新婚のノブコブ吉村崇“結婚と破天荒”の相性の悪さに「結婚のトークが全スベり」＜しくじり先生＞

2025.06.18 10:00

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生俺みたいになるな!!」(毎月第1～3金曜夜9：30-10：00　第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後／ABEMA SPECIALチャンネル)、平成ノブシコブシの吉村崇が初登壇した、6月13日放送回では、吉村の持ちこみ企画、2024年末に結婚を発表し、新婚ほやほやのはずが「破天荒を貫くか？　新しいかたちを模索すべきか？　答えが見つからないので意見を聞きたい」とガチのなやみを研究部メンバーに相談する。「仕事」と「家庭」のバランスや、これまでの芸風とどう向きあっていくべきかなど“芸人・吉村”のなやみを研究部メンバー全員で考えた。

“破天荒”と“結婚”の相性

2024年12月31日に結婚という人生の大きな決断をした吉村だが、実は「未来がこわくてふるえている」「今の時代、私の生き方、過去がこわくてしょうがない。不安しかない」となやみを打ち明ける。「“破天荒”と“結婚”の相性が悪い」となげく吉村は、そもそもなぜ“破天荒”を名乗るようになったのか、番組前半では、吉村の生い立ちから、芸人としての歴史、“破天荒・吉村”のルーツをひも解いていく。

そして、“結婚と破天荒”の相性の悪さについて、「結婚のトークが全スベり」「もう話したくない」と語った吉村は、オードリー若林正恭に「結婚してからどうですか？」と尋ねると、若林は「あんまり気にしたことなくて、同棲もしたことなかった、人と住むのが初めてだったから、それで驚いたことを話す。人見知り(キャラ)とつながっているのかも」とし、「キン肉マンのフィギュアも『買うな』って言われてるから、片腕ずつ持って帰ってきたりして、バレないように自分の部屋で組み立てる。とかいう話になっていった」と語り、吉村はうらやましそうに「これは相性が良いですね」とコメントする。

さらに、そもそも「結婚のエピソード自体が弱すぎる」という吉村は、「プロポーズしていない」「結婚指輪を持っていない」「食事中に特に会話をしていない」「相手の親に結婚のあいさつに行っていない」と自身のエピソードを披露するが、衝撃の内容に教室がざわつく。

なかでも結婚指輪に関して、アルコ＆ピースの平子祐希から「破天荒小道具を自分から捨てているのと一緒」と指摘を受けたのに加え、結婚のあいさつに行っていないことについては、吉村の相方の徳井健太から「もったいない」「そういうのやるからおもしろいんだって」と物言いが飛ぶことになり、ハライチの澤部佑も「このへんを逃してるのが信じられない」と驚いていた。

「俺の思ってる芸能界と違うわ！」

そんななか、「どういう感じで結婚する決心をした？」との質問に、吉村は「親父が『孫の顔見たいな』みたいなことを遠回しに言ってくることがあった」「親父が体調をくずして入院してる時に、当時の彼女(奥さん)が看病しててくれて、親父が『息子の奥さんです』と病院の人に言ってから、“この勢いで結婚しないといけない”と結婚した」と結婚を決意したきっかけを告白する。

「でも、これで終わりじゃん、このエピソード」と物足りなさをあらわにした吉村に、研究部メンバーは「それで良い」「良い話」「めっちゃ良いじゃん」と感動の声をあげるが、吉村は「俺の思ってる芸能界と違うわ！」と納得がいかず、一同に困惑が広がる。

そこで「唯一、話せる結婚エピソードがある」とした吉村は、「新婚旅行で奥さんと一緒にいたのは3時間だけ」とエピソードを披露し、その衝撃の内容に教室は騒然となる。まさかの真相に「なんで？」「奥さん怒らない？」と研究部メンバーも心配する事態になる。

新婚でも、芸人ファーストな考えを曲げられない吉村のなやみを解決にみちびくことはできるのか、吉村が芸人としてのあり方にこだわり続ける理由も明らかになった。