8年ぶりに登場した登美子(松嶋菜々子)

8年ぶりに登場した登美子(松嶋菜々子)

＜あんぱん＞8年ぶりに帰ってきた松嶋菜々子“登美子”に「したたかすぎる」「ハマり役だ」と反響

2025.04.18 14:25

提供：WEBザテレビジョン

8年ぶりに登場した登美子(松嶋菜々子)

今田美桜が主人公を務める連続テレビ小説「あんぱん」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)。4月14日からの第3週「なんのために生まれて」では、高等女学校5年生になったのぶ(今田)と、漫画が好きな中学5年生になった嵩(北村匠海)の様子を中心に描かれた。(以下、ネタバレがあります)

漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻が「アンパンマン」にたどり着くまで

連続テレビ小説、第112作目となる本作は「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルにしたオリジナル作品。脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」の中園ミホが担当している。

戦前、戦中、戦後と激動の時代を生きたやなせと、やなせと共に生き、彼をけん引し続けた“ハチキンおのぶ”こと暢が、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた物語だ。

第3週は、昭和10年、高等女学校5年生になったのぶと、漫画が好きな中学5年生になった嵩の様子を中心に展開。朝田パンも細々ではあるが続いている中、のぶは、高等女学校に来ていた貴島中尉(市川知宏)と再会。町内で行なわれるパン食い競走のパン作りの依頼を受け、朝田パン開店以来の大仕事に朝田家は活気づく……といった内容だ。

登美子、再び柳井家に

4月18日放送の第15回では、8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくるところからスタート。

これには千尋(中沢元紀)はわかりやすく浮かない顔、嵩はというと複雑な表情を浮かべていた。

さらに叔母・千代子(戸田菜穂)は突然やってきた登美子に対して不信感をあらわにして「いつまでいるつもりですか？」と聞く。それに対して「女が1人で生きていくのは大変なんですよ」「それに嵩のことが心配なんです」と登美子は、したたかに返すのであった。

千尋は複雑な表情

そんな中、登美子に自分の漫画を褒められてうれしくなる嵩。

一方の千尋は「兄貴のようには喜べない」とシーソーに座って本を読む。そして「うちに居づらくて」「面と向かったら、酷いことを言ってしまいそうですき」と通りがかりののぶに本音を打ち明けた。

のぶの怒りに嵩が反論

商店街で談笑する嵩たち親子の前に思いつめた表情でやってきたのぶは「嵩のお母さんに聞いてほしいことがあります」と一言。そして「あの日、嵩がどんな気持ちで会いに行ったか知っていますか？」と涙ながらに伝えたのであった。

しかし、そんなのぶに嵩は「もう止めてくれ！」と制す。そして「捨てられても、母親に会いたかった。のぶちゃんに何がわかるんだよ」と心のうちを明かしたのであった。

第15回のラストには千尋が「医学じゃなくて法学を学びたい！」と宣言。これを聞いた登美子は「いざとなれば、嵩がこの家を継ぐのでご心配なく」と突然、嵩の道を勝手に決めたのであった。

この日の放送内容に視聴者からは「したたかすぎる」「美しい松嶋菜々子だからこその母親離れした姿。ハマり役だ」などと絶賛の声が寄せられた。

◆文＝於ありさ

WEBザテレビジョン

関連リンク

関連記事

「ニュース」カテゴリーの最新記事

あなたにおすすめの記事