麻生久美子“あやめ”反撃…塩野瑛久“凍也”に振るった涙の一発に「かっこよかった…！」と反響＜魔物＞

2025.05.31 18:09

麻生久美子主演、塩野瑛久共演の金曜ナイトドラマ「魔物」(毎週金曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系※一部地域を除く)の第6話が5月30日に放送。あやめ(麻生)が凍也(塩野)に反撃を開始した姿に「スカッとした…」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)

日韓クリエイター共同制作のラブサスペンス

同作は、テレビ朝日と「梨泰院クラス」などで知られる制作スタジオ・SLLがタッグを組み、日韓クリエイターが共同制作するオリジナルドラマ。愛と欲望をセンセーショナルに描く禁断のラブサスペンスで、不倫、DVなど、愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く。

実力派俳優が愛と欲望を抱えるキャラクターを演じる

実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士・華陣あやめを麻生が、“愛＝所有”と信じる、危うさをはらんだ美しく魅惑的な男・源凍也を塩野が演じ、凍也の妻・夏音役を北香那、元人気キャスターで、現在はコスメブランドを展開する実業家・最上陽子役を神野三鈴、陽子の夫で元天才作家の大学教授・名田奥太郎役を佐野史郎が務めている。

また、あやめの先輩弁護士・今野昴を大倉孝二、陽子と名田夫妻の一人息子で凍也の親友・名田潤を落合モトキ、正義感の強いパラリーガル・渚来美を宮本茉由、あやめが所属する法律事務所の代表・井村讃一郎を宮崎吐夢、刑事として登場人物たちと関わる金原真澄をうらじぬの、仁川鯨を若林時英が演じている。

名田奥太郎殺人事件の真相が明らかに…

あやめの首を絞め、再び暴力をふるった凍也。しかし彼は号泣しながら許しを請い、「俺を見捨てないで」と懇願。それ以降、これまで以上にあやめを優しく扱い始める。あやめは凍也からの愛情を感じながらも、どこかで彼を恐れている自分に気付く。さらに、凍也が自分に隠れて、失踪した妻・夏音の行方を執拗(しつよう)に捜し続けていることを知り、がくぜんとする。

そんな中、陽子が突然あやめの勤務先である法律事務所を訪ねてくる。「変態の妻」というレッテルを華麗に跳ね返し、ついに出馬を決意した陽子は、あやめを自身のチームに迎えたいと申し出る。ただしその条件として、「凍也と別れて身辺をきれいにしてほしい」と告げるのだった。かつてのあやめなら即決していたであろう魅力的なポジション。しかし、今のあやめは陽子の誘いにすぐには応じられずにいた。

一方、名田奥太郎殺人事件は、自縛プレイ中の窒息事故死という衝撃の結末で幕を閉じたかに思われた。父の名誉を守るため、「殺人に見せかけようと凶器を偽装した」と自白した潤は、なおも何かを隠している様子。

そこへ、夏音の行方を探る手がかりを得るため、接見室に現れた凍也が「本当に自殺だったのか？」と問いかける。凍也は潤が誰かの罪をかばっていると疑っていた。「誰かばってんの？」という凍也の言葉に、潤はすぐさま接見を打ち切る。殺人事件は、まだ終わっていなかったのだ。

後日、再び陽子の家を訪ねた凍也は、「名田奥太郎を殺したのはあなたですよね？」と確信をぶつける。潤がかばっていたのは陽子だった。そしてそれは、母の愛を確かめようとする、潤の悲痛な行動でもあった。