

<ガンニバル>“最終話”直前まさかの感動回…柳楽優弥“大悟”の涙に視聴者もらい泣き

柳楽優弥主演のヴィレッジ・サイコスリラー「ガンニバル」シーズン2の第7話が、4月16日に配信された。第5、6話で後藤銀(倍賞美津子)や後藤家、供花村(くげむら)のおぞましい歴史が「過去編」として明らかになり、第7話では現代の物語へと戻った。各キャラクターがそれぞれの立場で抱える憎しみや葛藤、呪縛に苦しめられながら生きる姿に「ただただ可哀想で…」「最後の大悟の父親としての表情にグッときた」など、登場人物の心情を慮る視聴者の声が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
村を出ようとした洋介の前に後藤家の“危険分子”が立ちはだかる
同ドラマは、二宮正明の同名サスペンスコミックを実写化したもので、人里離れた供花村が物語の舞台。過去にある事件を起こしてしまい、左遷されて村の駐在となった警察官・阿川大悟は、赴任早々に老婦人の不可解な死に遭遇し、「人が喰われているらしい」といううわさもあるこの村の異様さに気付いていく。
シーズン2の第7話は、後藤家の支配によって子どもを失った村人・河口尊(岩瀬亮)と彼の両親とのやりとりから始まる。後藤家によって娘を生贄に捧げられたと思っていた尊だったが、娘の生贄はこの村で平和に暮らしていくために両親が自ら捧げたという衝撃の事実を知ることになる。さらに信じていたはずの母からも「あの女の子だからね。ろくなことにならん」と吐き捨てられ、尊は正常心が保てなくなり、両親を自らの手で殺してしまう。
一方、後藤家では大悟との戦いによりひん死状態だった岩男(吉原光夫)が目を覚まし、負傷した体のまま怒り狂い、「恵介(笠松将)はどこじゃ」と叫ぶ。
また、洋介(杉田雷麟)は大けがをした大悟の妻・有希(吉岡里帆)と久露恵(山本奈衣瑠)を車に乗せ、病院へと向かっていたが、村を抜ける途中に後藤家の汚れ仕事を担ってきた“危険分子”理(中島歩)に阻まれる。
洋介が理に刃物を向けられ、絶体絶命の窮地に追い込まれたとき、久露恵が車から降りてきて理に助けを求める。さらに色目を使って誘惑し、まんまと彼女の誘いに乗ろうと理が隙を見せた瞬間に久露恵は彼の太ももをナイフで突き刺した。
息を吹き返した岩男が狂ったように恵介を探して大暴れ
だが、「昔からのぉ、無痛症なんじゃ」と刺されても痛みを感じない理は逆に久露恵を押し倒し、そのまま暴行を加えようとするが、実はナイフには危険な農薬がたっぷりと塗られており、理は突然泡を吹き出し、無惨な死を遂げることとなった。その後、洋介は現場近くを通った警察を呼び寄せ、有希と共に保護された。
村では奉納祭が行われ、燃え盛る炎の周りで踊る村人の姿があった。するとそこに岩男ら後藤家がやってきて、恵介を探しながら大暴れ。そんな岩男を止めるべく、宗近(田中俊介)は「恵介はここにいない」と伝えるのだが、全く聞く耳を持たない。
そのまま宗近が村人たちの前で岩男に半殺しにされかけてしまっていたところ、神主の正宗(橋爪功)がやってきて、恵介の居場所を教える代わりに孫・宗近の命を助けてほしいと懇願する。
恵介は“あの人”白銀に銃を向けるが…
そんな中、神社を飛び出た大悟は恵介と一緒にましろが捕らえられている場所へと向かっていた。
その現場では、気を失っていたましろが目を覚まし、目の前には“あの人”こと供花村の象徴である大男・白銀の姿が。徐々に近づいてくる白銀にもましろは怖がることなく、キャンディーを差し出す。現場に到着し、2人の奇妙な交流を目撃することになった大悟と恵介。それでも容赦なく大悟は「ましろに触んじゃねぇ!」と白銀を銃で撃ち、さらにとどめをさそうと白銀に再び銃を向けると、ましろが白銀をかばう。「ましろ、どけ!」と叫ぶが、首を横に振り彼を守ろうとする。
やむなく大悟は恵介に白銀を撃ち殺すよう促すが、突然銀の幻影が目の前に現れ「人を喰うことの何が悪いんじゃ」と、引き金を引く恵介を阻む。そして恵介の周りにはこれまで犠牲になった人々の姿も幻影として現れ、パニック状態になってしまう。ようやく恵介が幻に打ち勝ち、白銀を撃ったところで、岩男ら後藤家の連中が突入してくる。“完全なる裏切り”の瞬間を目撃され、後藤家の面々から一斉に銃口を向けられる恵介。
しかし、そこに恵介に撃たれながらも生きていた白銀が立ちはだかり、「生きろ…」と恵介にささやき、彼を守ろうとする行動に出る。初めて見せた白銀の“人の心”、そして複雑な境遇ながらも実の“父と子”である2人の姿に、大悟は生まれたばかりのましろと初めて会った日のことを思い出し、涙をこぼした。
後藤家によって運命を狂わされた村人や恵介ら“後藤家の人間”、 供花村の呪いに巻き込まれていった大悟ら阿川家など、視点を変えれば誰もが自分や家族を守るためにとった“正義の行動”が相手に悲しみを生み、復讐心を芽生えさせ、その結果誰もが呪縛から逃れなくなってしまった。それを痛感するような第7話のストーリーだった。
彼らの葛藤が色濃く描かれた同回。これまで過激な描写への反響が目立った本作だが、視聴者からは「個々が呪縛に苦しめられていて、こちらも心が苦しい」「大悟の最後の涙に泣いちゃった」「白銀にも人の心があるのか…?」などの声が。また次回が最終話ということで「もう最終回!?」「どうなるんだろう」「続きが気になるけど終わってほしくない」といった声も上がっている。
「ガンニバル」シーズン2はディズニープラス スターで毎週水曜に新エピソードを独占配信中。
◆文=suzuki
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
しなこ、ワキガ手術後の経過報告 傷の状態も明かす「本当にやって良かった」モデルプレス
-
葉月あや、ミーミューズでファンクラブ開設「今までより近い交流がしたい」モデルプレス
-
うにとおからのおやつ&歯磨きタイム!ほのちゃんとのツーショットもらいばーずワールド
-
真島なおみ、大人なブラック衣装で美スタイル披露「すごくめっちゃかわいい!」WWS channel
-
安田顕が培った経験を注ぎ込んだ“源内”「白湯(さゆ)の湯気が源内の心に染みたと思っています」<べらぼう>WEBザテレビジョン
-
【漫画】介護士のウメ、心温まる送別会から急転直下の事態に絶句「お尻ふきます!!」(118)テツオさんの鈴の音(後編)WEBザテレビジョン
-
まさに「努力の賜物」…みちょぱ、ボディラインに見惚れる美背中ショット公開ENTAME next
-
山賀琴子、美腹筋際立つビキニショット公開「バキバキでかっこいい」「完璧ボディ」と反響モデルプレス
-
知的な現役女子大生・工藤梨菜が“メガトン級Iカップ”の神ボディを堂々披露【写真10点】ENTAME next