『深山と七瀬はまだ友達?』 より『文化祭編』が話題

恥ずかしすぎる…恋人に採寸される様子を描いた高校生ラブコメに「可愛すぎる」の声【BL漫画】

2025.04.18 18:40
『深山と七瀬はまだ友達?』 より『文化祭編』が話題

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、カドコミで連載されたナス子さんが描く『深山と七瀬はまだ友達?』よりコミックスの続編となる『文化祭編』をピックアップ。

ナス子さんが2月26日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、2.1万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、ナス子さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

“お姫様フォトコンテスト”のための採寸

高校2年生の七瀬 悠(ななせ ゆう)は、ある日恋人である深山 俊(みやま しゅん)の元彼女・谷塚 樹里(やつか いつき)に“お姫様フォトコンテスト”のモデルにならないかと言われる。自分の作りたいドレスが七瀬であれば似合うと思ったと言う樹里。そのドレスのデザイン画を見た七瀬は、その可愛さにドレスの話で樹里と話が盛り上がる。

嬉しそうに話す七瀬を見た深山は「やってみたら?」と提案。「七瀬ならできるよ 大丈夫」と勇気づけられた七瀬は、樹里の提案を受けることにした。

後日、ドレスの採寸をするために学校の被服室へ。すると採寸にやってきたのは樹里ではなく恋人の深山だった。「こんなん絶対他のヤツに見せられないだろ?」と、採寸中に肌に顔を近づける深山に、七瀬はとてつもなく照れてしまうのだった…。

作品を読んだ読者からは、「ぎゃわいいいいいい」「今回も最高です!」など、反響の声が多く寄せられている。

作者・ナス子さん「両片想い時期とはまた違うすれ違いを楽しんでいただけたら…」

――『深⼭と七瀬はまだ友達?』を描かれるうえで、作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

表情は特に口元と目元を何度も書き直していることが多いです。

口元は感情の出方がよく見えると思っているので、口角の上がり方や、口の開け方など気にして描いているかもしれません!

キャラクターそれぞれでは、深山は基本カッコいい顔立ちだけど可愛いとも感じられるような目元、七瀬は笑顔が特に可愛くなるように意識しています。

――『文化祭編』は、『深⼭と七瀬はまだ友達?』の単行本の続きとのことですが、『文化祭編』以降もお話は続いていくのでしょうか?続編がある場合、『文化祭編』以降の見どころや注目ポイントがあればお教えください。

1巻を経て両想いになれた深山と七瀬ですが、ここからが本番…というように両片想い時期とはまた違うすれ違いを楽しんでいただけたら嬉しいです。

お互い好きな気持ちは一緒だけど、相手に求めることや見せたい姿はそれぞれ違う…という感じで、まだまだ、すれ違いもだもだな2人を楽しんでいただけるかなと思います。

文化祭はそのすれ違いの大きなイベントのひとつになります!この先も見守っていただけたら嬉しいです。

どんどん重い男になっていく深山にも注目!!

――『文化祭編』のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

涼しい顔して『匂わせ』する深山は気に入っています。

嗜虐心を刺激されて少しSっぽくなる深山と戸惑いつつも流されている七瀬のやりとりが描いていて楽しいです。

あとは特定のシーンではないですが、1巻より深山と七瀬のイチャイチャをたくさん描けるところが楽しい、楽しみです!

序盤や1巻では余裕そうなところが多かった深山が後半につれて焦れてくるので、それに対して懐のでかい七瀬という、また違ったイチャイチャをお届けできたらなと思っています。

――普段BL作品を創作するうえで、読者をキュンとさせるために意識していることがあればお教えください。

攻めいてこその受け、受けいてこその攻め…と思えるように、そういった関係性を丁寧に描こうと意識しています。

そして攻めの可愛いところだったり、受けの攻めにしか見せない表情だったり…そういった一面を引き出せるのはお互いだとやはり嬉しいので、そういう関係性を大事に描けるよう精進したいです。

――X(旧Twitter)の投稿には、多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。最後に、今回の反響について感想をお聞かせください。

『続きもの』の創作BLで、途中のお話をたくさん見ていただけるのは本当に嬉しいです…!

途中から見ても楽しめるようにしたいと思ってますが、どうしても登場人物の紹介はなかったり、前回の続きの部分は出てきちゃうので…。通して追ってくれてるんだなぁと嬉しい気持ちでいっぱいです。

更新されるたび見てくれて感想をくれる方々や、ここから単行本に興味を持っていただけた方々、本当にありがとうございます!

これからも深山と七瀬を追って応援してくださるみなさんに2人の成長をお届けしたいです。

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