

「後ろから首を絞められ失神」芸能活動の裏にあった壮絶ないじめ…元子役・細山くんが明かす苦悩と母・みな姉の支え

「太いけど、細山です!」のキャッチコピーで「おはスタ」や「世界一受けたい授業」などで活躍した子役タレントの細山くん。慶應義塾大学卒業とともに芸能界引退を発表し、現在は、外資系の大手金融会社で働いたのち、動物医療を革新するため、会社を起業。「NO MAKE」では、体重100キロ以上の子役タレントから40キロ近く体重を落としビジネスパーソンに転身した細山貴嶺さんに独占密着。そこで明かしたのは、人気子役時代の裏にあった壮絶ないじめ。お茶の間の人気者の栄光と知られざる苦悩とは。
【映像】現在68キロ…大人になった細山くん&母・みな姉
「殴られて歯が折れて流血しながら保健室へ」子役としてのブレイクの裏にあった壮絶ないじめ

東京・港区に生まれ、母子家庭で育った細山さん。母は、恋愛ドキュメントバラエティー番組『あいの里』に出演し話題になった“みな姉”だ。親子でテレビ番組に出演するのは初めてとのこと。
0歳で赤ちゃんモデルとしてデビューし芸能界入り。その後、100キロを超える体形と大人顔負けの発言が話題になり、バラエティー番組にひっぱりだこに。
みな姉:うちの子の場合はデブキャラだったので、他のお母さんや子どもたちと競うのはなかった。デブキャラあまりいないので。たまにオーディションで太っている男の子がいると、ちょっとドキドキする 「やばい!」みたいな(笑)。ステージママじゃないと成り立たないかも。子役の場合、マネージャーがちゃんといるんですけど、やっぱりお母さんがマネージャー代わりになるので。ずっとついていなきゃいけなかったのと、子どもであってもギャラいただく以上はプロじゃないですか?期待されていることに応えなきゃいけないので…結構厳しかったよね。セリフもちゃんと覚えていないと「もう1回!もう1回!」って。「気持ちが入ってない!」みたいな感じで。夜中3時までとか結構ビシビシやっていて、結構かわいそうだったね。すまないね。
細山さん:全然全然!
「おはスタ」にレギュラー出演しながらインターナショナルスクールに通っていた細山さん。芸能活動のため早退が多かったことと、見た目が原因で学校ではいじめを受け続けていた という。
細山さん:小学校・中学校がきつかったかな。小学校では、いじめっ子に後ろから首絞められて失神したり。
みな姉:本当に失神して倒れちゃうまでやるんで。怖いもん。殺されちゃうと思っちゃう・
細山さん:殴られて歯折れて流血しながら保健室行くとか。狡猾なんですけど、湿らせた布をムチみたいにやると、意外とあたった時に痛いじゃないですか。それをやられていて。この内側は内出血になっているけれども、でも外から見たら別にいじめられてるのかわからない。先生に見えないようにいじめられていてる時があった。学校で先輩に「なんでお前みたいな奴が芸能界にいるんだよ」とか、言われたことがある。
みな姉:すれ違いざまに。
細山さん:「死ねカス」とかよく言われた。結構ギリギリのところだったと思います。
息子が自殺未遂…母・みな姉の当時の思い

いじめがエスカレートしていくなか、唯一 仲が良かった同級生と仲違いしたことがきっかけで細山さんの精神はさらに追い詰められることに。
細山さん:いじめられて、きつくなって自殺未遂をした。
みな姉:学校から電話かかってきました。「大至急来てください」って。未遂なんだよね。その時、学校の先生が言った言葉が未だにショック。私が到着したら「お母さん、貴嶺のことを責めないでくださいね。命を粗末にしたのはよくないですけど、責めないでください」って。いやそこじゃないでしょう。いじめた子たちとかの対応がないのかと思った時に、もうこの学校はだめだ、合わないなと思って転校した。
――いじめがあった時は、お母様はどう受け止められていたんですか?
みな姉:私も小学校の時にいじめられたところがあったので、いじめは起こるものだと思っていた。「私は絶対守るからね」「なにがあっても私が盾になる」って。やりすぎたよね。怖かったでしょう?別にいじめっ子に何もしないしてないですけど。いじめっ子が来たら殴りそうなぐらいの勢いだった。
細山さん:今思い返すと、そういうスタンスでいてくれたから、めっちゃ良かったです。あそこで「子ども同士のことなんだから」とか言われていたら、多分もう折れてたと思う。
いじめを終わらすために…過激なダイエットと勉強

中学校でもいじめの対象になっていたそうだが、あることがきっかけで変わったという。
細山さん:要はそれまで結構太ってる子ってやっぱりいじめられる。初めて“太ってる”とか、“テレビに出ている”ってこと以外で、自分にも戦えるものがあるなって思ったのが、中1の中間試験。その時に初めてパッて紙を渡されて、クラスの順位が1位で、勉強という強みができた時に、お前はもうここから降りれないぞという。「これがなくなったらお前はもう価値がない」と思って、何が何でもって、朝2時〜3時まで勉強していた。翌朝7時30分に学校には行って。
みな姉:朝ごはん食べている時も勉強していました。
細山さん:もうノイローゼだよ。
中高一貫の学校で、高校卒業まで学年1位をキープ。学力で周囲を認めさせたという。さらに、いじめの根本的な原因にも目を向け…
細山さん:高校生だと108キロが68キロまで40キロ痩せて、夏休みの間に毎日レタス1枚食べて2時間走るというのを2カ月間やっていた。いまは68キロですね。
子役時代の年収は600万円も「よくあるステージママ的な感じはなかった」

体形の変化と成長で、テレビのオファーが減っていった細山さん。慶應義塾大学の卒業とともに芸能界を引退した。
――当時の年収はどのぐらいだったんですか?
細山さん:MAXでも600万円くらい。
みな姉:全部息子名義の貯金にずっと貯めていました。
細山さん:だからよくあるステージママ的な「子どもが稼いでるから、ちょっといいブランド物買おうかな」みたいなのは正直なくて。僕のためにずっと貯金。20歳になるまで使い方わかんないじゃないですか。突然 小学6年生が2,000万円渡されましたとか、仮になった時に、それをどう使うかってわかんないわけで。
みな姉:ぶっちゃけると、そのお金で家を買って、息子名義の家。私が住んでるけど。最終的には息子のとこに行くと思います。
2021年11月には、3歳年下の一般女性と結婚。今の仕事をはじめるきっかけになった保護猫のリズちゃんとともに暮らしている。
細山さん:3人でご飯行く時があります。
――たまたま奥様にお会いさせていただいて。タレントさんみたいな(お綺麗な方)。
細山さん:ありがとうございます、伝えておきます。喜ぶと思います。
みな姉:可愛いでしょう?可愛くて性格がいいだけじゃなくて、頭も良いんだよね。ユーモアもあるんです。
(『ABEMA NEWS』より)
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