

[本人直撃!]令和版“1000年に1人の美少女”大森莉緒「新しいグループに入るたびに“今度こそ!”と思っていました」
ライブ中にウインクしている写真が“奇跡の一枚”として鬼バズしている大森莉緒(23)。フォロワー数や知名度も急上昇中で、まさにシンデレラストーリーを体現する存在といえよう。しかし、実は苦労人でもあることはあまり知られていないのではないか。最初にアイドルになったのは12歳のときで、そこから紆余曲折を経て、2024年12月に現在のグループ「Ma’Scar’Piece(マスカーピース)」に加入。「今が一番楽しいかも」と目を輝かせる彼女が、アイドルに懸ける熱い想いと未来に向けた夢を激白してくれた!(※前後編の後編)
「実は自分から”アイドルになりたい”と言い出したわけではないんですよ。もともと私は2歳から小学校5年生まで洋服のキッズモデルをやっていたんですけど、お母さんがアイドルのオーディション告知を見つけてきたんです。それが私にとって最初のグループ、ピンク・ベイビーズ。“ピンク・レディーの後継ユニット”というコンセプトだったので、ピンク・レディーさんが大好きなお母さんが“受けてみたら?”と薦めてくれたくれたんですね」
幼少期から人前に出て目立つことは好きだった。昔のホームビデオを観ると、バッチリとカメラ目線で歌う姿が確認できるというから、“奇跡の一枚”の下地はすでに育まれていたといっていい。だが、ピンク・ベイビーズ加入時は苦労も絶えなかったと振り返る。
「グループの中では私が最年少。しかも周りのお姉さんメンバーは昔からダンスを習っていたりしたんですけど、私はほぼ未経験。だから本当に下手で、振りも覚えられなくて……。しょっちゅう泣いていましたね。ピンク・ベイビーズは結構スパルタで厳しく鍛える感じだったんです。体力作りのために、真夏に東京タワーの周りをマラソンしたりもしましたし。まるで軍隊みたいでした(笑)。でも、その厳しい環境が自分にはよかったと今は思いうんですよ。そこで根性も鍛えられたし、そこを乗り越えられたからこそ、今もこうやってアイドルを続けているわけで」
結局、大森はグループが活動休止を迎える2017年まで4年間在籍することになる。大変ではあったものの、「ステージで歌って踊ること自体は最高に楽しかったから、辞めようと思ったことは一度もなかった」のだという。そしてグループがなくなったことで途方に暮れていた大森に対し、2つのオファーがほぼ同時期に舞い込んでくる。1つはeyes。こちらは、K-POP寄りの本格的ダンス&ボーカルグループだった。そして、2つ目は秋元康が総合プロデュースを務めたラストアイドルである。
「その頃、私は高校1年生で、結果的には2つのグループを掛け持ちすることになりました。ラストアイドルのお話をいただいたとき、最初はお断りしたんですよ。視聴者として『ラストアイドル』の番組は普通に観ていましたけど、“なんて過酷な番組なんだ……”と感じていたので。でもeyesのスタッフさんが“地上波だし、名前を知ってもらえるチャンスかもだよ”と背中を押してくれたんです」
ラストアイドルは同名のオーディション番組内でメンバーが決められた。サバイバル形式で残酷に明暗が別れる中、大森は大石夏摘に挑んだものの敗北。しかし、敗者復活というかたちでLove Cocchiメンバーとして活動していくことになる。そこからもさらに試練は続いた。歌唱ユニット決定バトル、シングル選抜メンバー争い、団体行動挑戦に伴うシビアな特訓……。
「それでも救いだったのは、メンバー仲がめちゃくちゃよかったんですよね。今、一緒のグループにいる山本愛梨ちゃんもLove Cocchi時代からの仲間ですし。これは現在に至るまで一貫して言えることなんですけど、私、メンバーには恵まれているんですよ。なんでアイドルをずっと続けているかというと、その部分はすごく大きいと思います」 コロナの問題はラストアイドルを直撃し、グループは22年に活動終了することになる。このとき、大森は20歳。人生の大きな分岐点を迎え、アイドルを辞めることも真剣に考えていたという。
「演技の道に進もうかと思ったんです。ラスアイ時代に舞台をやらせてもらったら、それがすごく楽しかったんですよね。本格的にお芝居をやるなら、今がタイミング的にもチャンスかなって。でも、ちょうどそのときに“今度、こういうグループを作るんだけど”って×純文学少女歌劇団の話をいただいたんですよ。音楽グループなんだけどミュージカルもやる、まったく新しいタイプの劇団だといった説明を受けました。私もちょうど新しいことに挑戦したい時期だったので、自分が成長できるんじゃないかと思って参加を決めました」
その×純文学少女歌劇団の解散に伴って、昨年末から現在のMa’Scar’Pieceへ参加するわけだが、大森の場合、これまで所属していた4グループはすべて、グループ自体の活動が途絶えている。自分から卒業を申し入れたり、運営から解雇されたケースは一度もないのだ。
「“志半ば”って言うんですかね。自分の意志ではどうにもならなかったからこそ、悔しい思いを何度もしてきました。新しいグループに入るとき、毎回、“今度こそ!”って誓うんです。もちろんMa’Scar’Pieceに入るときもそうでした。まだまだアイドルとして叶えたい夢がたくさんありますから。テレビの歌番組にも出たいですし、海外の方にももっと知ってもらえたらうれしいです」
Ma’Scar’Pieceはバンダイナムコの音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」のシモキタザワエリアに属している。このプロジェクトはエリアごとにグループが存在しているのが特徴で、「シモキタザワエリア」に属しているのがMa’Scar’Pieceとなる。
「楽曲的にはトランス系で、ダンスもかなり激しい系。今までのアイドルにはあまりいなかったタイプじゃないですかね。あとは歌って踊るだけじゃなくて、DJをやるのも特徴だと思います。私、このグループでは最年長なんですよ。性格的にみんなをグイグイ引っ張るタイプではないけど、ムードメーカーとして明るく照らせたらいいなと考えています」
ネットで拡散された“奇跡の一枚”は、グループにとっても最大の追い風となっている。以前から応援してきたファンの間では、「とうとうおーりおが世の中に見つかった!」と歓喜の声が上がっているという。大器晩成の令和版“1000年に1人の美少女”から、しばらく目が離せそうにない。
▽おおもり・りお◎2001年12月22日、愛知県生まれ。愛称:おーりお。13年にピンク・ベイビーズに加入。その後もeyes、ラストアイドル(Love Cocchi)、×純文学少女歌劇団などで活躍し、24年12月から現在のグループ、電音部・シモキタザワエリアのMa’Scar’Piece(マスカーピース)にて"令和トランスアイドル"として活動中。ほか、舞台や映像作品でもマルチな活動を続ける。
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