春日俊彰、五反野の「幸福時間50円」店で大誤算力技のリカバリーで“461円”残し「最高だったね」＜じばせん＞

2025.05.24 12:00

毎週土曜夜10時から放送の「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」(ＢＳテレ東)通称じばせん。5月17日の放送で訪れたのは、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「五反野駅」周辺だった。「最速出るかもね」と意味深な発言も飛び出すほどの“春日的”優良店が多い五反野で、至福のじばせんが始まる。

春日の嗅覚を頼りに…「香る方へ」進み苦悩の出会い

五反野駅から、しっかりと片手を上げて横断歩道を渡ってきたオードリー・春日俊彰。夏仕様の装いに身を包み、「いやいやいや…」といつも通りぬるっと登場してきた。

いつも通り五反野駅についてまったく知らない状態のため、春日は「まぁとりあえず香る方に行ってみましょうよ！」と自身の嗅覚を信じて散策を開始する。雑談のかたわら発見した店でメニューを確認すると、春日のお眼鏡にかなうレベルの“安”であることが判明。「最速出るかもね、番組史上最速」と意味深な発言が飛び出すなど、異例の雰囲気だ。

さらに16時までランチメニューを提供している店も見つけた春日。500円で親子丼が食べられると知ると、春日の目がランランと輝く。一旦顔出し確認してメニューの詳細を確認すると、酒と親子丼、さらに小鉢で1000円以内に収まることをシミュレーションしてどうにか保留となった。

さらに別のお店も入念に顔出し確認。値段をくまなくチェックしていくのだが、ある店ではドリンクメニューにある「ウイスキー濃いめ+100円」が気になって声をかける。アルコールが倍量になるのかと質問した春日に対して、本当に倍だという店主。これもう、春日的には“100円増しで2杯飲める”に等しい最高のオプションだ。「この番組と飲酒運転の検問はアルコールの摂取量だから」「血中アルコール濃度をいかに高めるかって話だから」と、今回も謎の名言が繰り出される。

16時まであとわずかとなり、ランチメニュー親子丼500円のお店に戻った春日。まだ見ぬじばせん店か500円の親子丼かという決断を迫られ、苦悩の表情が浮かぶ。じばせん始まって以来、見たことがない苦い表情が春日の心情を物語っている。しかし大将の「覗いてみればいいんじゃないですか？」という言葉に後押しされ、ランチ親子丼を諦めることに。何度も後ろ髪引かれながら、次のじばせん店へと向かうのだった。

そこまで頭回ってなかった…じばせん初の大誤算！

まだ見ぬじばせん店を探すべく、散策を続けていると営業前にまかないをいただいている店に遭遇。一旦顔出し確認をするために、カメラとともに中へ入らせてもらう。ちなみに春日が入った際に「BSの…」とつぶやきが聞こえたことから、店員の1人がオードリーのラジオリスナーだと判明。じばせんであることを伝えてメニューを貸してもらうと、“お1人様向けちょこっと盛りシリーズ”という安なメニューがずらりと並んでいる。さらには珍しい“生ホッピー”を楽しめる店だということも踏まえつつ、一旦保留に。

さらに散策していくと、“安”な店が何軒か見つかる。なかでも「幸福時間50円」の看板がある店には大興奮の春日。焼肉店らしく「29日は肉の日」ということで「かっぱカルビ」が290円で提供してもらえるそうだ。特に「幸福時間50円」の文字がだいぶ響いたようで、10杯頼んでも500円というシミュレーションに春日の気持ちは昂っていた。

散策を終えて、だんだんと早足になる春日。「どこ行くか決まったんですか？」とスタッフが投げかけると、言葉では「う〜ん、今日の店はどこにしようかな」と言いつつも足取りはしっかり目的地へ。今回選ばれた店は、50円の幸福時間で春日を射止めた「亀戸焼肉ホルモン　木じま五反野店」だ。

勢いよくお店に入ったものの、思わぬ大誤算を知る春日。17時までの幸福時間はグラス交換制で、一度に10杯…といった頼み方ができない。店を見つけてからも靴屋など地元の店を見て回っていたため、幸福時間が終わる17時までの残り時間は3分30秒。ただ店員から「先にハイボールを頼んで飲み干し、あとにメガサイズを頼めば4杯は飲めるかも…」という作戦を聞いて、「それでいこう！」と従うことに。最初の1杯は1分もかからずに飲み、メガサイズのレモンサワーを注文。

顔よりも大きなサイズのメガジョッキを掲げ、なんとかひと息をつく。ハイボール1杯50円、メガは3杯分ということで150円、肉の日特別価格の「カッパカルビ」290円で、この日の会計は539円。おつり461円という数字にニヤニヤが止まらない春日は、「ジャンプとなんか飲み物買えるよ！」とご満悦の表情を浮かべながらまだ明るい五反野の街に消えていくのだった。