入った経験からだといえるかも知れませんね。
――魚乃目さんの作品は、キャラクターの感情が痛いくらい伝わります。読者へダイレクトな気持ちを伝えるために工夫しているところがあればお教えください。
コマとコマの間やちょっとした間になんでも無い景色や空気感を入れるようにしております。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
これからも『月かけごはん』をよろしくお願いします登場人物たちがどうなっていくのか僕もわかりません。だからこそ最後まで見守ってください^_^ 最後にみなさま応援ありがとうございますみなさまのお声が力になってます!本当にありがとうございます^_^
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