Snow Man、あうんの呼吸よりすごい“いわふかの呼吸” 言葉がなくても通じ合う関係性

2025.06.17 11:30

Snow Manの公式YouTubeが6月11日に更新。岩本照、深澤辰哉、向井康二、阿部亮平が食事を楽しむ様子が公開され、その中で“いわふか”こと岩本照と深澤辰哉の長年に渡る絆が見せつけられた。

向井康二presentsでおいしい土鍋ご飯を食べに

今回の企画は向井presents。4人でおいしい土鍋ご飯を食べに来た。深澤によると、この後のプランも向井によって考えられており、「俺と阿部ちゃんは結構いい。この先のプラン、結構いい感じ」だという。阿部も「今日のプランめっちゃいい！」と期待を込めるが、その隣で岩本は“無”の表情。

すかさず深澤が「一番奥の人(岩本)だけ、まだちょっと…」と話を振ると岩本は困ったような顔で笑う。「ここはまだいいと思うんだけど」と重ねて深澤に言われると、「そうそう。ここは。最近YouTube一発目ご飯行きがちだから、ご飯抜いてきました」と、この店での食事は楽しみにしてきた模様。しかし、岩本が「次が…」と口にした瞬間、全員で大笑い。どこで何をするか明かされなかったが、どうやら岩本が苦手とするジャンルのよう。

「だから次行くために、ここでしっかりご飯を食べて力をつけて次に行こうということで」と深澤がとりなし、阿部が「大丈夫、照。俺も次のやつ好きだけど苦手だから」と言うと、岩本は「あー良かった！」と阿部の肩を抱き寄せ、「俺、いじめられてるのかと思った(笑)」と一言。相当、次のイベントが苦手なことをうかがわせつつ、まずは腹ごしらえ…と暖簾をくぐった。

突然始まる「阿部ちゃんが何にテンション上がったか」クイズ

定食メニューを見て阿部が「やっばー！」と叫ぶと、岩本は「阿部が何にテンション上がったか」クイズを始めてしまう。突然のクイズにもかかわらず、深澤は「俺わかるよ！いくらだろう？」と「鮭いくら定食」を。岩本は「青さの味噌汁でしょ」と言うが、向井は「違うでしょ、フリーWi-Fiあるから」とメニューの隅に書かれたWi-Fiの案内だと主張。今日も向井は絶好調。

しかし阿部は、そんなことは意に介さず「全部うまそう！」と無邪気に声を上げ、「じゃ無理だ。わかんねえわ」と言われていた。

深澤は「俺高いやつ！」と、定食の中で一番値段の高い「牛たた定食」に。阿部は「唐揚げの揚げ浸し」を頼むが、岩本が「さばの味噌煮」を注文すると、向井と2人、“やられた”と言わんばかりに「うわあぁぁぁ！」という叫び声を響かせる。

しかし、そんな“食いしん坊の弟2人”のかわいらしい振る舞いにも深澤動じず。「だったら頼めばいいんだよ、それ」と、もっともなツッコミをしていた。

兄弟よりも兄弟らしい岩本照と向井康二

それぞれ別の定食を頼むというルールではなかったが、向井が「俺それ(さばの味噌煮)にしようと思ってた」と言うと、岩本は快く「じゃあ、俺別のにしようか？」と「西京焼き」にオーダーチェンジ。

また、向井はスタッフにも「(単品の唐揚げ)いる？」と気遣い。スタッフの人数を数えていると、深澤が、「唐揚げ10ください」とフォロー。岩本が「10じゃ足りない。15」とボソっと呟き、すぐさま深澤が「15」と訂正するチームプレイを見せた。

キュウリの小鉢を何も言わず渡す岩本照と受け取る深澤辰哉

注文が済むと、阿部が出演しているドラマ「あなたを奪ったその日から」(フジテレビ系)の話題に。向井が阿部を映しながら話している最中、向かいの席に座った岩本＆深澤は、テーブルの上にあった壺のふたを同じタイミングでそ〜っと開け梅干しと対面していた。

そうこうしているうちに注文の品が到着。「牛たた定食」があまりにもおいしそうだったため、深澤が「終わった〜」と感嘆すると、岩本が「終わった？じゃあ、もういい？」とツッコむ小競り合いも。

また、キュウリの苦手な岩本が、キュウリの漬物らしきものが入った小鉢を何も言わず、当たり前のように深澤のお盆の上に置き、深澤も何も聞かず、これまた当たり前のように小鉢を受け取り、あうんの呼吸よりもなお深い、長い年月を共にしてきた関係性を感じさせた。

深澤辰哉「岩本さんになら体を任せられる」

ファンの間でSnow Manの父、母と呼ばれる岩本と深澤。2人とも細やかな心配りでメンバーを見守っているが、リーダー・岩本がグループをまとめ引っ張っていく父ならば、グループ最年長・深澤は優しくメンバーを支えるスノの母。この両輪がいるから、Snow Manの安心感は半端ない。

2人の言葉を交わさなくともわかり合っている感は、いたるところで見られる。以前、「嵐にしやがれ」に出演した時には、岩本が楽屋で深澤をダンベルのように持ち上げてトレーニングをしていると明かし、実際にその場でやってみせたことがある。

櫻井翔が「ダンベル側は怖くないの？」と、落とされたらという不安はないか尋ねると、深澤は「いや、岩本さんになら体を任せられる」とキッパリ。岩本は、特に表情を変えるわけでもなく静かにその言葉を聞いていた。

Snow Man36ペアの中でも、ぐっと大人のムードの“いわふか”

YouTubeでも、2人が通じ合っているシーンは数限りなくある。ラーメン店を訪問した際は、深澤は「角煮麺。ひとつはネギなしで」と、何も言っていないのにネギの苦手な岩本のために、ごくごく自然にネギなしを注文していた。

Snow Manにはさまざまなペアが存在し(9C2＝36通り)、それぞれにその組み合わせならではのムードがある。渡辺翔太と宮舘涼太は、生まれた病院も同じ、幼稚園も同じゆり組という奇跡の幼なじみ。宮舘が何か面白いことを言えば渡辺は誰よりも大きな声でケラケラ笑うのに、幼なじみゆえなのか、2人並ぶと互いにどこか照れたような雰囲気になるのが不思議でもあり、ほほ笑ましくもある。

グループの頭脳・阿部とアニメオタクの佐久間大介“あべさく”は、一緒に旅行に行くほど仲が良く、「それスノ」で阿部が1人残って収録となった際は佐久間がこっそり残ってそれを見守り、佐久間がゲーム配信をすれば阿部がコーヒーを差し入れて応援。ふとした合間にちょっかいをかけあったり、2人にしかわからないほのぼの世界を築いているが、“いわふか”は、いつもぐっと落ち着いたムード。サウナに行けば水風呂から上がる深澤に岩本が手を差し伸べ、キャンプに行けば深澤のテント作りを岩本が手伝う…のだが、どれもとてもさりげない。

「ドレス&タキシード」パフォーマンス映像では、岩本と深澤は気球の中で背中合わせで立ち、歌い、ペンライトを振る。互いに背中を預けあってグループを守る…そんな信頼関係が透けて見える。

SNSでは「いわふかの過ごしてきた時間を感じて大好き」の声

今回の動画を見たファンからは「きゅうりの漬物っぽいのをシレっとフッカさんに渡して当たり前のようにひーくんから受け取るフッカさんに萌える」「岩(これはキュウリか…？)(うん、キュウリだ)(ふっかお願い)深(はいよ)をほんの数秒かつ無言で流れるようにやってるの、いわふかの過ごしてきた時間を感じて大好き」「照くんのさばの味噌煮に対してあべこじ2人で、“うわあああ”って悶えてるの可愛すぎるし、ふっかさんの“だったら頼めばいい”が至極真っ当で面白すぎた」「お父さんのが羨ましい子ども二人と、頼めば良いという優しいお母さんみたい」といった声が。

また、「ひーくん西京焼き食べて“マジで最強”って言った時に阿部ちゃんが“漢字違うけど笑”ってかわいい世界」「あおさの味噌汁〜で元気に手を上げるあべこじが可愛すぎる」「康二くんを甘やかすお兄ちゃん達ばっかりで見ててほわほわする笑」「カメラに映ってないところで聴こえるふかこじの会話が可愛い」「鯖の味噌煮では弟キャラで照兄に甘えてるように見せながらもご飯はスムーズに深澤先輩の分から茶碗によそう康二くん」「自然体すぎて家族より家族」と、4人のほんわかした空気に癒されているコメントもたくさん寄せられていた。